ファミコンやスーパーファミコンなどの古いゲームをマイクロSDカードにインストールして
遊べるレトロフリーク今回はその検証動画をレビューしてみようと思う。
レトロフリークの箱はこんな感じ
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検証動画
レトロフリークの内容
本体
カートリッジアダプター
専用コントローラー
コントロラーアダプタ(ファミコン、スーパーファミコン、ニューファミコン、メガドライブ、PCエンジン)などが取り付けられる
hdmi ケーブル
電源アダプター
本体の重さはファミコン本体よりも軽い
レトロフリーク起動画面
動画のレトロフリークはアップデート完了済みでmicro SDカード挿入済みです。
起動画面はこんな感じ
起動が完了するとこんな感じの画面になる
まだカセットを差し込んでいない状態です。
カセットを差し込むと
ゲームをmicro SDカードに読み込んでいます。
カセットの中にあるセーブデータも一緒に保存されるので冒険の続きから始められますよ。
ここは当然【はい】を選択してmicroSDにインストールします。
インストールが終わったらカセットを抜いてしまうとレトロフリークへの負担も少ない
これでゲームが遊べます。
ドット絵について
ドット絵はレトロフリークの性能ならデフォルトでも綺麗だけど
設定をいじる事で更にはっきりくっきり映るようになる。
フィルタリング設定ができるので設定をいじるとこうなる。
ドット絵(デフォルト)
デフォルトでも結構きれいに映ります。
映像フィルターをいじる事で更にきれいに写す事もできます。
2xSal
映像フィルターはドットを滑らかにしてしまうんです。
Super 2xSal
Super Eagle
Scale2x
lq2x
hq2x
倍速モード
Xボタンを押しながらオプションボタンを押すと倍速モードになる
RPGのレベル上げなんかにぴったりのモードただし、音は出なくなる。
クイックセーブ
オプションボタンとLボタンRボタンを押すとセーブ画面が表示され。
オプションボタンを押しながらRボタンの同時押しでクイックセーブができます。
オプションボタンを押しながらLボタンの同時押しでクイックロードができます
高音質
動画を見てもらえばわかりますがなかなか高音質です。
拡張音源にも対応しています。
オリジナルゲームもプレイ可能
最近ではファミコンゲームのROMデータが入っているCDを付録にしている雑誌などもあり
そういうゲームも問題なくプレイできる。
パソコンに眠っているROMもレトロフリークでプレイ可能です。
パッチも当てられる
ゲームパッチを当てる事で海外のゲームを日本語化させたりするパッチになります。
そういうパッチもレトロフリークでは当てられます。
著作権
レトロフリークはカセットのデータを吸い出してしまうので著作権の問題がありますが
microSDに保存したデータを譲渡、販売しなければ大丈夫、あくまでも私的利用の範囲なら著作権は問題なしです。
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レトロフリークの互換性と性能比較
レトロゲーム互換機を選ぶ際、対応するプラットフォームの種類や機能、オリジナルハードとの違いは非常に重要です。
ここでは、レトロフリークの互換性と、他の互換機との性能を比較し、選択の際に役立つ情報を提供します。
1. レトロフリークの対応機種と互換性
レトロフリークの大きな強みは、11種類ものレトロゲームハードのカートリッジに対応している点です。
以下は、レトロフリークでサポートされている代表的なプラットフォームです:
- ファミリーコンピュータ(ファミコン)
- スーパーファミコン(SFC)
- メガドライブ
- PCエンジン
- ゲームボーイ・ゲームボーイカラー
- ゲームボーイアドバンス
- セガマスターシステム
- NES(海外版ファミコン)
- スーパグラフィックス
- ターボグラフィックス
これにより、複数のカートリッジを1台の機器でプレイでき、さらにセーブデータのバックアップや、カセットの吸い出し機能も備えているため、カートリッジ自体を保護しながら遊ぶことが可能です。
2. 他のレトロゲーム互換機との比較
レトロゲームをプレイできる互換機にはいくつかの競合製品がありますが、代表的な互換機とレトロフリークの違いを見てみましょう。
