左利きというのは昔から少数派であり、宗教などではしばしば迫害の対象となっていました。
数の力は恐ろしいですね(ーー;)。
正直なところ、右利きが少数派だった場合は立場が逆転していたかもしれませんね。
では、左利きが宗教にいじめられた事例について話しましょう。
①キリスト教
キリスト教には「悪魔は左手に宿り、病気は左手からやってくる」という言葉があるくらい
左手を禁忌としている。
聖書に描かれている悪魔は全員左利きであるという背景から、
中世ヨーロッパでは左利きの人々が迫害の対象とされ、魔女狩りの被害者になったとされています。
ついでに左手の女房という言葉があり娼婦の事をそう呼んだ。
聖書には、「左手に告げるなかれ」という言葉があり、これは左手に良いことを告げてはならないという意味があります。
右手は聖なるものらしいです。
聖なる右手で行ったことを偽善の左手には教えてはならないという意味もあります。
言いがかりすぎる((((;゚Д゚)))))))
もう左利きは悪魔認定とか怖すぎる。
②イスラム教
イスラム教では左手は不浄の手
窃盗などの犯罪を犯すと右手を切り落とされる。
イスラム教ではとても不名誉な事とされる。
ちなみにキリスト教もイスラム教もユダヤ教が源流になった宗教なので左手の扱いは同じ。
ちなみにヨーロッパや中東では左右の優劣が
右側が優位で左側が劣っているという考え方。
キリスト教で有名な
右の頬を打たれたら左の頬を出しなさい
作法として他人を侮辱する時は
「右手の甲で右頬を叩く」
「それに対して左頬を差し出す」事で
右手で左頬に触れるというのは相手を対等に扱う事になる。
つまり、不当な差別に負けない意思表示となります。
③ヒンドゥー教
ヒンドゥー教では左手はお尻を拭く手
食事をする際、右手で食べ物を持ち、左手は使用しないことが一般的です。
左手で物を渡すのは相手に失礼とされる。
左利きには生きにくい社会ですね。
④仏教・神道
日本人に馴染み深い宗教です
仏教では特に左手を禁忌とするものはありません。
単純に多数派の右手に合わせようとして矯正してた感じです。
こんな感じで左手差別があったりする。
ヒンズー教とかイスラム教は普通にしてれば問題ないけど、キリスト教は問答無用な感じですね。
そんな訳で昔は左利きを矯正する事が普通だった。
今では矯正の弊害がわかってきたし、宗教の迷信は信じられなくなっている。
なので左利きを矯正しない方がいい
宗教では右手よりも左手が劣る存在だった。
昔から地球は右利き社会だった事がよくわかりますね。
ではでは(^○^)ノシ