本格的なファンタジーの臭いがする灰と幻想のグリムガル冒頭からゴブリンとの戦闘で何が始まったのかと思った。
異世界転移ものなんだろうけど最大の特徴は召喚された人間が以前の世界の記憶を奪われている(失っている)事だ。
以前の暮らしを忘れているというのはこういう大きなアドバンテージを失ってのスタート
記憶と知識が奪われているから一般的な義勇兵となんら変わらない。
現代社会の知識ってやつは文明が遅れた世界ではとんでもない武器だ。
なんとなくテレビで見たような知識でさえその世界では大金になる可能性がある。
灰と幻想のグリムガルでは主人公たちを弱体化させて召喚しているという事になる。
まともな判断ができないから結局、その国が準備したシステムに依存するしかないという
ハードな展開だ。
知識があればゴブリンに苦戦するなんて事もないんじゃなかろうか?
記憶を奪う事でグリムガルの生活に早く順応させられるというのはメリットだけど
なんというか手馴れすぎてて怖い世界という印象。
召喚した人間をギルドに誘導して説明するのも手馴れているし
何よりも全体的にうさんくさい印象なのが面白い。
キャラ同士のやり取りもキレがあって好みだ。
主人公はハルヒロって事なのかな?ランタやマナト、モグゾーにユメにシホル
個性的なキャラクター達との掛け合いはほっこりします。
戦闘シーンもリアル志向な感じでグッド
実際に僕らが同じ境遇になったらあんな感じだろうし
あんまりサクサク敵を倒してもつまらない作品になりそう。
シリアスでハードな展開が多そうな灰と幻想のグリムガルだけど
そういうのが好きな人にはたまらないじゃなかろうか?
作画はイマイチかもしれないけど僕は作画を気にしない派だから文句はない
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