稽古が終わると左足のかかとが痛いなんて事は剣道ではよくある事。
この現象というのは地面を強く蹴る事で足裏やアキレス腱に負荷がかかるため起こります。
調べてみるとボクシングなどの格闘技でも地面を強く蹴る足、踵が痛くなってしまうそうです。
空手などもそうですが強く地面を蹴る運動をすると足裏というか踵を傷めやすい
地面を蹴る動きはかかとを傷めやすい
実のところ地面を蹴ろうと意識した場合、足裏から足首までに強い力が発生します。
全体重を乗っけて体を上に持ち上げる動きをします。
個人的な考察ですが、体の重さが足首、アキレス腱に集中してしまう。
なので負担が大きい。
実際に比べてみると分かりますが地面を強く蹴ろうとすると負荷が足裏から足首に集中してしまう。
その反面、体が浮き上がって察知されやすい。
左足は蹴るのではなく踏む動き。
構えの乱れが原因
地面を蹴る(ふくらはぎ)を主に使った動きをすると足裏が引っ張られ緊張状態が続いてしまう。
左足のかかとを上げすぎたり、足幅が広かったりすると常に緊張状態になり足を傷めやすい
常に負荷をかけ続けるというのは良くないですね。
なので足幅を確認し、広ければ狭くしましょう。
左右の幅は拳1個分、左足のつま先は右足のかかとに合わせるのがベスト
それよりも広い、もしくは小さいと体に負担がかかるかもしれません。
改善案として
剣道の左足かかとの痛みは足底筋膜炎と呼ばれる症状である場合が多い
足底筋膜炎はスポーツなどで使い過ぎが原因だったり、立ち仕事、不適切なシューズ、硬い地面での稽古
足の筋力不足や柔軟性不足が原因になります。
剣道で言えば使い過ぎや硬い地面、そして筋力不足や柔軟性不足が原因になりますね。
足底の筋トレやストレッチを稽古に取り入れ、更にテーピングなどで補強すると痛みは抑えられるかもしれません。
筋トレに関しては足の指をグーパーしたり強く地面を蹴る動作を取り入れる
柔軟性に関してはしっかり足の裏が伸びるストレッチをするしかありません。
フォームの矯正
剣道で左足が痛くなってしまうのは左足首などに負荷がかかるためです。
つまりかかとで地面を蹴るようなフォームになっている。
地面を蹴るのはエネルギーのロスが多いため
膝の裏を伸ばすようなイメージで稽古をするとお尻の筋肉やハムストリングスが使えるようになります。
左の親指で地面を蹴るのではなく膝裏を伸ばして地面を踏むイメージで打突を行うと負荷が足裏、足首に集中しない
まとめ
剣道で左足のかかとが痛くなる原因は
- 足裏、足首を使い過ぎて炎症が起きている
- 筋力不足や柔軟性不足
改善案としては
- 足裏、足首を筋トレ
- 足裏、足首をストレッチ
- 左足で地面を蹴るのを止める
左足の膝裏を伸ばす事で地面を強く踏むようにすると
左足で地面を蹴る時よりも足首に負荷を感じる事はなくなると思いますよ。