基礎

見取り稽古のコツとは

見取り稽古は他人の稽古を見て分析をする稽古です。

自分よりも上手な人、下手な人どちらでも構いません

 

 

見て良いところは取り入れる、悪いところは弱点として分析する。

ただ、漠然と他人の稽古を見てもいけない

 

きちんとテーマを持って見取り稽古をする事が大事

 

 

言語化できない細かい動きを分析する。

先生の動きを見て真似をするこれは言語化できない細かい部分を補完するのに有効

格上の剣士であれば基礎的な素振りの段階でも見取り稽古の価値がある

 

どうやって身体が動いているのか?それを分析する事は非常に大切です。

見て覚えろというのはこういう細かい部分を模倣する技術を磨けという意味でもあります。

 

 

一から十まで教えられる人はいないし無自覚にやっている動作があったり

武道の稽古によって自然とそういう動きができるようになっている可能性もあります。

 

 

 

自分と比較しながら観る

見取り稽古では自分と比較しながらが観る事が大事です。

自分ならどうだった?自分の素振りと相手の素振りはどう違う?

〇〇さんと稽古している時の動きで真似できるか?

 

 

 

などなど、自分で再現できるすごい動きを見つける

また、自分ならスキをつける弱点を探す事が大事

 

 

 

見取り稽古は動画撮影した自分からでも出来る。

自分の動きを客観的に分析する事も大事。

悪い動きと良い動きをきちんと主観的な視点だけじゃなくて客観的な視点で分析する。

 

 

剣道に限らずどんなスポーツでも大事な稽古になる。

 

勝った試合、負けた試合など分析すると得られるものも多い

 

 

 

見取り稽古は難しい

見て技を盗むというのは難しい、目付けをどこにするのか

何を観るのか?

 

 

例えば足さばきを観察するのかそれとも肩を観察するのか

どこに目をつけるか?

そして覚えたい技を持っている人とそうじゃない人の違いを分析する。

 

 

これは上級者になればなるほど必要な能力。

動きに無駄がないように見える人がいる、その理由を分析するのは難しい

肉眼で観るよりも動画でスロー再生した方が良いくらいです。

 

 

試合を観るにしてもどちらか片方を注視した方がいい

両方を平等に見ようとしても分析しきれない

 

 

どういう技の傾向があるかなど細かく分析できると強くなれると思います

 

 

まとめ

見取り稽古で分析力を鍛えるべし

全体をフワッと観るだけじゃなくて場合によっては身体の動きや足の動きに注目すべし

 

動画などを撮影し自分と他人を比較するのもありです。

 

良い動きは取り入れ、悪い動きは分析して他人に説明できるくらいなるとベスト

これは非常に難易度が高いけど

 

ではでは(^ω^)ノシ

 

 

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