手先が器用な人って憧れますよね?
細かい作業が上手いし、仕事をやらせても早かったりします。
手先が器用そうな職業と言えばマジシャンやピアニスト、ギターリストや外科医とか物を作る職人さんなんかも手先が器用そう。
始めての作業でそつなくこなしそう。
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手先が器用な人の特徴って?
@kesuikemayakuが思うに手先の器用さは
- 手、指の筋力
- 手の柔軟性
- 思い通りに指を動かせる。
この3点が優れている人は手先が器用なんだと思います。
不器用な人はこの3点が欠けていると言えます。
先ほど、手先が器用そうな職業でマジシャンやピアニスト、ギターリストをあげましたが
どれも手、指の筋力、手の柔軟性、思い通りに指が動かせないと話にならない職業です。
手、指の筋力
手や指の筋力が必要というのは例えば、物を持った時に安定させたり。
スムーズに動かすのに筋力が必要。
例えば料理でじゃがいもの皮をむく時に包丁を安定して持ったり、じゃがいもをしっかり固定し場合によっては動かす必要がある。
手先が器用な人は握力が必要不可欠!
握力とは、主に人が物を握るときの手の力のことです。
握力と一口で言っても
現在では、主に以下の4つに分類されます。
- クラッシュ力(ものを握りつぶす力)
- ピンチ力(物をつまむ力)
- ホールド力(握ったものを保持する力)
- ものを開く力
作業する時は手首を曲げたり変な風にしか持てない場合もある。
もしくは早く正確な作業をする時はホールド力やピンチ力(指でつまむ力)
手の柔軟性
手の柔軟性は非常に大事、指が自在に動かせるようになるのも柔軟性があるおかげ
手というか指が大きく開くとか薬指だけを曲げられるとかそういう事につながる。
手の柔軟性がある=指の可動範囲が大きい
という事は作業をする時に手や指をダイナミックに動かせる。
思い通りに指を動かせる。
思い通りに指を動かすというのは意外と難しい
脳が思い描いた想像通りに指を動かす事ができれば作業はスムーズに行える。
例えばじゃがいもの皮むきをする時に右手に持った包丁をどうやって使うか
じゃがいもに刃を当てる角度は?右親指をどう動かすか?
左手に持ったじゃがいもをどう動かすか?
指にどれくらいの力を入れてどういう角度で動かせばいいのか
全て想像通りのコントロールができる。
つまり、手先のコントロールが上手い人は無意識でこういう作業をしています。
というかみんな脳で想像した事を再現できないから不器用とか手先が器用とか言われます。
筋力と柔軟性、コントロールが揃えば手先は器用になります。
手先が器用な人は左手の使い方が上手い
利き手と反対の手でかなり性能に違いがある。
右手と左手で握力や柔軟性に違いがあります。
試しに右手と左手でどちらが柔軟性があるか
指を大きく開いて比べてみてください。
@kesuikemayakuは右手と左手で指1本分くらい柔軟性が違いました。
右手の方が大きく開く。
利き手と反対の手は物を抑えたり、利き手の補助がメイン。
ピアノの演奏みたいに右手左手が同じように動かないといけない
という作業は滅多になくて利き手を補助する手という事が多い。
左手が利き手である右手のアシストをしてやる事で作業効率が段違いになる。
なので右手と同じようにとはいかなくても左手もそれなりに動かせるようになっておくと
手先が器用になれる。
手先が器用な人は鎖骨の使い方が上手い
お箸で豆腐をボロボロ崩さずに食べられる人は相当、器用な指先をしています。
お豆腐とか卵豆腐みたいな柔らかい食べ物をお箸で崩さずに食べるには
鎖骨を上手く使う必要がある。
指先ではなく鎖骨に力を入れるようにすると指先に不必要な力を入れる事がなくなります。
関節というのは何箇所か連動させると滑らかに動きます。
指の関節、手首、肘、肩までを上手く連動させればかなり器用です
しかし、鎖骨や肩甲骨まで連動させる事ができる人は更に器用です。
関節の連動、指先の動作に肩甲骨や鎖骨など体幹に近い部位も使う事が器用になるために必要
肩甲骨や鎖骨を使う事で微妙な位置調整なんかを少ない力で処理できる。
指先に無駄な力が入らなくなる。
手先が器用になるには?
