手の甲を相手に向けて、中指を立てるこの仕草、このジェスチャーはフ◯ックサインなどと呼ばれるもので
日本ではそこまで印象が悪くないけど
海外だとトラブルになる。
これは何故かというと伝統的な侮辱のサインだからです。
悪ふざけで使うと怪我じゃすまない事もあります。
◯ァックサインとは？
手の甲を相手に向けて、中指を立てるジャスチャーは
中指を陰茎、人差し指と薬指を陰嚢に見立てたもの
Fuck you"（くたばれ、くそくらえ）という非常に卑猥で相手を侮辱する表現
端的に言って【死ね】という非常に強い意味があります。
他にもお前を犯してやるなどなど・・・
英語で「the middle finger（ミドルフィンガー）」「the finger」または「flip the bird」と言われ
欧米では最大級の侮辱になる。
ただ、古英語では「こんにちは」という意味もあるとか？
今、使ったらダメだけど、古い文献で使われていたら微妙に判断がつきにくい感じですね
※古英語の時代は、449年から1100年ぐらいまで
手話で兄という意味がある？
日本の手話には中指を相手に向けて上げるのが兄
下に下げるのが弟という意味がある。
とは言え海外の手話ではないから要注意
これお互いに知らないとまずい事になりそう。
海外では控えた方がいいかもしれませんね。
逆に手話を使っている人が中指を立てたら兄弟の話しをしているんだと思った方がいい
変に誤解しないようにしましょう。
左右で意味が違うというデマもある
一部で左手で中指を立てるのはダメだけど、右手だと結婚してくださいという意味になるという
デマ、嘘、真に受けるなという話しがある。
右だろうが左だろうが侮辱には変わりないし両手でも同じ意味どころか2倍になる。
どういう経緯でそんな話しになたのか分からないけど
右だろうが左だろうが相手を侮辱する意味だから注意しよう。
歴史、古代ギリシャ時代には？
ファッ◯サインはいつから使われていたのかと言えば
古代ギリシャやローマの文化においては性的な意味を持っていたと言われています。
また欧米の刑務所で使われたジャスチャーでないかという説もあります。
1800年代初頭には、このジェスチャーは無礼のしるしとして認知されるようになった。
古代において性交のシンボルとして使われ、ジェスチャーを受けた人物を貶め、威嚇し、脅すことを意味していた。
ギリシャ語ではこのジェスチャーはカタピゴンとして知られていた（κατάπυγον、kata - κατά 「下方」とpugē - πυγή 「尻、臀部」から）。
アリストファネスの喜劇『雲』（紀元前423年）では、登場人物のソクラテスが生徒に詩のメートル法について質問しているとき、
ストレプシアデスがダクティルとは何かをよく知っていると宣言して指を出す。
ソクラテスはこのジェスチャーをする者を「野暮で愚かな者」と呼んだ
更に誰かの顔に向かって放屁するのと並んで、嘲笑の一形態として繰り返し登場する
エラスムスの『アダージア』では指で肛門に触れるという意味で使われています。
ラテン語では、中指はdigitus impudicusであり、「恥知らずな、卑猥な、不快な指」を意味する。
まとめると古代ギリシャ、古代ローマの時から使われており喜劇においては一種のギャグみたいなものでした。
しかし、非常に下品で攻撃的であった事から相手を侮辱する意味として広まったという感じ
アメリカで最初に中指を立てたのは？
人類学者のデズモンド・モリスという人物の主張によれば
イタリア系移民を経由して米国に伝わった。
公の場で初めて記録は1886年である
ボストン・ビーンイーターズの投手であったオールド・ホス・ラドボーンが、ライバルのニューヨーク・ジャイアンツのメンバーに指を使っているところを写真に撮られた。
まとめ
なぜ中指を立ててはいけないのかと言うと中指と人差し指、薬指で陰茎と陰茎を表し
- 死ね
- くたばれ
- くそくらえ
など非常に強い侮辱の意味になるからです。
このジェスチャー自体は古代ギリシャ・古代ローマからあって
古英語ではあいさつ的な意味もあったけれど
現在では侮辱を意味するため使えばトラブルになるというわけです。
指の意味が分かるとすごく納得できる。
海外で使うとトラブルになる行為だというのも理解できると思います。
ではでは（＾ω＾）ノシ
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