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ネクタイはなぜ男だけが締めている?ビジネスマンは必須?

ネクタイと言えば女性はあまりつけない印象

学校の制服だと男子も女子もネクタイをつけているが

社会人のフォーマルな格好

 

ビジネススーツになると女性ってあまりネクタイを閉めない

おしゃれでネクタイをする人はいるが男性みたいにビジネスシーンで必須の身だしなみというわけではない

 

 

なぜ男だけネクタイを締めるのか?

 

 

 

 

ネクタイの起源は古代ローマ?

古代ローマの兵士はフォーカルと呼ばれるスカーフを首に巻いていました

このスカーフは主に防寒用と言われています。

 

ゲームなどで古代ローマ兵の首に赤いスカーフみたいなものが巻かれている描写があります。

あれがフォーカルだと思われます。

 

元々が戦場の防寒具として使われているなら男性がメインで使うのも分からなくはない。

ただ、このフォーカルはローマ衰退によって無くなってしまう

 

 

社会的地位や権力の象徴、いわゆる階級を表していた

一部、地域に残っていたかもしれないがヨーロッパの常識みたいなものではなかった。

 

 

 

 

 

現代につながるネクタイの始まり

時代は17世紀のこと

現代につながるネクタイは17世紀ごろ、ルイ14世の護衛、クロアチア人の兵士が首に巻いていたものがネクタイの原型とされています

ルイ14世はその首に巻いた布がおしゃれだと思ったので真似して広めたのが始まりと言われています。

 

 

クロアチア人は女性が恋人や家族に衣装の一部を身に着けさせると戦死する事はないと信じられていました

いわばお守りみたいなものですね

それをフランス人がおしゃれとして取り入れたというのが始まり

 

 

後にクラヴァット(クラバット)と呼ばれるものです。

 

 

 

クラヴァットからネクタイに

クラヴァットは非常におしゃれだが問題があった

クラヴァットの締め方も30種類くらいある

ダンディたちがいろいろな結び方を試し中にはバッチリ決めるのに2時間くらいかかったとか?

 

そんなクラヴァットからネクタイが生まれる

 

1890年代のことにネクタイ(フォア・イン・ハンド)が登場しました

これは現代のネクタイとほぼ同じ形ですね。

 

 

4頭立ての馬車を運転する御者が運転しやすいように考案されたとか

詩人で劇作家、アイルランド出身のオスカー・ワイルドが考案したという説もあります

 

 

なぜ男性だけが身につけるのか?

 

これはスーツの歴史を考えれば一目瞭然

スーツのご先祖様はフロックコートと呼ばれるジャケットで

将校以上の階級にある軍人が着ていました。

 

 

当然軍服という扱いであったためクラヴァットを巻いていた。

フロックコートからモーニングコートやタキシードが生まれ

ラウンジスーツになる。

 

 

ネクタイは男性のおしゃれとして進化していったというわけです。

 

 

まとめ:なぜネクタイを締めるのか?

ネクタイは堅実さ、信頼性、尊厳を象徴し、更に組織内で同じネクタイを身につけるなどの結束を表すものとして扱われてきた歴史があるからです。

ネクタイは男の正装であり信頼感を高めるというわけです。

元々は戦場の装いだった事からそういう側面があるのでしょう。

 

 

まとめると

 

ネクタイの原型フォーカルは元々古代ローマ兵が身につける社会的地位や権威の象徴であった

ローマが衰退したことでそういう風習はなくなる

17世紀ごろ、ルイ14世の護衛であるクロアチア人がクラヴァットをお守りとして身につけていた

 

 

これをルイ14世が流行らせる

スーツの進化と共にネクタイも進化したため

男性のおしゃれとして定着

 

 

また、ネクタイを同じ柄にする事で結束力を表現したり信頼性や堅実さのアピールにもなった時代がある

徹頭徹尾、男性が流行らせ定着したおしゃれアイテムなので男性がネクタイをつけ

 

女性はあまり締めないというのはこういう背景がある

 

ではでは(^ω^)ノシ

 

 

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