結婚式にライスシャワーと言ってお米を投げるという演出があったりします。
ちょっと日本文化っぽくない演出なので初めて聞くとびっくりしてしまいますね。
華やかな結婚式で縁起の良い演出というのは欠かせないし
見ていて楽しい演出になると思うので参列者も楽しめますね。
そんなライスシャワーの由来を紹介していこうと思います。
思ったより古い文化でびっくりしました
ライスシャワーの意味
白米は豊かさの象徴であり繁栄と実りのある人生を送ってほしいという願いを込めたもので子孫繁栄や食べ物に困らないようにと言った意味があります。
他にも厄除けというか魔除けという意味もあったみたいです。
確かに白米が振ってくるような演出から分かりやすいですね。
お米は1粒を田んぼに植えて育てると500粒~1000粒以上のお米になります。
まさに豊かさの象徴といった感じです。
歴史はキリスト教よりも古い?
元を辿るとキリスト教よりも古い時代
強大な戦士であったケルト人は農耕民族でもあり、
結婚式の時に精霊を鎮めるために米やアワなどの穀物を投げ、二人の祝福と豊穣を願ったという。
古代ローマ人もそれにならってというか小麦を投げていた。
それが中世になると小麦から白米に代わり、ヨーロッパからアメリカに伝わったとされます。
新婚の夫婦に米を浴びせると、子供が授かると信じられていたのである。
また、この時代、米を投げるという行為は、新郎新婦に悪霊が近づかないようにする効果があると信じられていた。
ライスシャワーの他にも
イタリアではキャンディーやナッツの砂糖漬けを投げる。
古代ローマ時代に行われていた小麦を投げる儀式を今でも行っています。
イギリスのチューダー王朝時代では少し変わった風習になっていて、
ゲストがカップルに靴を投げつけるというちょっと嫌だなと思うものもあったらしい。
フランスでは、古代ローマ時代に行われていた小麦を投げる儀式を今でも行っています。
ポーランドでは米を使うが、カップルの足元にコインを置き、繁栄を祈る。
モロッコでは乾燥したナツメヤシやイチジクを、東インドでは花びらの雨を降らせる伝統があります
式場によっては禁止されている場合も
式場によってはライスシャワーは禁止されているという場合もある
掃除が大変だし、小動物や鳥が集まって会場を汚してしまう可能性もある
白米に滑って転ぶなんて場合もあるから
白米を袋に入れて撒くならOKの場合もある。
キリスト教の風習ではないからオプション料金がかかってしまう。
袋に入れて撒くのが楽ちん
ライスシャワーは式場の関係で袋に入れて撒くのが一般的ではないでしょうか?
白米が髪の毛やベールの隙間なんかに入ったりするし
粒だと当たった時に痛そうだし
小さな袋(チュール)に入れたりスパンコールなど混ぜた方がきれいですよね
これ一つ思いついたのですが、白米の代わりにポン菓子(米を代表とする麦など穀物や大豆などを専用の圧力釜を使い加熱・誇張させたお菓子)を袋に入れて撒くのはどうだろうか?
ひなあられなんかはかなりカラフルで華やかだしお菓子として美味しいから袋で撒けば後で持って帰って食べる事もできるし
本来の意味とも離れない、イタリアのキャンディーとかと近い感じになって良いかもしれませんね。
他にも
- フラワーシャワー
- リボンシャワー
- 折り鶴シャワー
- バブルシャワー
なんかが他のサイトで提案されていました。
かなり自由度は高そうな気がしますね。
まとめ
結婚式で白米を撒くライスシャワーですが起源は古く
ケルト人や古代ローマ人の文化。
国によっては小麦を撒いたり、白米を撒いたりキャンディーを撒いたりする。
キリスト教の風習ではないためオプション料金になる。
式場が汚れてしまう関係で直に白米を撒くのを禁止している式場もある。
割と古い文化みたいですね。
イタリア辺りではキャンディーを投げているから日本独自のお菓子である雛あられとかを撒いたら華やかだろうなと思ったりもしました。
ではでは(^ω^)ノシ
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