中華包丁と言えば独特の形で大きくて重い包丁です。
中華料理店でよく使われていて
豪快に肉や骨をぶった切ってる印象がありますね
日本の三徳包丁と比較してどうしてあんな形なのか紹介します。
中華包丁の特徴
中華包丁の特徴はたった一本で野菜、魚、肉を切る事ができる
切る・刻む・叩く・潰す・乗せて運ぶなどなど
万能包丁と言える働きができる
長方形の刃でずっしりと重い
骨付き肉のカットから野菜の千切りまで使いこなせれば何でも簡単に調理できます。
エビやカニの甲羅も真っ二つにできる。
側面でニンニクや生姜などの食材を潰す事もできます。
重さがあるので力を使わずに野菜を切ったりする事もできます。
中国では生きた鶏が食材として販売されており
鶏を絞めてから捌くのも中華包丁で行います
締めるのに中華包丁を使うのかは分かりませんが
丸ごとの肉を捌くのは中華包丁で行います。
中華包丁にも種類があり
- 厚刃
- 中厚刃
- 薄刃
使い分けがあるそうです。
基本的に薄刃が一般家庭用で重宝されているようです。
中国では紀元前3世紀にはこの形で包丁として存在していたそうです。
刃の種類
中華包丁は
- 厚刃
- 中厚刃
- 薄刃
厚刃
骨付き肉や冷凍食品、魚の骨も真っ二つにできる包丁
上級者向けの中華包丁
中厚刃
薄刃よりも厚い刃を使っており
骨付きの鶏肉や魚の骨など硬い食材も切ることができます。
薄刃
通常のスーパーで買える食材を切るのは薄刃で十分
初心者向けの包丁と言えます
形状
- 【方頭刀(fāng tóu dāo ファントウダオ)】・・・長方形の刃、四川料理や広東料理で使われる事が多い
- 【馬頭刀(mǎ tóu dāo マートウダオ)】・・・・・切っ先の方が身幅が広く根本に行くほど身幅が狭くなっている
三徳包丁と比較して
三徳包丁といえば日本の一般家庭で一番使われている包丁です
中華包丁と比べると身幅が小さい
というよりも中華包丁の身幅が他の包丁と比べてもデカすぎる。
ヨーロッパで産まれた牛刀なんかも身幅はそこまで大きくない
菜切り包丁も長方形だけどサイズも重さも段違い
中華包丁の商品をネット検索で調べたけど大体400~700gくらいの重さだった
菜切り包丁は140gくらい三徳包丁は130~180gと考えると圧倒的に重い
肉や野菜、骨も切断するには十分な重さです。
重さだけ見れば鉈と変わらない重さです。
三徳包丁は軽くて切れ味を重視している印象
まとめ
中華包丁は重さを生かした切り方が特徴
肉や魚はもちろん、骨なんかもバッサバッサ切る
熟達すればどんな調理もこなせる万能包丁
日本の三徳包丁は切れ味を重視している印象
ではでは(^ω^)ノシ
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