ヘリコプターって飛んでいるとかなりうるさいと感じるのは
飛行機とは全く違う仕組みで動いているというのもあるけど
飛行機と比べて同じ場所に浮遊できたりできるから
よりうるさく感じる
飛行機は通り過ぎるだけだからうるさくても一瞬である。
騒音レベル比較
日常生活で静かだと感じる音の大きさは45dB(デシベル)以下です。
| 騒音レベル[dB] | 音の大きさのめやす | ||
| かなりうるさい | 140 | ジェットエンジン（飛行機のエンジン）の近く | 聴覚機能に異常をきたす |
| 130 | 肉体的な苦痛を感じる限界 | ||
| 120 | 飛行機のプロペラエンジンの直前・近くの雷鳴（らいめい） | ||
| 110 | ヘリコプターの近く・自動車のクラクションの直前 | ||
| 100 | 電車が通る時のガード下・自動車のクラクション | ||
| 90 | 大声・犬の鳴き声・大声による独唱・騒々しい工場内 | 極めてうるさい | |
| 80 | 地下鉄の車内（窓を開けたとき）・ピアノの音 聴力障害の限界 | ||
| うるさい | 70 | 掃除機・騒々しい街頭・キータイプの音 | うるさい |
| 60 | 普通の会話・チャイム・時速40キロで走る自動車の内部 | ||
| 普通 | 50 | エアコンの室外機・静かな事務所 | 日常生活で望ましい範囲 |
| 40 | 静かな住宅地・深夜の市内・図書館 | ||
| 静か | 30 | ささやき声・深夜の郊外 | 静か |
| 20 | ささやき・木の葉のふれあう音 | ||
表のように図書館の静けさが40dbだと考えればヘリコプターの音は110dbとかなりうるさい事が分かる。
ちなみにテレビの音量は45～50dbだと騒音トラブルにならない
目覚まし時計のベルが60デシベルなのを考えるとヘリコプターの音はかなりうるさい
車のクラクションと同じくらいの音が常時出ていると考えるとヘリコプターはかなり厄介
ヘリコプターがうるさい理由
ヘリコプターはローターと尾翼のテールローターで浮いてるわけだが
ヘリコプターの重さは最大離陸重量はＢＫ-117（民間のヘリコプター）を参考にすると
2800から3300ｋｇ程度
普通自動車と同じか２倍の重さになります。
それを縦に動かすというのはとてつもないエネルギーが必要になります。
だから思い切りローターを回す必要があるわけです。
ヘリコプターがうるさいのは
- エンジン音
- ローターの回る音
- テールローターの音
ローターが回る時に特徴的な「パタパタ」という音は
「ブレードスラップ音」
と言ってローターが回る時に空気は圧縮されます。
その圧縮した空気をもう一度、羽で叩くから音が出る。
更にテールローターが空気を切り裂く「ブーン」という音
「回転騒音」や「広帯域騒音」
エンジンの音が加わる事でかなりうるさくなります。
ヘリコプター うるさい 苦情 どこに？
航空機等（自衛隊、米軍機を除く）につきましての騒音対応窓口は、国土交通省東京航空局環境地域振興課になります。
自衛隊や米軍機は仕方ないし意味もなくとんでいるわけじゃないからいいけど
テレビ取材用のヘリとかは結構、うざいんですよね
フライトレーダー24
フライトレーダー24というアプリをダウンロードすれば
今、飛んでいる飛行機やヘリコプターの所属や機種が分かる
アプリやサイトがあり
ヘリコプターの監視ができる。
機内はうるさくないの？
もちろん機内もうるさいです。
しかし、マイク付きのヘッドホンをつけているから会話に支障はありません。
まとめ
ヘリコプターの騒音は110～120dBでとてもうるさい
エンジン音やブレードスラップ音、テールローターの回る音
ローターの回る音、などなど
いろいろな音が出ているためかなりうるさくなる。
それは2～3トンの重さを浮かせる自衛隊のヘリコプターなんてもっと重い
それを浮かせるのだからとんでもないエネルギーが必要になる
だから音も大きくなる。
ただ、飛行機と違ってヘリコプターは浮遊ができる
空中で留まっている事があるため余計にうるさいと感じるのだと思います
モヤモヤはすっきりしましたか？
ではでは（＾ω＾）ノシ
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