日本の奨学金は借金で返済の義務があります。
ただ、奨学金が返済できなくて学ぶために借金を背負わせる社会がなどとニュースで報道されていたそうです。
かなり痛烈に批判したりいろいろツイートされていたので紹介します。
奨学金を返済するのは大変ですがまともに就職できればちゃんと返せるお金。
でも、奨学金のせいでお金が貯まらないとか投資ができないといろいろな問題になっている気がします。
ツイート
だったら大学なんて行って目標もなく 遊んでないで勉強していいところ就けるようにがんばれよ 大学行ってるくせに低脳かよ それか、高校出たら速攻で就職すればいい話 pic.twitter.com/4lG2yUSfG9
— きち＠ER34改乗り (@nikokira_34_htn) 2015, 12月 3
奨学金の滞納者が学ぶために借金するなんておかしいと訴えている事に対しての批判ツイートですね。 批判的な事を言いたくなるのもわかりますね。
奨学金とは？
奨学金というのはざっくり言うとこいつが大学で専門的な知識を学ぶ事ができないなんて社会の損失だ。
だから、社会で援助してやろうというのが奨学金、基本的に優秀な人間が経済的な理由で大学に入学できない場合において借りられたり 補助金として支給されるお金の事。
公立の大学は国の制度で奨学金を貸す、私立大学は独自に奨学金制度を作っている場合があり 返済義務もない場合が多い。
私立の場合は優秀な学生を確保するために使う手段ですね。
調べてみた結果。 ⇒慶應さん：『大学が独自で行っている奨学金は、すべて返済の必要がない給付の奨学金です』 ⇒早稲田さん：『大学が独自に設置している学内奨学金は、おおよそ100種類。そのすべてが返済不要の給付奨学金で、学外奨学金との併用が可能となっています』 私立すごい(；・∀・) — カルロ・ゼン (@sonzaix) 2015, 12月 3
奨学金が返済できないのは甘え？
平成20年のデータでは返還率が79.7%で2割の人が返せない中8割の人は返してます つまり殆どの多くの人間が利用しているけれどしっかり返済しているという事です。
奨学金を借りた時点でそれを意識して勉学に励む必要があるし、就職活動をするべき。
何も考えずに制度を利用して借金が残ったとか言っているようではダメだと思います。
月々5万円ほど借りて月々の支払いは2万円くらいです。
社会人になったら返せない金額ではないと思います。
世界では？
この40代ぐらいのオバちゃんみたいな顔した大学生の言い分も強引過ぎるけど 世界規模で見てみよう 「奨学金は返すのが当たり前」の国はどうやら日本ぐらいらしい pic.twitter.com/YTdOi3puTZ
— だれんす (@D4Lns) 2015, 12月 3
世界的には奨学金は給付するものらしい、だがここは日本だ。
Twitterの反応
意図的なミスリードは感心しないな〜…いわゆる日本の奨学金制度はJASSOの学生ローンじゃん。
米国でもMBAとってエリート目指す学生なら2千万近く借金するし返済もするよ。
同じだよ？米国でも天才だけが貰えるホントの奨学金と比べちゃダメでしょ？
無料で大学に行ける国は存在しますが、スウェーデンの場合は消費税などが日本に比べて税金が高額。
やはり何か犠牲にしないと奨学金滞納問題は解決できないのか？ グラフを見た限り、日本だけではなさそうですね。
海外によって事情が違うそうです。
そもそも、奨学金のシステムが違うでしょ。
米国とか企業がお金出してくれて、そのかわり優秀な卒業生をその企業が優先して採用できるとか。
お金出してる企業も名の売れた企業だけど
アメリカの大学に入学した友達の話では、奨学金の審査が厳しく論文を幾つも提出し、
それに学費を稼ぐためにアルバイトに精を出すから、忙しくって、すんな り単位をとれるわけでもないらしい。
ぼくの知っている日本の奨学金は審査が緩かった事を考えると、日本とはバランスが違うのかも。
借金とわかってない人多いなら学生ローンにでも改名すべき
奨学金が返済できないという問題の本質
借りた奨学金は返すのが当たり前。それとこれ（日本に給付型の奨学金制度が少ないこと、財源をこっちに充てなかったこと）とは別問題。もっと別問題で本当に問題なのは奨学金を借りて専門的なスキルを身につけた若者がそれをお金に換えることのできない今のデフレの世の中。 — SANSUiヽ(ﾟ∀ﾟ)ノ (@3pF) 2015, 12月 4
この奨学金が返せないという本質的な問題というのは奨学金に頼って大学まで行ったけど将来にの展望というかビジョンがない学生や
せっかく専門的なスキルを学んだけどそれを活かせる職場がない、知識やスキルをお金に変える術がない事が問題。
前者は学生の問題だけど、後者は専門的なスキルを学んだけれど全く関係のない業種に就職するしかない人たち
後者は国がなんとかしゃなきゃいけない問題ですね。
具体的に言えば就職先が見つかるようにしてやらなきゃいけないと思う。
そもそも奨学金を返す制度がおかしい
奨学金制度というのは優秀な人材を育てるための制度なのにそれを借金のように扱うのはおかしい話なんです。
そもそも高学歴の大学で一生懸命、勉強した人物が１流企業、大企業に勤めたり起業してバリバリ稼いでいけば
国は所得税をたくさん得る事ができます。
今の制度だと所得税+奨学金の返済になっていて少々、取りすぎな気がします。
今の奨学金制度では本当に優秀な人材がチャンスを逃す。
借金返済のために時間を使ってしまって結婚や出産のタイミングを逃してしまう可能性もある。
貧乏だけど優秀な人物にしっかり勉強してもらう制度なのに国がお金を投資ではなく貸すというのがこの問題の本質。
借金が足かせになって大胆な選択ができないという事もありえます。
奨学金という制度は元々、貧乏で高等教育を受けられない学生への救済処置。
国から見れば投資であるはずなのに借金という形で学生の将来を邪魔するというのは本末転倒なのではないでしょうか。
まとめ
優秀な人材でも活躍できる場所がないパターンもありますが
奨学金を返済させるよりも高単価な仕事をバンバンしてもらって所得税を納めてもらった方が現実的な気がします。
財源の確保が難しいのかもしれませんが奨学金がもらえるような学生は本当に優秀な人物が多いのだから
下手に足踏みさせるような制度は廃止すべきだと思いますね。
ではでは（＾ω＾）ノシ
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