脇を締めると言っても今、読者の皆さんがやってる締め方だはありません。
脇を締めると肩甲骨にスイッチが入るという方法を紹介していこうと思います。
脇を締めるというと大胸筋を使って脇を締める事を想像する人が殆どだし
脇を締めろ!っていう剣道の先生もそういうイメージかもしれません。
ですがそうではありません。
筋肉ではなく骨格によって脇を締める。
そうすると肩甲骨にスイッチが入ります。
脇を締めるスイッチは肘にあり
脇の締め方は簡単です。
右肘を右に回転させてください
左肘は左に回転させてください
肘の内側が天井を向くようにします。
・・・・・はい、これで脇が締まりました。
この状態が脇のしまった状態。
腕と肩甲骨を連動させる状態になりました。
この状態のまま万歳をしてみてください。
明らかに普通の万歳とは違うはずです。
胴体が引っ張られる感覚があると思います。
ちなみに肘の外側が天井に向くように回転させると肩のスイッチが入ります。
竹刀を両手で持っている状態なら簡単にできますが片手で何も持たずに肘を動かすのは難しく練習が必要になる。
肩甲骨が動くメリット
打突時に肩が緊張しない、正確には緊張しにくくなる。
意外と肩の動きで相手の攻撃を察知して防御している場面が多い
肩甲骨が動くと肩をそこまで動かす必要がない。
また、肩甲骨は胴体の筋肉とつながっているため腹筋や背筋と連動しやすい
なので早い打突ができる。
肩への負担がかなり少ない
肩を痛めていてもこのやり方なら腕を上げる事ができる場合もある。
振り上げる瞬間に肘を絞る
常に脇を締める必要はない
振り上げる時に肘を絞って脇を締めるだけでいい
常に緊張させる必要はない
打突する瞬間に肘を数ミリ回転させるだけ
内側へ絞るよう動くため真っすぐ振る事がができる。
後は真っすぐ振り上げて真っすぐ下す
このやり方なら肩に絶対、力は入らない
使う筋肉が全く違うからだ。
普通に素振りをすると肩が痛くなりますが
この方法で素振りをするとわきの下に刺激を感じます。
まとめ
肩甲骨を使った打突をするには肘の内側を打突の瞬間に天井へ向くように絞る
そうすると骨格で脇を締めるので肩に力が入らず肩甲骨が動く
脇を絞った状態の関節というのは馬などの四足動物の関節と向きが同じになる。
つまりそれだけ自由度は無くなるけど強い力を出すには合理的な構造になるというわけです。
リバ剣士は肩を痛めている事が多いので肩甲骨を率先して使っていきましょう。
ではでは(^ω^)ノシ