手先が器用な人の特徴を考えれば答えは簡単で
- 手、指の筋力をつける
- 手、指の柔軟性をアップさせる
- 思ったとおりに指を動かす訓練
- 関節を連動、鎖骨や肩甲骨を使うべし。
この3点です。
握力を鍛える方法は他の記事で書いたのでそちらを読んでほしい。
単純に筋トレとストレッチをすればある程度のレベルまでは強化できる。
大切なのは思ったとおりに指を動かす訓練ですね。
指先を思い通りに動かすには指先を細かく使う訓練をすればいいと思います。
指を思った通りに扱うなら指の関節、手首の関節、肘関節などを上手く連動させると動かしやすいです。
単一の関節だけでは器用には動かない。
手首を固定されたら指は器用に動かない。
訓練と言っても堅苦しく考えず指先を使う趣味を見つければいい
具体的なトレーニング
手先を器用にするためには、具体的なトレーニングが役立ちます。
以下は日常的に取り組みやすいトレーニング方法です。
1. 握力トレーニング
握力強化には、グリップトレーナーやラバーボールを使った握力トレーニングがおすすめ。
1日数分、握ったり離したりを繰り返すことで、手や指の筋力が向上します。
2. 指先のストレッチ
指を広げたり閉じたりする動作を数セット行い、手の柔軟性を高めます。
これにより指の可動範囲が広がり、細かい作業がしやすくなります。
3. ペンや小物を使った練習
ペンを回す動作や、コインを指先で器用に扱う練習は、指のコントロールを鍛えます。
これらの動作を反復することで、細かい動きが自然と上達します。
4. 指の独立運動
ピアニストが使う指の独立運動法は、各指を個別に動かす練習です。
例えば、片方の手で全ての指を伸ばした状態で、薬指だけを曲げるといった動作が、指の独立性とコントロールを鍛えます。
片方の手を平らにして指を開いた状態で、小指や薬指を他の指に干渉させずに独立して動かす練習です。
これにより、どの指もスムーズに動くようになります。
5. 日常的な手作業を増やす
プラモデルの組み立てや、手芸、折り紙など細かい作業に取り組むことで、日常的に手先を使う機会を増やしましょう。これにより、手先の感覚と動きがどんどん磨かれていきます。
これらのトレーニングを継続することで、手先がより器用になり、細かい作業が得意になっていきます。
手先が器用になる趣味とは?
手先が器用になる趣味と言えば例えば
- 模型作り
- 手芸、編み物
- ギターなどの音楽系
- 折り紙
- アクセサリー作り
- 手品
思いつく限りだと創作系の趣味は手先が鍛えれる。
プラモデルと言ってもただ組み立てるだけじゃなくジオラマを作るとかそういうのになれば
手先の巧みさがものを言います。
手芸や編み物は編み目の細かさが作品のクオリティに直結しますし
ギターはもう指が自由自在に動かせる事が求められる。
アクセサリー作りも細かい作業が多いしロストワックスを使って彫刻をしたりするから器用さが求められる。
そんな中で一番、手軽に実践できるのが折り紙。
折り紙は一番、投資金額も少なく済む(100円ショップで買える。)
折り鶴などの簡単なものからいろいろな難しい作品も作れるようになる頃にはかなり手先が器用になっていそう。
折り紙をきれいに折るには正確に紙の角を合わせる事が大事になります。
きっちり折り目をつけたり紙を破かないように開いたりするのは指先のコントロールを訓練するのに最適。
また、左手の補助もきちんとしないと上手くいかないのが折り紙です。
手軽に出来て手先が器用になる趣味は折り紙で決まりですね。
まとめ
手先が器用になりたいなら
- 指先の筋力アップ
- 柔軟性アップ
- 思い通りに手、指先が動くようにする。
この3点が重要。
手先が器用な人は右手以外にも左手の使い方が上手い。
握力や柔軟性を鍛えて折り紙とかで指を思い通りに動かす訓練をすれば
手先が器用になれますよ
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