フリーズドライ食品のお世話になっている独身男性は多いお思いますが栄養的に足りるか心配になったりしませんか?
そもそもフリーズドライ食品は体に害がないのか?
普通に乾燥させた食品とはどう違うのか?
普通の干物なんかは太陽の熱と光で微生物が活発化して魚や肉、野菜を少し変質させてしまいます。
フリーズドライではそういう事が起きないのでしょうか?
身の回りにたくさんあるフリーズドライ食品ですが安全で栄養があるのでしょうか?
いろいろ調べてみました。
フリーズドライは栄養は壊れない?
通常の乾燥では100℃かそれに近い熱が加わるのでビタミンやタンパク質が壊れてしまう。
フリーズドライは凍らせたまま乾燥させるのでタンパク質の変質やビタミンが壊れたりしない。
魚の干物なんかは干した時に太陽の熱でタンパク質が分解されてしまうから単純にお湯をかけても元に戻らない。
天日干しなど食品に熱を加える事がないのでビタミンCなどが壊れたりしない
フリーズドライはタンパク質やビタミンが壊れないからお湯をかけてやると元に戻るというわけです。
野菜のビタミンや肉のタンパク質、香りを壊さないため優れた食品乾燥技術と言われています
NASAの宇宙食や血清などの医学の分野でも用いられています。
加熱して乾燥させると栄養が損なわれてしまうがフリーズドライ製法は加熱しないから料理の栄養素は損なわにくい。
熱風で乾燥させた食品よりも栄養が損なわれない。
料理のできない男性から料理する体力のない高齢者の方にも最適です。
野菜の栄養も逃さないフリーズドライは
体に良いのです。
更に添加物をほとんど使わないので安心ですね。
実はふりかけもフリーズドライで作られているものがあります。
ペット用のふりかけとかはフリーズドライで作られています。
フリーズドライの作り方
フリーズドライ食品を作るにはまず食品を凍らせて気圧を減圧することで水分を昇華させます。
※昇華とは固体から気体または気体から固体に変化する現象のこと。
そうすることで食品から水分を抜きカラカラにします。
干して乾燥したもの違い、化学的な変化はあまりない、単純に水分が抜けただけ。
そうなるとフリーズドライ野菜の栄養はそんなに変わらないことになる。
野菜の栄養とはビタミンやミネラル、食物繊維などだ。
野菜の栄養素を壊さずに長期間保存できるフリーズドライを安心して食べて欲しい。
フリーズドライは長期保存可能
長期間保存可能で野菜にも栄養があるフリーズドライ食品。
カップラーメンよりもこちらを備蓄しておいた方が健康には良いかもしれません。
フリーズドライ食品にはどんな物があるか調べてみました。
お味噌汁やどんぶり、カレーライス。
魚や肉もあります。
水分が少ないため、微生物が増殖しないため長期保存ができる。
多少、賞味期限がすぎていても湿気っていなくて変色していなければまず、平気。
理論上の話ですが。
食品をフリーズドライした直後に、酸素も水分も無く、15℃程度の一定の温度の環境で保管すると、半永久的に品質が劣化しないと考えられます。
離乳食にも使われています。
フリーズドライは添加物を少なくできるため、赤ちゃんの離乳食にも使われています。
お湯をそそぐだけで作れるのは便利ですね。
【おかゆ】や【すりつぶした魚】、【かぼちゃ】などいろいろな種類があるみたいです。
赤ちゃんを連れた旅行の時などに用意しておくと、本当にお手軽さを実感できるはず。ママには助かる存在となってくれることでしょう。
かぼちゃパウダーや乾燥野菜など、野菜を少しプラスしたい時や、お菓子作り、パン作りにも利用できてとても便利です。
フリーズドライのデメリット
長期保存ができるフリーズドライの食品ですが袋から出すと
湿気を吸ってしまうため長期保存できません。
真空パックにいれたままなら長期保存できますが外気に触れたら湿気を吸ってしまうため
長期保存できないという事です。
なので袋に穴が空いていたら品質は保証できない。
逆に言えば外気に触れさせなければ長期保存は可能です。
水や酸素に触れてしまったフリーズドライ食品は普通の食品と同じと考えてもらって構いません。
缶詰とかと一緒で開けてしまったら早めに食べる。
フリーズドライ食品と他の保存方法(缶詰、冷凍食品)の栄養価比較
フリーズドライ食品、缶詰食品、冷凍食品は、それぞれ異なる保存方法を採用しており、栄養価や味に違いがあります。
