JPGとPDFの違いについて解説していきたいと思います。
何となく使っているけど、JPGファイルとPDFファイルってどういう違いがあるのか?
使いわけをどうしたらいいのか?悩む所です。
どうも~パソコン歴10年以上@kesuikemayakuです。
素朴な疑問だと思いますがPDFとJPGの違いについて書いていこうと思います。
個人的な事を言えばこの二つは全く別物で使いわけるのも楽チン。
スキャナーとかでJPGかPDFにするかで悩んでしまう方もこれを読めば解決です。
どちらもデータを保存する拡張子です。
JPGは高画質の画像データを保存できるし、PDFは文章や画像などのコンテンツをあらゆる環境で同じように閲覧させるための拡張子。
ちなみに写真として保存するならJPGファイル一択です。
漫画などのコンテンツを作る場合はJPGよりもPDFの方が向いています。
JPGは画像ファイル
JPGというのは画像ファイルでファイルの容量が大きくなると
画質が良くなり、ファイルの容量が小さくなると画質が粗くなる。
ファイルを小さく圧縮しても人間の目ではあまり気にならないレベルにする事もできます。
JPGは写真に最適だと言われています。
JPG形式は非常に「圧縮」が強力な画像形式です.
この「圧縮」は画像をデータに変換して保存した時のサイズだと思ってください.
JPGの圧縮の特徴は
肉眼で確認できないような細かい色の違いは無視する
というところにつきます。
虹は七色と言われていますがそれはあくまでも人間の目から見たものです。
JPGは人間が視認できない色を無視してファイル化しています。
パソコンは赤青緑の色を組み合わせてその3色を256段階に分けて表現できます。
しかし、そんな微妙な色まで画像にしていたらファイルも重くなるし人間から見て美しくないため
細かい色、微妙な色は無視しています。
PDFファイルとは?
PDFはAdobeという会社が作ったファイル形式です.
AdobeはAdobe ReaderやAcrobatをはじめ,PhotoshopやIllustratorなどのコンピューターソフトを作っている会社なのですが,
画像などを含む文章をあらゆるパソコンのあらゆる環境で美しく(同じように)表示することを目的として作ったファイル形式がPDFなのです.
PDFを読み込むソフトやアプリがあればパソコンでもスマホでも閲覧できます。
そしてなんと言ってもPDFは加工しにくい、元々PDFファイルとして保存したファイルは加工できないようになっています。
しかし、PDFを編集するソフトもあるので加工できないわけではないという感じですね。
PDFファイルにしてしまえば加工しにくいのでレポートやチラシなど後で編集されては困る物によく使われます。
同人誌とかをネット通販で買うとPDFファイルだったりするのもこのためです。
文章と画像を使ったいわゆる本に近い感じですね。
なので文字だけのPDFファイルや絵だけのPDFファイルもあります。
JPGとPDFの比較
PDF ・・・(Portable Document Format)アドビ システムズ社が開発し、いろいろなソフトで作成できるファイルシステムで、安全性と柔軟性が備わったファイルシステム。
JPG ・・・(Joint Photographic Experts Group))写真などをデジタル化する規格の一つで、デジタル写真などを圧縮する規格(ファイルシステム)の種類。
どちらが優れているかという話ではありませんね。というのも両者は全く別物ですから。
JPGは
- 加工しやすい
- 1ページ1ファイル
- 広く知られている
JPGは加工しやすくいそして1つのファイルに1つの画像。
そしてデジカメなどで撮影するとJPGファイルになるので広く知られています。
PDFは
- 加工には専用ソフトが必要(本家AdobeAcrobatという高額なソフトなど)
- 複数のページを1ファイルにまとめられる。
- 中に文字情報を埋め込むことができるので、検索しやすい
新聞など細かい字がびっしり書かれているものはJPG?PDFどっちがいいの?
新聞など小さい字が書かれている物をスキャナーでスキャンして取り込む場合
JPGはあくまで画像なので拡大していくと粒子が粗くなり文字が潰れてしまう。
だから小さな文字が書かれている書類をスキャンしてパソコンに取り込む時はPDFファイルが適している。
PDFファイルは基本的に画像データでなく,それ自身に情報が入っているので,どんどん拡大していっても
文字の形は崩れずに,きれいな文字のまま拡大できます。
このPDFシステムは,印刷技術から来ていて,拡大した印刷をきれいに印刷するという発想を
紙に印刷しないで,その代わりにモニターに表示するようにした技術から来ています。
PDFファイルは複数の画像を一個のファイルにできる。
例えば電子書籍を販売するとしてJPGの形式で販売すると管理が面倒になります。
100ページあったら100ファイル必要になるからです。
zipファイルに圧縮する必要があるのですが加工できる状態で販売するのは作品を加工されてしまうのでよろしくありません。
PDFファイルなら加工されないし、1ファイルで納まるから管理が楽になります。
まとめ
JPGは画像だけのファイルで圧縮するのも加工するのも簡単。
PDFファイルは文字や画像を組み合わせて作るファイル。
PDFファイルの画像はJPGが貼り付けられている事もあります。
JPGで文章を書いて保存する事もできるけど、PDFと違い複数のページを一つにまとめる事はできない。
JPGは一つの画像しか保存できないけどPDFは複数の画像を一つのファイルとして保存できる。
なので電子書籍のファイル形式に使われたり官公庁で採用されているの公文書のファイル形式に使われています。
PDFは文字と画像を同じように見せるためのファイル形式でJPGは写真やイラストなどの画像を保存するファイル形式。
JPGのデータ量が多くなれば高画質になりデータ量を小さくすると画質が下がる。
どちらがいいとか悪いとかではなく文字と画像、複数ファイルを組み合わせて作り完成したら加工しづらいのがPDF
写真やイラストを保存するファイル形式がJPG
こんな感じですね。
ではでは(^ω^)ノシ
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