基礎

肩の力を抜く理由とは?全身の力を伝える妨げになる?

武道に限らずスポーツでも肩の力を抜けと指導されるそれはなぜでしょうか?

簡単に説明するなら肩が力んでしまうと力が出ないからです。

 

 

スポーツにしろ武道にしろ肩の力は抜けと指導されます。

全身運動によって得られる力が使えないからです。

 

 

むろん肩の筋肉だって必要ではあるけど、やはり無駄な力が入ると素振りをしても遅いし威力が出ない。

肩に余計な力が入っていると疲れるし怪我の原因にもなる

 

もっと言えば肩以外にも余計な力みがあってはいけない

体に力みがあると筋肉で作ったエネルギーを上手く作用させられない

 

 

 

肩に力が入ると剣道ではどんな悪影響がある?

素振りが遅くなるし疲れやすい

一生懸命、竹刀を振ってもスピードの威力もでません。

 

 

更に言えば肩が上がりやすいため胴が空きやすくなる。

実際、極端に力が入る人は少ないけど

 

 

僅かに動きが遅れるため隙ができやすい。

 

 

 

力を抜くには?

 

力が入るクセがついている場合は力を抜く

どうすればいいかと言えば全力で力む

 

 

肩に力が入るなら肩を思い切り耳によせるようにして力を入れる

そこから力を抜く事で余計な力を抜く

 

肩を上げてストンと肩を落とす

これを繰り返す事で力が抜けます。

 

思い切り筋肉に力を入れる事で力を抜きやすくなる。

 

 

 

なぜ肩に力が入るのか?

剣道をしていて竹刀を振るときに肩に力が入るのは

肩甲骨が動いていないのかそれとも早く振ろうとして力が入ってしまう。

 

 

肩というのは動かしやすくそれでいて力が入りやすい

だけど余計な力が入ると動かしにくくなる。

 

 

肩で分かりにくいなら他の筋肉を力ませながら動いてみると分かる

例えばお尻を絞めるように力を入れると歩くのが上手くできない

 

 

ギクシャクした動きになる。

肩でも同じ事が起きるため全身の動きに影響が出るというわけです。

 

 

素振りで矯正するには?

どうしても肩に力が入る場合

素振りをしていても効果が半減なので矯正方法を紹介します。

 

 

竹刀を構えて振りかぶる時に

 

 

肘を内側に絞る。

肘の内側を上に向けるようなイメージで竹刀を振りかぶる。

 

そうすると肩よりも肩甲骨が動くようになるので肩に余計な力が入りにくい

 

どれくらい肘を絞るのか?脇を締めるのかは個人差があるので稽古しながら

ベストな姿勢を探してください。

 

 

肩に力を入れるというのは肩だけで竹刀を動かそうとしているため

なので肩甲骨などを動かせるようになると

 

 

姿勢がしっかりしていれば全身の筋肉を連動させやすくなる。

 

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