カレーってよく食べるけど、余りやすい料理
常温保存だとあんまり長持ちしないし、ちゃんと保存しないと食中毒が怖い料理でもあります。
今回はカレーの保存方法について語ろうと思います。
カレーって意外と傷みやすくて夏場なんかは夕食に食べたカレーを常温保存していると次の日の朝には傷んでいるって事もあります。
1日で食べるなら常温保存。
1日で食べきれるなら常温保存でOK
夕飯に食べて次の日の朝食べきれるくらいなら常温保存でOK
夏場は夕飯から次の日の朝は厳しいかもしれないけど(^_^;)
カレーは菌が繁殖しやすいから早めに食べられないなら常温保存しない方がいい。
一旦、冷えてから完全に沸騰するまで加熱する事が食中毒にならない秘訣です。
常温保存のポイントはこまめに加熱する事。
1日2回~3回はカレーの中まで火が通るようにかき混ぜながら加熱
菌を殺すためには沸騰させてしっかり加熱する事が必要。
加熱したカレーは蓋しない、または蓋を少しずらして冷めるのを待つ
冷めたら蓋をして常温保存、保管場所は冷暗所がベスト
保存期間は1日が限度と考えてください
冷蔵保存の方法
冷蔵保存をすれば3日は保存できます。
冷蔵庫に入れる時のポイントは
カレーを鍋ごと冷やす
鍋を水につけてしっかり冷やす。
鍋をたらいとかに入れて中身のカレーをかき回しながら冷やす。
そうすると事で菌の繁殖を抑えられるしすぐに冷蔵庫にしまえる。
ただ鍋のままだと場所を取るので冷蔵庫にいろいろ入れる人はこの方法は不向き。
ラップをするかフタ付きの容器で保存。
鍋ごと冷蔵庫に入れると冷蔵庫にカレーの匂いがついてしまうので
容器に移し替えたりしてラップやフタでしっかり匂いを密閉。
冷蔵保存は2~3日ほど保存できる
冷凍保存方法
冷凍保存をする時は冷蔵保存と同じように冷やして
フリーザパック(ジップロック)やタッパーに入れる。
この時、じゃがいもや人参は抜いておくといい
じゃがいもや人参は冷凍するとじゃがいもは水分が抜けてスカスカ、人参は逆でべちょべちょになる。
玉ねぎやお肉はそのままでも大丈夫。
フリーザーパックは空気を抜くようにしながらジッパーを閉じると空気が抜けて真空になるので良い。
他にもカレーをご飯に絡めて容器に入れておくと解凍してすぐ食べれるカレーリゾットになる。
フリーザーパックに入れておけばレトルトカレーみたいに湯煎してすぐに食べられますよ
電子レンジで解凍するよりも湯煎解凍がおすすめ。
冷凍保存の保存期間は1ヶ月くらいです。
鍋の底に少しだけ残ったカレーはご飯を混ぜて耐熱皿に盛り付け、その上にチーズを乗せ
この状態でラップをして冷凍庫へ入れておけばいつでもカレードリアが食べられます。
思ったよりも簡単で美味しい
こうなったカレーは食べるな
- 酸っぱいにおいがする(異臭がする)
- 酸っぱい味がする・納豆っぽい味がする
- カビが生えている
- 表面に白い膜が張っている
こうなったら食べない方がいい
お腹を壊して下痢や嘔吐しながら病院に行く事になりかねない
カレーの材料費よりも高くつきますよ
カビとかカレーの表面に白いワタのようなものが出来てしまう事は意外と多い
少し暑いくらいの気候でもカレーは傷んでしまうので要注意
カレーは保存するよりも早めに食べきれる量がベスト。
夏は余ったらすぐに冷蔵庫へ入れるべし
カレーのウェルシュ菌について
ウェルシュ菌は熱に耐性がある菌で
5℃~60℃で繁殖します。
カレーの中は栄養満点でとろみもあり繁殖しやすい環境
カレーを常温保存できないのはウェルシュ菌のせい。
ウェルシュ菌を退治するには75℃以上の温度で1分以上加熱する事。
食中毒の症状は比較的軽い菌なので気づかない人もいるくらいだけど
やっぱり、ちゃんと保存した方がいいのは確か、
冷蔵保存、冷凍保存をすればそんなに繁殖しないので安心ですよ
カレーを食べる時は必ず鍋を加熱して沸騰させるのがポイント
カレーが残り少ない時は牛乳なんかで伸ばしつつ加熱すると良い
まとめ
- カレーを保存するなら季節、関係なく常温保存より冷蔵保存がいい
- 3日以上保存するなら冷凍保存
- ラップやフタができる容器で密閉しないと冷蔵庫にカレーの匂いが移る
- 冷凍保存する時はじゃがいもや人参は抜く
- 解凍はレンジより湯煎
こんな感じで保存すると長い期間、カレーが楽しめますよ
常温保存や冷蔵保存はあまり長く保存できないので早めに食べましょう。
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