a. RetroN 5
RetroN 5はレトロフリークと並び称される人気のレトロゲーム互換機です。以下が両者の比較です。
機能 | レトロフリーク | RetroN 5 |
---|---|---|
対応カートリッジ | 11種類 | 9種類 |
セーブデータの吸い出し | 可能 | 可能 |
パッチ対応 | 海外版ゲームの日本語化パッチ対応 | 非対応 |
HDMI出力 | 対応 | 対応 |
クイックセーブ | 対応 | 対応 |
倍速モード | 対応 | 非対応 |
オリジナルコントローラー使用 | 対応(アダプター付属) | 対応(オリジナルポート使用) |
価格 | 約30,000円前後 | 約20,000円前後 |
RetroN 5は、レトロフリークと比較して価格が安く、同じくHDMI出力やセーブデータ吸い出し機能を備えていますが、対応するカートリッジ数が少なく、パッチ適用や倍速モードといった機能がありません。
b. Polymega
Polymegaは、より高機能なレトロゲーム互換機で、ディスクメディア対応が特徴です。
機能 | レトロフリーク | Polymega |
---|---|---|
対応カートリッジ | 11種類 | 5種類(モジュールを追加すればさらに対応) |
ディスクメディア | 非対応 | 対応(PS1、Sega CD、PCエンジンCDなど) |
価格 | 約30,000円前後 | 約50,000円前後 |
パッチ対応 | 対応 | 非対応 |
HDMI出力 | 対応 | 対応 |
エミュレーション精度 | 高い | 非常に高い |
Polymegaは、ディスクベースのレトロゲームにも対応しており、幅広いゲームメディアをサポートしています。
価格は高めですが、CDベースのゲームを大量に持っている場合や、精度の高いエミュレーションを求めるユーザーにとっては魅力的です。
3. オリジナルハードとの違い
レトロフリークを使う際に、オリジナルのハードとどのような違いがあるかも気になるポイントです。
a. 映像・音質の向上
オリジナルハードでは、古いアナログ出力(RCAケーブルなど)を使用していましたが、レトロフリークはHDMI出力に対応しています。
これにより、現代のテレビやモニターでくっきりとした映像でレトロゲームを楽しむことが可能です。
また、レトロフリークは映像フィルタリングやドットの調整機能を搭載しており、好みに応じて映像のクオリティを調整できます。
音質に関しても、拡張音源に対応しており、オリジナルのゲームサウンドをクリアな音質で再現できる点が優れています。
b. ゲーム進行の利便性
オリジナルハードでは不可能だったクイックセーブや倍速モードといった機能を追加できるため、特に難易度の高いゲームやRPGのレベル上げ作業に便利です。
これにより、ゲームプレイがよりスムーズに進むのが大きな利点です。
4. レトロフリークの魅力と注意点
魅力
- 幅広い互換性:11機種のカートリッジに対応し、これ一台で様々なプラットフォームのゲームをプレイ可能。
- データの吸い出しと保存:カセットのセーブデータをmicroSDに保存できるため、物理メディアの劣化を防げる。
- パッチ適用:海外版ゲームの日本語化や、ファンメイドのパッチを適用できる柔軟性。
- 快適なプレイ環境:倍速モードやクイックセーブなど、現代的なプレイ体験を提供。
注意点
- 価格の高さ:他の互換機と比べて高価なため、予算によっては購入のハードルが高い。
- ディスクメディア非対応:ディスクベースのゲーム(PS1やSega CDなど)をプレイするなら、Polymegaなどの選択肢も検討する必要がある。
結論
レトロフリークは、幅広い互換性と利便性を備えた非常に優れたレトロゲーム互換機です。
オリジナルのハードに比べて、映像や音質が向上しているだけでなく、ゲーム進行を快適にする多くの機能を搭載しているため、レトロゲームを快適に楽しみたい人には理想的です。
一方、ディスクメディア対応が必要な場合や、さらに高精度のエミュレーションを求める場合には、Polymegaといった高機能モデルも検討する価値があります。
購入の際には、対応するゲーム機や予算、機能性に応じて選ぶのが良いでしょう。
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