メラニズムとはアルビノの逆で肌が異常に黒い生物を言います。
アルビノはメラニン色素が足りず、紫外線に弱いのですが
メラニズムはその逆で紫外線に強い
メラニズムって何?
皮膚が日焼けするのはメラニン色素が紫外線から肌を守ろうとするからです。
黒人の肌が黒いのはメラニン色素が元々多いからですね。
メラニズムというのは突然変異でメラニンが生まれながらに過剰生成されている人や生き物を言います。
メラニンが通常より活発に作られることで肌や毛、内臓までもが黒くなる。
極端に黒い生き物が突然変異で生れます。
有名なのは黒ヒョウと黒いジャガーなどですね。
中華料理の高級食材である烏骨鶏なんかもそうですね
人間にはメラニズムはいない?
極端に漆黒の肌を持つメラニズムの人間は確認されていないようです。
黒人はメラニズムじゃないのかと言われたら明確に違うそうです。
彼らの肌は黒っぽくはあるけど
メラニズムに見られるような漆黒ではありません。
アルビノは人間にもいるけどその逆であるメラニズムは確認されていないようです。
画像検索するとかなり漆黒な人たちが出てくるけどあくまでもイメージ映像のようです。
エチオピアやケニアの人々は黒人の中でもかなり肌が黒いのですが代々、肌が黒い人たちが子孫を残した結果
黒い肌になっているので突然変異で肌が黒くなったというわけではない
黒人でも手のひらの色素は薄かったりします。
メラニズムの場合は内臓まで黒くなるので手のひらも黒くなります。
アルビノみたいに黒い肌の集団から突然、髪の毛も肌も真っ白みたいな感じでは産まれない。
突然変異で黄色人種や白人から真っ黒な肌を持つ子供が産まれたりはしないそうです。
メラニズムの動物が産まれる確率は?
これはかなりの低確率です。
2017年のニュース記事には千葉市動物公園(千葉市若葉区源町)で、白い羊の母親から全身真っ黒の子羊が生まれた。
という記事を発見したが
白い羊の両親から黒い羊が産まれる確率は10万頭に1頭だという。
メラニズムは哺乳類に多いと言われている突然変異である。
10万頭に1頭だったら人間の人口で比較して考えたら結構いるって気がします。
そういうのも考えると人間はメラニズムが起きない種なのかもしれません。
黒変種とメラニズムの違い
黒ヒョウや黒ジャガーを黒変種と呼んだりします。
メラニズムとどう違うのかと言うと
メラニズムというのは突然変異で肌が黒くなってしまった生き物
メラニズムと黒変種って同じ意味として使われます。
黒変種というのはメラニズムの遺伝子を受け継いで産まれた生き物ですね
メラニンが過剰生成される遺伝子を両親が持っていると黒変種になるという感じ
突然変異で黒い肌を持って生まれてくる(メラニン過剰生成)
劣性遺伝子である黒い肌を遺伝で受け継いだのが黒変種という感じ
黒い猫の全てがメラニズムではないのと同じ理屈。
とはいえ、白変種とアルビノみたいな違いはない
- 白変種は遺伝的に白くなる
- アルビノは体の欠陥でメラニンが生成できない
みたいな明確な違いはない
黒いライオンは実在しない
車のCMなんか見かけた事がある黒いライオンは実在しません。
あれはCGで作った黒いライオンです。
ちなみに黒い虎はレアだけど実在するそうです。
絶滅しそうだから近親相姦の影響が強いんだとか
ブラックタイガーと検索してもエビの情報しか出てこないので要注意
実在するメラニズムの動物
ブラックパンサー(黒豹)
ブラックパンサー
最も有名なメラニズム動物です。
実は「ブラックパンサー」という独立した動物はいません。
黒いヒョウや黒いジャガーを指す通称です。よく見ると黒い毛の下に通常の斑点模様(ロゼット)が残っています。
黒いオオカミ
クロオオカミ
灰色オオカミの黒化個体です。
特に森林地帯では保護色として有利になる可能性があると考えられています。
黒いリス
クロリス
北米では比較的よく見られるメラニズム動物です。
都市部でも見られるため、「一番身近なメラニズム動物」と言われることもあります。
黒いトラ
ブラックタイガー
完全に真っ黒ではなく、縞模様が極端に太くなり、全身が黒っぽく見えます。
インドのシミリパル保護区で特に有名です。
厳密には「疑似メラニズム(Pseudo-melanism)」と呼ばれることが多いです。
黒いヘビ
メラニスティック・スネーク
ヘビではメラニズムが比較的多く見られます。
ガラガラヘビやネズミヘビなどで黒化個体が確認されています。
コショウガ(ペッパードモス)
オオシモフリエダシャク
生物学の教科書にも登場する有名な例です。
産業革命時代に工場の煤で木が黒くなった結果、黒い個体の方が鳥に見つかりにくくなり増加しました。
この現象は「工業暗化(Industrial Melanism)」として進化学の代表例になっています。
これらは野生では非常に珍しく、発見されるとニュースになることがあります。
面白いのは、メラニズムは単に「黒くなる」だけでなく、森林のような暗い環境ではカモフラージュ効果が高まり、生存に有利になる場合もあることです。
そのため、ブラックパンサーのように特定地域では比較的高い割合で見つかる例もあります。
他にもメラニズムで有名な動物をまとめるとこんな感じ
- ブラックパンサー
- クロオオカミ
- クロリス
- ブラックタイガー
- ガラガラヘビ
- ネズミヘビ
- オオシモフリエダシャク
- キリン
- シカ
- ペンギン
- サーバル
- フラミンゴ
有名さだけで言うと、
- ブラックパンサー
- クロオオカミ
- ブラックタイガー
- オオシモフリエダシャク
- クロリス
あたりが特に有名です。
まとめ
メラニズムとはメラニンが過剰生成されてしまう。
アルビノとは違いデメリットと呼べるようなものはない
黒変種=メラニズムとも言い難い
黒ヒョウなどは両親が肌が黒くなる劣性遺伝子を持っている事で黒変種になる。
ただ白い羊の母親から黒い羊が産まれる事がある。
これを黒変種とみるかメラニズムと呼ぶかは判断が難しい
というか判断する必要があんまりないし健康面ではあんまり影響がないわけだし
モヤモヤはすっきりしました
ではでは(^ω^)ノシ

