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日本人に花粉症が多いのはなぜ?

日本人の花粉症は

 

2019年には42.5%は花粉症だと言われています。

 

 

そして花粉症の約70%はスギ花粉症であり

日本には杉の木が非常に多く植えられている。

 

 

だから花粉症の人が年々増えていると言われています。

 

 

 

 

花粉症が増えている理由

環境省によると花粉症の 有病率は1998年が19.6%、2008年が29.8%、2019年には42.5%と10年で約10%増加しているそうです。

花粉症にはスギ花粉やヒノキ花粉が多いのですがその理由として

 

  • 木をたくさん植えた
  • 大気汚染
  • 不規則な生活リズム
  • 環境の変化

 

 

木をたくさん植えた

第二次世界大戦後に杉の木を大量に植林しています。

当時は植林が必要なくらいには林業も盛んだったのですが

令和の現代では林業は衰退してしまいました。

 

 

第二次世界大戦中は軍事物資のため、戦後は復興のために広葉樹が大量に伐採され

そのため政府が「拡大造林政策」を打ち出した

杉の木などは木材として使える大きさに育つまで30年はかかる。

 

 

大量に木を伐採したら植林しなきゃいけないというのは理解できる。

だが極端に種類を限定したのが良くなかった

 

 

木が育つ前に1964年に木材輸入が自由化され安い木材が輸入されるようになった。

つまり、日本の林業は衰退してしまい育ちきった杉やヒノキが伐採されずに残ってしまっている。

だから花粉症の人が増えるというわけです。

 

 

花粉症というのは少なくとも戦前はあまりなかった病気と言えます。

 

 

 


 

大気汚染

花粉症の原因として大気汚染も関係しています。

簡単に説明すると花粉がアレルギーを発生させるのですが

アレルゲンは花粉の表面と中にある物質です。

 

 

花粉症の原因になる物質は花粉の表面についているCry j1と花粉の内部にあるCry j2

これが汚染物質にぶつかると花粉の膜が破けてアレルギー物質が飛び出してしまう。

人体内に侵入して抗体と結合して症状が出ます。

 

 

花粉の大きさはスギ花粉の場合30ミクロンと言われています

この大きさだと呼吸器の奥深くには入れない

しかし膜が破けて飛び出したアレルゲン物質は1.0ミクロン以下

 

呼吸器の奥深くに入り込んでしまうというわけです。

 

花粉の膜は自然な状態でも破裂しますが自動車排気ガス、ゴミ焼却・工場排煙などPM2.5と言われるような物質に触れると破裂しやすい

汚染物質と一緒に身体に入るからアレルギー症状を増悪させるといわれています。

 

 

不規則な生活リズム

不規則な生活リズムも花粉症を悪化させる原因

睡眠不足は免疫やホルモンのバランスを崩しやすくなる原因

また、過度なストレスも花粉症を悪化させます。

 

更にお酒の飲み過ぎもダメです。

タバコなども花粉症を悪化させるので吸っていない人でも副流煙を吸っていることがあるので要注意

 

 

現代人はなにかと生活習慣が乱れがちなので気をつけたいですね。

 

 

まとめ:環境の変化

日本は戦後に大きく環境が変わった

その合せ技で花粉症が国民病になるくらい増えた

 

  • 杉の木やヒノキが増えた
  • 大気汚染で花粉の膜が割れてアレルゲン物質が飛び出しやすくなった
  • 不規則な生活、睡眠不足やストレスなどの影響

 

一番の理由は林業が衰退して杉の木が増えすぎたことでしょうか

大気汚染との合せ技で花粉に含まれるアレルゲンが人体に入り込みやすくなってしまっている。

 

 

更に不規則な生活で免疫力も落ちているからアレルギー症状が発症しやすくなっているわけです。

 

 

 

 

花粉症を無くすには杉の木などを適度に伐採し、大気汚染を改善することが大切ですね

日本政府がなんとかするか、新しい産業が産まれなきゃ無理だろうけど

 

ではでは(^ω^)ノシ

 

 

 

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