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旅館とホテルの違いは旅館業法で決められている?

一般的には、旅館は和風の部屋で提供されるイメージがありますが、民宿やペンションを含めるとその基準は曖昧になります。

 

ではホテルと旅館の違いはなんでしょうか?

 

いろいろ調べてみました。

旅館業法で詳しく規定されているそうですが一つ一つ紹介していきます。

 

 

 

 

部屋

客室数はホテルが10室以上

旅館が5室以上

 

5室あれば旅館になってしまうのは意外です。

 

一つの客室あたりの床面積は、洋室なら9平方メートル以上、和室なら7平方メートル以上である必要があります。

また、洋室では縛りが厳しく、寝具は洋式であること、出入口や窓に鍵がかかっていること、客室が壁で仕切られていることといった条件も課されています。

 

 

ホテルの部屋は睡眠が取りやすいように照明の明かりを調節してあります(若干暗い)

旅館は食事をしたりするので照明は明るい

 

 

 

 

お風呂

ホテルは部屋にお風呂(シャワー)がついていないといけない

旅館は公衆浴場があれば部屋にお風呂がなくても良い事になっている。

 

 

つまりホテルは必ず部屋に風呂かシャワーがある。

旅館は公衆浴場があれば部屋に風呂をつけなくてもいい。

 

 

旅館と言えば大きなお風呂ってイメージがあるけどそれは伝統もあるんだろうけど、こういう決まりがあるからなんですね。

 

最近は旅館の部屋にも必ずお風呂がある印象。

温泉♨がメインだからまず入らないけど、入るのは恋人同士でくる人なんかじゃなかろうか?

部屋についているお風呂とはいえ、温泉が引かれていたりしますから

 

 

ホテルの場合は本当に部屋にユニットバスがついている印象。

 

トイレ

ホテルは水洗式の座便式(洋式トイレ)で男女をしっかり分けなきゃいけない

旅館は適当数、トイレがあればいい事になっています。

 

 

トイレに関しては旅館はかなりゆるい気がしますね。

 

 

 

 

食事

ホテルはホテル内のレストランなどで食事をするのが主流。

朝食は必ずついてくるが昼食や夕食は自分で手配する必要がある。

 

 

 

ビジネスホテルなどにレストランが必ず設置されるのはラブホテルと間違えられないようにするため

必ずレストラン(食事ができる場所)を設置するように法律で決まっている。

 

 

旅館では食事を部屋で楽しむこともありますし、大人数の場合は宴会場での食事も行われます。

 

その他

ホテルはカーペットの上を靴を履いたままで歩く

旅館は靴を脱いでスリッパなどに履き替えたり裸足て過ごす

 

ホテルは部屋の中にゲストの許可なしで入れないが

旅館は布団を敷いたり、部屋に料理を運んだりするので仲居さんが結構入ってくる。

 

 

ホテルでは男性従業員が多い傾向にありますが、旅館では女性の従業員(仲居さん)がより多く見られます。

 

 

まとめ

ホテルと旅館、大雑把に区別しても結構いろんな違いがありますね。

この違いを意識して旅行先で泊まる場所を選ぶ失敗しないかもしれませんね

旅館

  • 5室以上
  • 公衆浴場があれば部屋にシャワーはいらない
  • トイレは適当数あればいい
  • 部屋でご飯が食べられる。
  • 靴を脱いでスリッパを使う
  • 部屋の中で仲居さんが布団を敷いたりできる

ホテル

  • 10部屋
  • 部屋にシャワーは必須
  • トイレは洋式トイレを男女ともに作らないといけない
  • ご飯はホテル内のレストランで食べる
  • 靴は脱がない
  • 部屋に勝手に入られる事はない

 

この条件に合致しないと簡易宿泊所とかそういう扱いになったりします。

まあ、民泊とかもあるから更に細かいルールができるかもしれませんね。

 

ホテルも旅館も好きですがやっぱり旅館がいいな~と思う今日この頃です。

 

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