剣道をやっていると必要な筋肉は稽古でつけるという主張をする人がいますが
結論から言えば剣道をする上で
ある程度の筋トレは必要です。
筋肉自体が問題ではなく作り方や使い方に問題がある。
どこを鍛えるべきか?
バランスを重視するべきなのか?
単純に腕力を身に着けたいなら筋トレだし
竹刀を早く振りたいなら筋トレだし
体への負荷を上手く吸収したい場合も筋トレして筋肉をつけるべきです。
筋トレをすると動きが悪くなるというのは?
それは元々、力んでいたのが筋力が強くなったからより顕著になっただけです。
つまり、元々力んだ動きをしていたから筋肉が増えた事でより鮮明になっただけで
筋肉が悪いわけじゃない。
力むというのはどういう現象なのでしょうか?
それは筋肉が綱引きをしている状態を力むと言います。
例えば
一般的な話ですが上腕二頭筋は腕を曲げる時に使いますね
ですが上腕二頭筋で腕を曲げる時に上腕三頭筋が動きを邪魔してしまう状態を力むと言います。
ぶっちゃけ極端には出ない
極端に力むという動作を再現すれば分かりますがあっという間に腕が曲がらないし伸びない状態になる。
剣道に限らず武道、スポーツで重要なのは力の方向をそろえるという事
使う筋肉というか筋肉の使い方を体に覚えこませる必要がある。
筋トレをしてつけた筋肉を稽古で使えるようにする事が重要。
ストレッチ+マッサージもする
当然だけどストレッチやマッサージもする。
筋肉をつけるのは当然だけど柔軟性を上げコリが出ないようにマッサージしたり
ゆがみを取る事が大事
筋肉が固くならないように必ずケアをするべきでしょう。
脱力を覚えるべし
筋肉ムキムキの人が剣道で素早い動きができるかと言えば
yes! ひ弱なもやし野郎よりも絶対に早く力強く動ける
ただし、きちんと脱力ができるならです。
人間の体というのは立っているだけでどこかに力が入りがち
その力をなるべく抜いてから必要な筋肉を必要な動きで運用すれば
普通に強い、ただし力んでしまえば無駄な力(抵抗する力)が生まれてしまう。
この無駄な力を消すというのを剣道を教える側が知らないから剣道には筋肉がいらない論というのがある。
筋肉が体の動きを阻害するというのは本当
ただし過剰に筋肉を搭載したボディービルダーのような人の話
ステロイド打ってガンガン筋トレをして筋肉を増やしすぎた結果
自分で服が脱げないみたいな事になる。
一般的な筋トレでそこまでの筋肥大は起きないし筋肥大させないように筋トレする事も可能。
ぶっちゃけ筋肉がつきすぎて動きが悪くなるレベルの鍛錬って極限ボディービルダーみたいなウェイトトレーニングしないと無理なので心配しなくていい
もちろんバランスを無視すると体の動きが悪くなるけど
筋トレは一つ部位を鍛えたら反対側についている筋肉も鍛えるのが基本。
変にバランスを崩さなきゃ悪影響は出ない。
まとめ
筋トレは手っ取り早くパフォーマンスを上げることができる。
ただし、
- 稽古で正しいフォームと筋肉が力まないように稽古
- 筋肉をバランスよく鍛える
- ストレッチやマッサージもする
これを守れば簡単に強くなる。
筋トレはいらない派の動きが悪くなるうんぬんは力みが出ていたり
偏った筋トレで体が歪んだ結果だと思われる。
正しいフォームを身につけてから筋トレをした方がいいのかもしれませんね
ではでは(^ω^)ノシ