片手素振りは剣道ではポピュラーな筋トレ方法
片手で振る事で腕全体を使う筋トレをして
手の内を鍛えるとともに腕力を強化する方法。
肩、脇の下、肘、手首、握力などを鍛える。
鍛えるのに少しコツがあるし家でのトレーニング方法なども解説する。
両腕、同じように鍛えるべし
極端に片方の腕だけを鍛えようとしてはいけない。
何故なら体のバランスが崩れてしまうからです。
左手を重視する剣道ですがだからと言って右手を全く鍛えないというのはバランスが悪い
左肩だけ筋肉モリモリというのも変なクセがつきそうで怖い
右手に力を入れるなと言われるが右手で竹刀を支えるという役割もあるわけだから全く力を入れていないわけじゃない。
右肩や右腕は竹刀を支える必要があるわけだし。
肘の向きが重要
あんまり言及されない要素だけど肘の向きはかなり重要。
肘の内側を天井に向けるように構える。
そうすると脇が締まる。
肩甲骨も動くので肩だけではなく脇の下の筋肉も使えるようになる。
自然体で腰を入れて肘の内側を天井に向ける。
これだけで肩甲骨を使った動きができるのでかなり有用。
実は両手持ちよりも肩手持ちの方が肘を絞りやすい
片手素振りやり方
片手素振りは片手で中段に構え
大きく竹刀が脊柱につくくらい大きく振りかぶり振り下ろす
この時、足さばきをつけてもいい
後は両手の素振りみたいに大きく上下素振りをしたり正面打ちをしたりします。
早素振りは腕力がないからできないだろうけど
左右同じ回数をこなしましょう。
10回×3セットでもいいし
慣れてくれば
50回×3セット
これを左右やる。
肘を絞る事で脇をしっかり締めていれば肩甲骨周りの筋肉までしっかり刺激されていると思います。
正座で片手素振り
家で稽古する場合は木刀などを使うと天井にぶつけたりしない
まず、正座をします。
正座でも腰を入れる事ができるので腰を入れましょう
後は木刀を構えて肘の内側を天井に向ける。
その状態で素振りをする。
慣れてない人なら10回くらいかもしれませんが
慣れている人なら50回×3セットくらいはやりそうです。
無理せず腕全体、肩甲骨も意識して素振りをする
単純に手首の力だけで小さく振ろうとしないのがコツ
小さく振るにしても肩、肩甲骨、肘、手首などを上手く連動させる打ち方をしましょう。
右手が終わったら左手、左手が終わったら右手
交互に同じ回数、振りましょう。
他にもイスに座りながらバランスボールに座りながら片手素振りをする稽古方法があります
どれも腰を入れて素振りをするのがコツです。
まとめ
片手素振りは腕全体を鍛える筋トレになる。
更に言えば脇を締める練習にもなる。
腕全体を使う、体と腕を連動させる稽古にもなるのでしっかりやった方がいいです。
コツは自然体、腰を入れる、基本を確認しゆっくり振ったり早く振ったり
姿勢が崩れて前のめりになったりしないように稽古しましょう。
体のバランスを考えると左右まんべんなく素振りして鍛えましょう。
ではでは(^ω^)ノシ