歯周病の原因
一番、最初になる原因としてはプラーク、歯垢になります。
これがバイキンの塊で歯の境目についてそれが一週間以上除去できないと歯石に変わる。
歯石が嫌気性菌(けんきせいきん)と言って空気が嫌いな菌が殆どなので歯茎の深いところに入って骨を溶かす
それによって歯周病が進む。
最近、プラーク(歯垢)というのは血管の中に入ってくる事が分かってきました。
歯周病が病気の元を作って糖尿病、血管病等を引き起こす原因になります。
全身にプラーク(歯垢)が巡るという恐ろしい事態になります。
歯周病は全身のために予防した方がいいと思います
参考動画
歯周病とタバコ
喫煙者は非喫煙者よりも歯周病になる可能性が2~9倍とリスキー
がんや心臓病のリスクを高める事は知られていますが歯周病にもなりやすいのは知らない人が多いと思います
タールやニコチンが歯垢をつきやすくし血流を悪くしたり歯周病菌を増加させたりします。
免疫機能を低下させ炎症が起こりやすくなる。
タバコを吸わない人でも周囲にタバコを吸う人がいると歯周病のリスクは高まります。
副流煙でも歯周病のリスクは57%も高まる。
喫煙者の場合、歯周病の症状が表に出にくいため気がつかない内に歯周病が進行している可能性もあります。
喫煙者で歯周病に悩まれている方は禁煙をおすすめします。
禁煙すれば歯周病だけじゃなく生活習慣病の予防になりご飯も美味しく食べられますよ。
参考動画
歯周病の誤解
今回は歯周病に対する誤解について書いていきたいと思います。
歯周病になる方は歯磨きが下手だったり、怠けていたりしたからではないと思わっていませんか?
実はそうではありません、歯周病菌、特にトレポネーマなどの強い細菌に感染した方が歯周病になります。
一旦歯周病になってしまった後の治療に歯磨きというのは確かに有効です。
歯間ブラシを使ったり奥歯の奥まで奥歯の裏まで磨けば歯茎は良くなってきます。
ただし、これは殆どの場合一時的な効果で終わってしまいます。
歯磨きに何分、何十分、何時間も時間をさける方は少ないと思います。
毎日、朝昼晩と歯を磨く時間を確保するのは至難の技です。
それで半年、一年かかって歯周病が良くなったように見えても歯周病菌がいる限り再発の可能性は非常に高い
1年後2年後、また歯周病が再発してしまう、また歯磨きからやるのは大変な精神力が必要
担当する歯科医や歯科衛生士もまた再発した方に歯磨き治療をするのは非常に難しいことです。
そんな折、歯周ポケットの歯垢を顕微鏡で検査する。そして殺菌するという治療法、予防法があります。
もうこれ以上の治療法、予防法はないと確信しました。
歯周病菌を除菌して口の中から無くせば徹底した歯磨きをしなくても歯茎は良くなります。
そして永続的に歯茎の健康を保つ事ができます。
是非、歯磨きで悩まれている方、歯周病が再発してしまった方は歯医者に行きましょう!
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