痛絵馬が流行っていますね。
年々クオリティが高くなっていますが
絵馬に絵を描く時は気をつけないといけないポイントがあります。
木材に絵を描く時はにじみが出て上手く線が引けないのです。
そこで活躍するのが撥水スプレーです。
撥水スプレーの種類
撥水スプレーにはシリコン系とフッ素系があります。
シリコン系
シリコンで表面を覆う。
そのため水をはじくが油ははじかない
空気や水蒸気も通さないため通気性がない
服などの布に使うと通気性がなくなり蒸れる。
痛絵馬を描くには向かない。
フッ素系
フッ素系は水をはじく粒子で覆う。
つまり防水ではなく撥水だ。
水は通さないが空気や水蒸気は通すため通気性がある。
ただ強くこするとコーティングがハゲる。
【水も油もはじく】ので痛絵馬にはこちらが向いている。
痛絵馬を描く道具を紹介しよう!
鉛筆
主に下書きに使われる
絵馬に使用する場合、芯が硬いと木を彫って溝を作ってしまうため、柔らかい芯の方が良い。
2Bと4Bを使い比べて、4Bの方が書きやすかった。
練り消し
鉛筆の粉が木目に入り込んでしまうので、普通の消しゴムより練り消しの方が消しやすい。
練り消しを使った所は撥水スプレーなコーティングが剥がれるので注意!
油性ペン
絵馬や撥水スプレーとの相性もあるだろうが、今回はPILOTのTwin Markerの方がZEBRAのマッキーより綺麗に発色したので、こちらを採用。
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防水(撥水)スプレー
フッ素系のスプレーを使用。
撥水スプレーが乾ききってないと油性ペンの塗料が多少溶けてきてしまうこともあるので注意!
撥水スプレーの効果は値段関係ないみたいなのでフッ素系なら適当に選んでもok
手順
まず、鉛筆で下書き。
下書きが終わったら絵馬をテーブルに平置きして撥水スプレーをビシャビシャになるまでかける。
布や革と違って撥水スプレーが流れ落ちてしまうので平置きでスプレーしましょう。
側面もスプレーするとキワがにじみにくくなる。
紐は邪魔なのでとりましょう。
揮発性なのですぐに乾く。
(画像は流用なのでちょこちょこ違いますがそれは勘弁してください)
ペン入れ
油性ペンでなぞる
消しゴムをかける
消しゴムをかけて撥水スプレーをかけ直して完成。
水性の絵の具などで色をつけたい場合
消しゴムで撥水スプレーのコーティングを剥がしてから絵の具を塗ればいい。
この時は練り消しよりも普通の消しゴムの方がやりやすい。
まとめ
- 鉛筆で下書き
- 撥水スプレーを絵馬にかける
- 油性ペンで下書き。
- 消しゴムをかける。
- コーティングが剥がれているので撥水スプレーをかけ直す。
- 水性の絵の具を塗るならコーティングを剥がしてから。
とまあこんな感じで作られた痛絵馬がこんな感じです。
痛絵馬コレクション2015
ではでは(^○^)ノシ
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