全日本剣道連盟のでは竹刀によると打突が剣道の一本です。
組討ちというのは想定されていないため
足払いなどの技は反則技になっています。
組討ちとは?
組討ちというのは刀を使わない技です。
相手を投げたり足払いをしたりする
組み付いて相手を倒す技です。
竹刀を持ちながら足払いや面を掴んで倒すなどの技がある。
昔の写真を見ると面の突き垂れを押して相手を倒すような技もありました。
昔のルールでは?
江戸時代から明治時代初期まで剣道は撃剣と呼ばれていました。
当時は竹刀を落としても相手に組み付いて投げたり転ばしたりして相手の面を外したら一本というルールもありました。
現在、全日本剣道連盟のルールでは足払いや倒れた相手への攻撃は1回のみなど
素手で倒す技は無くなってしまっている。
剣道をスポーツ化するために体重が重い方が圧倒的に有利になる組技が禁止されたというのは合理的と言えます。
でも、武道としては組討ちがあった方がより実践的ですね。
江戸時代の剣術にはそういった組討ちがあったが危険な技として排除されている。
警察剣道では
警察剣道では足払いがありというルールです。
これは警察官が犯人を検挙する武道として稽古をしているから足払いなどの有効な技は残しているという事ですね
警察官の剣道では、「警察剣道試合及び審判規則」というルールがあり
第3章「禁止行為」の第15条(7)に、「足がらみをすること。ただし、鍔競り合いとなった後、右(左)足で相手の左(右)足を外側から払うことを除く。」
足を絡めるのダメだけど足払いはOKと明言されている。
剣道協会では?
現代でも剣道の組討ちを稽古する団体がある。
剣道協会という団体
足払いや組討ちありで面を外したら勝ちという1本というルールも健在
個人的には組技ありというのは結構、スリリングな気がします
ダラダラと鍔ぜりができないからダレる展開がないため
まとめ
全日本剣道連盟のルールでは組討ち・足払いは禁止
警察官の剣道では足払いあり
剣道協会のルールでは組討ちありで面を外したら1本ルールがある。
撃剣に近いルールもあるけど、一般的な剣道では禁止という事みたいです。