床屋と言えば昔は一律4000円でした。
これは床屋の組合。
全国理容生活衛生同業組合連合会に加入しているからです。
これにより定休日や値段を一律にして競争をなくしました。
なぜ、値段を一律にしたかというと戦後、衛生面をしっかりして不潔な人間がいないようにしたかったので理容師さんたちが廃業しないようにした。
現在、1000円カットなどの値段が安い床屋があるのは規制が緩和されたから。
現代では床屋は絶対にないといけないものという地位を確立したので後はシビアな競争をしてもらった方が業界が健全になるという事という思惑もあるのでしょうね。
全国理容生活衛生同業組合連合会の既得権益
床屋は基本的に商店街などに一軒あれば良いので一軒あればその商圏2kmはお客さんでした。
これには理由があります。
昔の日本では衛生環境にかかわる仕事は値段競争をさせないことにしていたそうです。
コストカットで衛生環境が悪くなると病気になったりしますから。
という建前で価格競争を防いで既得権益を守っていたというのが本当の所だと思います。
今では法律が改正されて自由に値段をつけられるそうですが
床屋というのは固定客をつかむことが重要、単純に安いからというだけでお客さんにはならないし、価格競争をして低価格にしても結局共倒れになるから
値段を変えない床屋が多い。
ただ衛生環境については品物のレベルが高くなっているので値段を下げても衛生環境に影響しなくなってきたので1000円カットなんかも生まれました。
1000円カットでは徹底的なコストカットと駅中にある利便性で薄利多売をしている。
サービスに違いはあるのか?
1000円カットと普通の床屋だとサービスに違いがある。
顔そりやシャンプーなどしてくれないし
髪を染めるのもしてくれません。
パーマもかけてくれない。
カットだけだから1000円なんですね。
髪型にこだわりのないおじさんたちには大人気だ。
あくまでもカットだけであるqbハウス
だからこそ普通の床屋と競合しないのでしょうね。
床屋には技術の安売りをしない職人気質な人が多いのでしょう。
理容室が潰れないようにするための対策だった。
衛生環境を整えるための床屋ですが、法律ができた当時は衛生環境が良くなかった。
そのため下手に自由競争をさせるとサービスの質が低下したり、潰れたりするお店が増える。
当時は床屋の確保が大事だったので料金は一律4000円にして床屋が潰れないようにした。
現在はそういう規制がなくても大丈夫なくらい理容室、美容室が揃っているという感じです。
普通に安い床屋も存在する。
僕が通っている床屋は大人1600円でカット、顔そり、シャンプーに整髪料もつけてくれます。
肩たたきもしてくれるから普通の床屋と同じ感じです。
普通に安いので地元の床屋を止めてバイクに乗って通っています。
法律が変わった影響で健全な価格競争が起こっているのかもしれません。
まあ、ぶっちゃけて言うと人件費以外はシャンプーと整髪料代くらいしかお金かからないしこれくらいが妥当な値段という気もします。
パーマをかけたり髪を染めたりするのは別料金だしこんなものじゃないでしょうか?
安い床屋が主流になるのでは?
サービスが同じなら安い床屋の方が流行るの自明の理
一律4000円をキープするなら新たなサービスを開始するか特別
腕の良い理容師さんがいないと無理。
デフレの影響もあって一律4000円だとむしろ客が入らないという環境になりつつある。
景気が良くなって物価が上がれば5000円の床屋が出てきてもおかしくないですが。
まとめ
・昔は床屋の値段が決まってた
・昔からある床屋は値段を変えない。
・1000円カットもカットだけだから競合しない
このように、床屋業界は時代とともに大きく変化しています。
現在は自由な価格競争が行われ、消費者にとって選択肢が増えた反面、床屋にとっては新たな課題も増えています。
理髪師の世界はがっちり組合が既得権益を守っていた世界なんですね~
岩盤規制もなくなったから値段の安い床屋が誕生したというわけらしいです。
個人的には髪切るだけで4000円は辛かったから助かりますね。
ではでは(^○^)ノシ