どの方法が最も栄養価を保持するかは、食品の種類や保存期間に依存しますが、それぞれの特徴を理解することで、どの方法が自分のニーズに合っているかがわかります。
以下に栄養価の比較データを示します。
1. フリーズドライ食品の栄養価
フリーズドライ製法は、食品を凍らせた後、真空状態で水分を昇華させて除去します。
これにより、加熱処理がほとんど行われないため、栄養素が比較的保たれるのが特徴です。
- メリット:
- ビタミンC、ビタミンB群、タンパク質、ミネラルが保持されやすい
- 香りや食感も凍結前の状態に近い
- 長期保存が可能で、添加物が少ない
- デメリット:
- 水分が抜けているため、再加水しないと本来の形や味に戻らない
- 開封後は湿気を吸収しやすく、品質が劣化しやすい
栄養価の保持について、ビタミンCなどの水溶性ビタミンは約90%が維持されるとされています。
2. 缶詰食品の栄養価
缶詰食品は、加熱して殺菌した後、密閉して長期保存ができるように加工されています。
この過程で、特定の栄養素が破壊されることがあります。
- メリット:
- 長期保存が可能(通常1〜5年)
- 栄養素が密閉状態で保たれるため、脂溶性ビタミン(ビタミンA、ビタミンE)は比較的安定している
- デメリット:
- 高温で加熱処理されるため、水溶性ビタミン(ビタミンC、ビタミンB群)は減少しやすい
- 添加物が使用されることが多く、味付けが濃い場合もある
ビタミンCに関しては、加熱による損失が大きく、缶詰では約50〜70%減少するとされています。
3. 冷凍食品の栄養価
冷凍食品は、新鮮な状態の食品を瞬間冷凍して保存します。
冷凍時に栄養素はほぼそのまま保たれるため、鮮度を維持したまま長期保存が可能です。
- メリット:
- 加熱処理がされないため、栄養素の損失が少ない
- 水溶性ビタミンも多くの場合、90%以上が保持される
- 食材そのものの風味や食感が比較的良好に保たれる
- デメリット:
- 冷凍状態では長期間保存できるが、冷凍焼け(食品の劣化)が発生することがある
- 解凍時に水分が流出するため、食材が水っぽくなることがある
ビタミンCなどの水溶性ビタミンは、適切な冷凍であれば約80〜90%維持されますが、保存期間が長くなると次第に減少します。
栄養価比較のまとめ
栄養素 | フリーズドライ食品 | 缶詰食品 | 冷凍食品 |
---|---|---|---|
ビタミンC | 約90%保持 | 約50〜70%減少 | 約80〜90%保持 |
ビタミンB群 | 高温処理がないため保持されやすい | 加熱処理により減少 | 冷凍時はほぼそのまま保持 |
タンパク質 | 保持されやすい | 加熱処理で一部変性 | 冷凍保存でほぼ保持 |
保存期間 | 数年(真空パック状態で) | 1〜5年(密閉状態で) | 数ヶ月(冷凍保存) |
風味 | 加水後はほぼ元の状態に戻る | 加熱処理により変化 | 冷凍前の状態に近い |
各保存方法の特性
- フリーズドライは、栄養素の保持に優れており、特に水溶性ビタミンが壊れにくい。また、軽量で長期間保存が可能なため、非常食やアウトドアでも活用されます。
- 缶詰は、特に脂溶性ビタミン(ビタミンAやE)の保持には向いていますが、水溶性ビタミンの損失が大きいです。また、保存期間が長く、調理が不要な点で手軽ですが、栄養面では注意が必要です。
- 冷凍食品は、鮮度を保ちながら保存できる点が優れており、栄養素の減少も少ないです。ただし、冷凍保存による劣化や解凍時の品質低下に注意が必要です。
まとめ
日本ではアマノフーズがフリーズドライ食品の会社として有名です。
変なメーカーの商品は買わずに有名なところから買えば更に安心できます。
調べてみるといろんなフリーズドライ食品がありますね。
フリーズドライ食品は、栄養素を損なわずに長期保存できるため、忙しい現代人や非常食として最適です。
他の保存方法に比べて、ビタミンCやB群などの水溶性ビタミンをしっかり保持する点が優れており、栄養を重視する方には特におすすめです。
ただし、缶詰や冷凍食品もそれぞれのメリットがあり、食品や目的によって最適な保存方法を選ぶことが重要です。
加熱すると壊れてしまう栄養もフリーズドライなら壊れない。
ではでは(^○^)ノシ
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