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剣道の防具が臭いのは何故か?→きちんとクリーニングしていれば匂わない?

剣士の悩みと言えば防具の臭いですね。

週2~3回の稽古であれば何とかなるかもしれませんが

 

毎日、稽古をする中学生や高校生など部活動で毎日、使うとなれば臭いも出るというもの

 

日々のメンテナンスである程度は防げるのできちんとしましょう。

 

 

 

この記事では防具のクリーニング方法について解説していきます。

 

 

クリーニングの手順

クリーニングの手順を紹介します。

用意するものは防具が入る桶などですね

お風呂の浴槽などを使ってもよいかもしれません。

 

 

浴槽に水(ぬるま湯)を溜めます。

熱すぎると面の縁が革で出来ているのでボロボロになってしまいます。

 

※ぬるま湯とは手で触って熱くない温度のお湯

 

 

どのくらいのお湯が必要かと言えば面の縁が浸からない程度の量です。

ぬるま湯が溜まったら漬け置き洗剤を入れます。

 

 

水50Lに対して粉50gの割合で洗剤を入れます。

防具を入れる前に良くかき混ぜておきましょう。

 

 

防具を漬けたら3~5時間、待ちましょう。

 

染み込んだ汗などが出てくるので水はかなり汚くなります。

藍染の色も出てきますが汚れも出てきます。

 

 

時間になったっら水を入れ替えて2回、濯ぎます。

水を入れ替えて10分漬けてから2回目も同じように水を入れ替えて10分漬けます。

 

 

濯ぎが終わったら脱水をしていきます。

小手や垂れの脱水は洗濯機で行います。

水をたくさん含んでいるので桶などに入れて運びましょう。

 

 

脱水が終わったら直射日光が当たらないように陰干しです。

面を脱水する場合は面金がぶつからないようにバスタオルなどを詰めて対策しましょう。

 

洗濯ドラムに面金がぶつからないようにしないと傷がついてしまいます。

 

ドラム式洗濯機だと、どうやっても面金がぶつかるのでバスタオルで面の水分を拭きとるだけでもOKです。

 

 

陰干し、または室内乾燥機を使って乾燥させたら完了!

 

 

藍を塗る

面などの防具は洗うと藍染が抜けてしまい白っぽくなります。

だから、定期的に藍色を塗ってメンテナンスします。

 

 

まず、作業スペースに新聞紙などを敷いて床が汚れないようにしましょう。

服も汚れるので汚れてもいい服で作業しましょう。

 

 

正藍液 を防具に塗っていきます。

刷毛などを使って塗っていきましょう。

 

紙コップなどに使う分だけ出して使うと正藍液が汚れなくてグッド

 

まだらな感じに塗ってしまうと見栄えが悪いので二度塗りをするなどしてきれいに塗りましょう。

 

このようなメンテナンスは防具屋さんでもやってくれますが自分でやった方が安上がりです。

塗ったら陰干しで乾かしていきます。

 

 

汚れにくい防具を購入しよう

防具のクリーニング方法について紹介しました。

しかし、こまめに洗ったりできない事もあります。

そういう方は汚れにくい防具、臭いづらい防具を選ぶと良いかもしれません。

 

 

京都東堂剣道防具工房さんでは

『A-1αBIOCLEAN(バイオクリーン)Mark2』6ミリテトニット剣道防具セット

 

などの汚れにくい防具が販売しているのでそちらを購入するのもありかもしれませんね。

 

 

 

 

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