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ティーカップの取っ手に指を通さないのはなぜ?理由を考察

ティーカップの取っ手に指を通さないのがティータイムのマナーらしいのですが

何故、取っ手に指を突っ込むのがいけないのか詳しく解説してくれているサイトが日本語はもちろん、英語でもなかったので考察してみたいと思います。

 

ドラマの岸辺露伴は動かないで話題になっていたので調べてみたけど

英語のサイトでも詳しい理由がなかったので考察していきたいと思います。

 

 

 

 

昔の人は本当にそういう風に飲んでた?

リュミエール兄弟(映写機を開発した兄弟)が1895年に公開した映像作品でご婦人が紅茶を飲むシーンがありますが

見事に指を通さずに飲んでいます。

 

取っ手の輪っかもかなり大きいにも関わらず指を通さずに飲んでいます。

ティーカップって以外と重いから指二本でつまむのはムリという人もいるが

この動画の婦人は上から摘んでいるから根本的に指の使い方が違うんですね

 

 

ティーカップの正しい持ち方

 

ティーカップの取っ手(ハンドル)は親指、人差し指、中指で摘むように持つ。

 

これが正しい持ち方と言われています。

 

 

 

間違ってもハンドルに指を突っ込んではいけない

ティーカップの取っ手に指を通すのは下品。

 

 

 

NGバージョン

 

取っ手に指を突っ込んだら人差し指が取っ手の中に入り中指で支える形になる。

 

 

手の甲が相手に見える形になります。

ただし、海外のサイトだとコーヒーカップなら指を通してもいいという。

 

 

 

 

謎だ。

 

 

コーヒーカップとティーカップの違い

ティーカップは紅茶の飲み頃になる温度60〜70℃です。

紅茶は茶葉をジャンピングさせるため100℃のお湯で淹れます。

 

 

 

しかし、飲み頃の温度は60〜70℃なので紅茶を早く冷ますために広く浅い作りになっています。

 

 

 

ティーカップとコーヒーカップ、同じ量の水が入るならティーカップはコーヒーカップよりも背が低い代わりに口が大きい。

コーヒーカップは背が高くなる。

コーヒーは淹れる時の温度が90℃で飲み頃も80〜90℃と紅茶みたいに冷ます必要がない。

 

 

 

という違いがある。

 

 

コーヒーカップというかマグカップ、コーヒーマグは冷めにくいように厚めの陶器で作られているためティーカップみたいな持ち方はできない。

というより、取っ手も大きく作られていて指をしっかり通して持つようなデザイン。

 

 

 

裏ピースのような形が問題?

お茶の本場であるイギリスでは手の甲を相手に向けてピースをするハンドサインは日本でいうところの中指を立てるのと同じで侮辱的な意味がある。

13世紀にフランスと戦争をした時にロングボウが猛威をふるった。

フランス軍はイギリス兵の人差し指と中指を切り落とした。

 

 

 

戦争はイギリスが勝利したその時に相手に手の甲を向けてピースをして

 

 

「切れるもんな切ってみな!」と相手を挑発した事から、昔から侮辱の意味で使われています。

 

 

ティーカップの取っ手に指を通すと手の甲を相手に見せて人差し指と中指が出っ張る形になり裏ピースっぽくなる。

だから下品と表現されるのではないだろうか?

 

 

 

 

 

他にもあるNG行為

他にもティーカップの取っ手を持たずに直接、カップを持つ行為はお茶がヌルいという意味になり無礼な振る舞い。

 

なので両手で持ったり左手を添えるのはNG

 

小指を立てるのもNG

 

 

ティーカップのデザインの進化

ティーカップの取っ手のデザインは、歴史とともに大きく変化しています。

最初期のティーカップは中国から輸入されたもので、取っ手がついていませんでした。

 

 

西洋で茶が普及し始めた17世紀に、熱い紅茶を持ちやすくするため取っ手が追加されました。

当初の取っ手は非常に小さく、指を通すには不便なデザインでしたが、これが上品な持ち方と結びつきました。

 

 

取っ手のデザインは時代や国によって異なりますが、18〜19世紀のティーセットが普及する頃には取っ手がさらに洗練され、装飾的で機能的にも優れたものへと進化しました。

特に、エレガントなティータイム文化が広がる中で、取っ手は実用性だけでなく美しさも追求され、サイズや形状に微妙な差が生まれました。

 

 

取っ手が大きくなることで指を通して持つことが容易になった一方で、

特にイギリスの上流階級では、指を通さず摘むように持つことが「優雅である」とされ、マナーの一環として指を取っ手に通さない文化が根付いたのです。

 

 

 

まとめ

ティーカップの持ち方についてあれこれ書きましたが

 

取っ手の小さいティーカップは指を通してしまうと裏ピースみたいな形になって下品。

 

コーヒーマグみたいな取っ手の大きなカップは重いのでしっかり指通して持ちましょう。

 

 

人差し指しか入らないようなカップで指を通すのは裏ピースを連想するからマナー違反なんじゃないかな?

 

というのが@kesuikemayakuの考察です。

 

英語のサイトでも言及されてないから納得できる考察をしてみました。

 

 

意味を深掘りすると歴史的な背景とかも感じられて面白い。

 

裏ピースなんか日本人的には全くピンとこない

イギリスの歴史だから仕方ない。

日本人同士で紅茶を飲む時は気にしなくても大丈夫だと思う。

 

裏ピースとか知らない人がほとんどだし。

 

ティーカップの取っ手で人差し指くらいしか入りそうにないカップは指を通さない方がかっこよく飲める。

 

そもそも指を入れる作りになってないからスマートにお茶を嗜む場合、取っ手を摘む事になる。

 

 

なんでこんな話を記事にしたかと言うとドラマ

 

岸辺露伴は動かないがドラマ化されて富豪村のエピソードでティーカップの取っ手に指を突っ込む下品な人には土地は売れない的な話はかなり面白かったし、需要がありそうだったので書いてみました。

 

ではでは(^ω^)ノシ

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