鏡開きというのは12月28日にお供えした鏡餅を下げる日の事ですが
鏡開きはいつなのか?いつ食べるのがいいのか?
そこら辺を詳しく解説していこうと思います。
鏡開きと言えば@kesuikemayakuは小学生くらいの時に地元の剣道場で稽古始めに鏡開きにお汁粉を食べた記憶があります。
寒かったから美味しかったな~
鏡開きはいつやるの?
鏡餅を下げる鏡開きですがいつやるかと言うと松の内、門松が飾っている期間を終えたら鏡開きをする時期です。
大体、1月15日くらいですね関東地方だと7日に省略してしまうらしいですけど。
というわけで1月7日~15日くらいの間に鏡開きをするのがいいと思います。
この辺り、割とアバウトですよね八百万の神は大雑把だから多少遅れても問題はないですけどね。
正確な時期を言えば
- 関東では1月11日
- 関西では1月15日
元来、鏡開きは1月20日に行われていましたが時の将軍
江戸幕府三代目将軍、徳川家光公が慶安4年4月20日に亡くなったのを気に
20日というのを避けて行われるようになったそうです。
神様を敬う行事なのに変な感じですが天上人という意味では家光公も同じなのかもしれませんね。
鏡開きとは?
鏡餅は丸いお餅を三種の神器である八咫鏡(やたのかがみ)に見立てて神様にお供えしています。
古来より祭事にお供えされるのは鏡だったのですが、穀物の神様「歳神」様へのお供えとして、鏡餅が広く用いられるようになったのです。
まだ、鏡が高くて買えない時代の名残なんでしょうか?
江戸時代には鏡は量産されていたようですから農民でも平民でも幅広く使われていたようです。
身だしなみを整えるために鏡はいつの時代でも需要があったんですね。
閑話休題。
なぜ鏡開きというのか
鏡餅には松の内の間、鏡餅に神様が宿ると言われています。
松の内を終えたら鏡餅を下げて食べる風習が鏡開きです。
1年間の無病息災を祈って下げた鏡餅をありがたく食べていたのが始まりです。
つまり年神さまの魂が宿っている鏡餅を食べる事でその力を授けてもらうという事です。
ついでに包丁で切るのは切腹のイメージがあるから小槌で割っていました。
それなら鏡開きじゃなくて鏡割りだろうと思われるかもしれませんが
鏡割りは語呂が悪いし縁起も悪い、末広がりを意味する【開き】という言葉が使われるようになったそうです。
鏡開きは仕事始め、稽古始めに行われる事だったので今でも剣道などの武道では稽古始めにお汁粉を食べる風習があります。
というか江戸時代は1月11日くらいまでみんな仕事してなかったのかよwww
農民はやる事もないから仕方ないとしても町民はもっとやる事があったろうに。
現代日本もこの半分くらいでもいいからのんびりでいいんじゃないでしょうか?
なんでお汁粉で食べるの?
単純に言えばそっちの方が美味しいから昔は丸いお餅を重ねておいただけだから
1月11日とか15日になれば乾いてカチカチ、ハンマー手頃な大きさに砕いたとしても
カビとかも生えていたかもしれません、なのでお餅の見栄えもよく美味しく食べられる食べ方がお汁粉というわけです。
多少見栄えが悪くてもお汁粉ならお餅が隠れるので問題ないというわけです。
現在、鏡餅はプラスチックのケースが鏡餅の形で中に四角いお餅が入っている物を買うのが主流なので好きな食べ方をすればいいと思います。
お雑煮とか普通に焼いてもいいし力うどんにしてもいい、お餅をあげるのもお菓子みたいになって美味しいと思います。
まとめ
鏡開きは神様にお供えした鏡餅を金槌とか木槌で叩いて割って
割れたお餅を料理して無病息災を祈って食べる風習なんですね。
いつやるかと言うと
関東では1月11日
関西では1月15日
剣道とか武道では稽古始め、稽古した後に鏡開きをする風習がある。
こんな感じですね
ではでは(^ω^)ノシ
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