赤ちゃんが激しく揺さぶられた時に起こる揺さぶられ症候群だが
いつ症状が出るかと言えば激しく頭部が揺さぶられ脳が頭蓋骨に叩きつけられた時です。
わかりやすく言えばボクシングの練習でパンチングボールを叩いているような感じになったら揺さぶられ症候群になる。
もしくはヘッドバンギングのし過ぎみたいな状態になるのが揺さぶられ症候群です。
つまり赤ちゃんにこういう事をすると揺さぶられ症候群になります
いやいや、赤ちゃんにそんなひどい事しないと思うかもしれませんが
赤ちゃんの首は我々、大人が考えるよりも弱いんです。
なのでぐずった赤ちゃんを泣きやますために激しく揺さぶるの絶対にダメ
体がちゃんと成長する1歳くらいまでは気をつけましょう。
お医者さんによっては3歳くらいまでは気をつけた方がいいと言う人もいます。
揺さぶられ症候群の原因
人間の脳と頭蓋骨には隙間があって赤ちゃんはその隙間が大人よりも大きい
つまり赤ちゃんの方が脳振盪を起こしやすい。
それに頭が身体と比較しても大きいし首の骨や筋肉も弱い
なので少しの揺れでも脳や血管を傷つけてしまう可能性はある。
揺さぶられ症候群の症状
急性の場合には意識を失い、最悪の場合は死亡するケースある
重症の場合揺さぶられ症候群は網膜剥離やくも膜下出血、脳捻挫
部分的なものから全体に及ぶ失明
・難聴
・発達障害や学習の問題
・精神遅滞
・脳性マヒ
視力障害や聴力障害、言語障害、運動障害、発達障害など、重篤な後遺症が残る
揺さぶられ症候群が疑われる症状
- 顔色が悪い
- 痙攣している
- 嘔吐する
- ミルクを飲まない
- 機嫌が悪い
- ぐったりしている
- 長時間眠っている
- 呼吸がいつもと違う
- 起こしてもすぐ寝る
- 呼んでも反応しない
予防方法
赤ちゃんの首をしっかり支えてやる事が大事
抱っこする時はもちろんちょっとした動作でも首を支えてやる。
抱っこして歩くときも首に注意する。
あやす時に激しく揺さぶらない
強い振動や長時間の振動を与えない
NG行動
赤ちゃんを抱っこして首を支えずに走る
空中に投げ上げる、乱暴に高く「たかいたかい」をする
ゆらゆらと20分以上揺さぶり続ける
赤ちゃんの上半身をぱっとはなしてさかさまにする
車での移動
舗装された道を走る分には問題ない
ちゃんとチャイルドシートに乗せてやればそこまで心配ない
チャイルドシートもしっかり首を支えるタイプの物を使えば問題ありません
オフロードのガタガタな道を走るのはダメだし、長距離を走る場合は
こまめに休憩を入れる、そうすれば大人も赤ちゃんもつかれない。
ベビーカーでの移動
ベビーカーに乗せて揺さぶられ症候群になる可能性は低いと思う。
大きな段差を乗り越えたりしない限り大丈夫。
普通に移動する分には心配ないです。
それでも心配ならタイヤの大きいAタイプのベビーカーを買いましょう。
まとめ
首がすわるまでは赤ちゃんを激しく揺さぶるのはダメ
車の長距離移動はさける。
揺さぶられ症候群の兆候がでたら速やかに病院へ行きましょう。
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