雑学

箸の産地は?

日本でも有数の伝統工芸品、お箸その産地を紹介していこうと思います。

 

  1. 津軽塗(青森県)
  2. 会津塗(福島県)
  3. 若狭塗(福井県小浜市)
  4. 木曽塗(長野県)
  5. 輪島塗(石川県)
  6. 山中塗(石川県)
  7. 春慶塗(岐阜)
  8. 江戸箸(東京都)
  9. 竹箸(大分県)

 

主な産地はこんな感じですね

塗箸はとても手間暇がかかる。

まさに伝統工芸品という感じです。

 

津軽塗

 

 

日本最北端の漆器で津軽ヒバを素地に木地に布を貼り何回もいろいろな色の漆を塗り重ねて研いで色を出す

独特な模様が特徴。

 

  • 唐塗
  • 小紋風の粋なパターンの「ななこ塗り」、
  • つや消しの渋い黒地がモダンな肌合いの「紋紗塗り」

頑丈な作りが特徴、津軽の馬鹿塗りなどと呼ばれ50工程もの作業がある。

 

 

手間暇がかかっている。

 

 

 

会津塗

会津塗の特徴は多彩な加飾の美しさと縁起の良い意匠です。

他の産地よりも溝を細かく浅く彫るので表情が柔らかい印象

お箸の製造は少なく希少

 

 

若狭塗

卵の殻や貝を細かく砕いたものを塗したり松の葉で模様を作る、その上に漆を塗り重ねてから研ぐ「研ぎ出し技法」を使った

 

『古代若狭塗箸』と大衆の塗り箸、更には携帯箸、子供箸まで幅広く生産されている『新若狭塗箸』があります。

 

 

木曽塗

ヒノキを使い、摺り漆という漆を塗っているため滑りにくく掴みやすいお箸になる。

飾り気のないシンプルなデザインで木地の美しい木目を生かす「木曽春慶」。「木曽堆朱」は木地に下地を付けて漆をたっぷりふくんだタンポを使用して模様付けしていきます。

 

 

輪島塗

輪島塗は彫を入れて所に金粉や銀粉を入れ込む沈金やの技法や蒔絵が有名

100を超える工程を経ては初めて完成する。

そのため非常に頑丈で品質も高い

アスナロの木や米桧葉等を木地に使うため塗肌もきめ細かく軽くて上品、高級感のあるお箸

 

 

山中塗

山中塗の特徴は美しい木目が際立つような仕上がりになっている事

山の中で木地を挽いています。

 

 

春慶塗

 

透漆(すきうるし)塗りが有名

透き漆とは漆の木から取れた気漆にナヤシ(かき混ぜて成分を均一にする)やクロメ(加熱して余計な水分を抜く)などをして飴色になった漆

これを透き漆と言います。

 

この透き漆を塗り重ねて作る透き通った深い色合いが特徴

透明度の高い透き漆を春慶漆と呼びます。

 

 

飛騨銘木の「一位(いちい)」を雌黄(しおう)、弁柄(べんがら)などで着色し、

春慶漆を上塗りし木目をより一層美しく際立たせた独特の塗り箸です。

 

 

 

江戸箸

 

 

銘木(黒檀、紫檀、鉄木、その他希少材等)を使いシンプルな八角形や七角形に仕上げたお箸

漆はあまり塗らず透き漆を塗る程度。

大きく使いやすい

 

 

竹箸

 

先の細さや全体の形にこだわったお箸

煤竹、ゴマ竹、虎竹、雲紋竹などを使い竹特有のしなりが特徴

美しくしなやかで使いやすいお箸です。

 

 

 

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