剣道で重い素振り用の木刀や素振り用竹刀で素振りをする稽古があるけど
どこを鍛える稽古なのか?
肩?腕?違います
素振り用の木刀や竹刀を使って重たい棒を振るのは全身を鍛えるという意味もあるけど
骨盤底筋群を鍛える事にある。
重たい竹刀を振りかぶり振り下ろす時に腹筋や背筋はもちろん、お尻、肛門周りの筋肉が働く。
もちろん自然体を作り腰の入った打突が出来る事が前提だ。
アイキャッチ画像にもあるように自作の素振り用竹刀で筋トレをしている身か解説しよう。
素振り用の木刀or竹刀
素振り用の木刀は重さが2.5kgくらいあるようなものもある。
素振り用の竹刀は素振り子をつけて重くしたものを使ってもいい
素振り用の竹刀を自作してもいいだろう。
壊れた竹刀の竹を束ねて重くしてもいいし
素振り子の代わりに筋トレ用のリストバンドやアンクルウェイトを先端につけてもいい
ついでにアイキャッチ画像の素振り用竹刀は壊れた竹を自転車のタイヤチューブでまとめて先端にリストバンドやアンクルウェイトを約5kgつけたもの
そうとう重いし体が出来上がっていない人が振ったら肩を壊すんじゃなかろか?
重い竹刀を振るには体が使えないと怪我をする。
素振りのコツ
筋トレのための素振りというか全ての素振りで重要なのは
自然体と腰を入れる事です。
詳しくは
腰が入っていないと背筋ばかりに負担が入り腰痛の原因になりかねない。
姿勢が崩れないように骨盤底筋群が姿勢を作っているのが感じられるように素振りをします。
もちろん、竹刀の握り方や足さばきなども重要ですが素振り用の木刀や竹刀で素振りをする時はとにかく自然体と腰が入っているかです。
明らかに刺激が入る部分が変わります。
腰が入っていないと背中に刺激が入るし体が振り回される感覚があります。
しかし、腰を入れて骨盤底筋群が使える姿勢になると振りかぶり竹刀の剣先が頭上にある時
お尻、肛門周辺の筋肉が締まるのを感じる事ができます。
つまり、腹筋や背筋だけじゃなくて骨盤底筋群が働いている。
自然体と腰を入れる事が出来る人はジムに通っている人はバーベルに1~2kgの重りをつけて振りかぶって見ると分かります。
骨盤底筋群に力が入るというか姿勢が崩れないように支えている筋肉は腰であると感じる事ができるはずです。
肩や腕、手首や握力だけではない
肩や腕、手首など素振りで鍛えられるところは多いが
重い竹刀を振る時は背筋や腹筋、骨盤底筋群にも刺激が入る。
意外と足は疲れない。
自然体が作れないとこの感覚は得られないので自然体が作れない人は重い竹刀で素振りをしても効果が半減というか
重たい竹刀を使っても意味がないという主張になってしまう。
それは腰が入っていないからです。
まとめ
重たい素振り用の木刀や竹刀で素振りをする時は自然体を作り腰を入れる
そうすると手首や腕、肩だけじゃなくて腰回りの筋肉や骨盤底筋群が鍛えられる。
大事なのは姿勢をきちんと作る事です。
姿勢が作れていないのに重たい木刀や竹刀を使っても腰痛の原因になるだけなので要注意ですよ
ではでは(^ω^)ノシ