インドの蛇使いが笛で蛇を操る大道芸は有名ですが
蛇、コブラには人間のような耳がないのどうやって笛で操っているのでしょうか?
実は蛇を笛の音で操っているわけじゃない
どうやら蛇使い秘伝の方法があるみたいです。
蛇には耳がない
蛇には人間のような耳はありません。
つまり音を聞いて判断する事はない。
しかし、蛇には内耳という器官があり体に触れたもや体にぶつかった音を下顎や骨、筋肉などを通じて内耳に伝わり、音を聞いています。
笛の音では蛇は反応しません。
これはYouTubeの動画を見れば一目瞭然ですね。
蛇使いはどうやって操る?
蛇使いはカゴに入ってる蛇(インドコブラ)に対して笛を吹く時の指使い
指の動きに反応させたり足でカゴを軽く叩いたりする事で蛇を操っています。
笛の動きやカゴを叩かれた振動で蛇は動いていたわけです。
動画を見てもらえば分かるが籠を触ったり籠のフタをブラブラさせる事でヘビを警戒させている。
音には反応しておらず籠を回したりフタをブラブラしているのに反応している。
蛇使い どこの国?
蛇使いがいる国のはインドです。
蛇使い発祥はインドで蛇使いを生業とする漂泊民などがいたようです。
最盛期には数十万の蛇使いがいた、しかし2000年代後半になると野生動物保護のために保護法が厳格化して
コブラの捕獲が事実上不可能になった。
コブラの養殖とかをしていれば問題なかったのだろうけど
蛇使いたちはコブラは捕まえるものという意識があったんだろうな。
2022年現在、蛇使いは急速に姿を消している。
コブラに関しては1~2年間の契約でその後は自然に帰すのが決まりだそうです。
コブラを使うけれど危なくないの?
コブラには猛毒があるのは有名な話です。
熟練の蛇使いと言えど噛まれてしまう可能性は〇じゃない
だから、コブラの毒牙をあらかじめ抜いておく事で噛まれても平気なようにする。
・・・・・この辺りが保護法に抵触するのかも?
毒牙が無くなったら獲物が取れないからな~
蛇使いの笛の名前
蛇使いが使う笛はプーンギと呼ばれインドやその周辺地域で演奏されている気管楽器
北インドでは「プーンギ」「ビーン」、南インドでは「マグディ」と呼ばれます
フラスコ形のヒョウタンの底に、竹管などを2本糊(のり)付けして差し込んだもので、ヒョウタンの首が吹口、内部の空洞が空気室の役割をします。
ヒョウタンと2本の管があるのが特徴的ですね。
楽天市場で購入する事が可能
まとめ
蛇使いは音で蛇を操っているわけではなく身振り手振りや籠を揺らしたり回したり叩いたりして操っている。
現在のインドでは自然保護法の関係でコブラが捕獲できないため蛇使いは姿を消している。
笛の音はどちらかと言うと人間用という感じですね。
BGMをつけないと結構、地味な大道芸になってしまいますし
蛇が音に合わせて踊っているように見えたらそれは笛を操る指の動きや笛の動きに反応しているだけです。
ではでは(^ω^)ノシ
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