中華料理や東南アジア、インドなど辛い料理が好まれて食べられてます。
なんで暑い国の人は辛い物を食べるのか?
暑い国で辛い物が好まれる、正確には暑くて湿気のある国では好まれている。
砂漠があるようなカラッとした暑さの国ではそんなに辛い料理があるイメージはない。
辛い料理でも日本人が絶叫悶絶するような辛さはない。
なぜ、湿気の多くて暑い国は辛い料理が多いのか?
汗をかくために辛いものを食べる?
それは汗をかくため
湿気の多い国ではなかなか汗を流せないため熱中症になりやすい。
なので唐辛子に入っているカプサイシンの力で汗をかこうというわけ。
湿気が多いから汗がかけない、汗を出す事で気化熱が発生して体が冷える
汗をかいて体温調節をしないと倒れてしまう。
辛い料理で汗を流して体温調節をしていたという訳だ。
汗をかかないとどうなる?
湿気で汗が出ないと体温調節が上手くいかないので
熱中症になりやすい。
また、老廃物の排泄機能も汗にはあるので上手くデトックスができない
夏はガンガン汗をかいて電解質の飲み物、ポカリスエットとみたいなスポーツ飲料を飲むのが正しい姿
しかし、汗が出ないと熱中症や夏バテになりやすい。
筆者は汗が出なくて気持ち悪いと感じる事がたまにあります。
軽い運動をすれば解消できるのですが
やっぱりしんどいですね。
香辛料で食欲を増進させる
辛味成分が胃腸を刺激して食欲を増進させる効果もあります。
消化器の粘膜を刺激して、消化液や唾液の分泌を促すから。 また、腸の蠕動(ぜんどう)運動を促進させる働きにより、栄養分の吸収も高まります。
暑い時期は食欲が落ちてしまいがちなので香辛料で胃腸を刺激して
食欲が落ちて栄養不足にならないようにしているというわけです。
湿気が多い国は辛い料理が多い
湿気が多くて海とか川が近くにない国なんかは特に辛い料理が多い。
日本も湿気が多くて暑い国だけど激辛料理は生まれなかった。
和食は出汁とか旨味を重視するから辛味との相性は悪かったのかも?
それでも夏はジメジメする京都なんかじゃ七味唐辛子とか一味唐辛子が作られていたから激辛料理はなくても汗をかくために辛味を求めたのは間違いない。
辛い物を食べて頭の毛穴が開くような料理は生まれなかったわけです。
とはいえ、最近は辛い料理も結構、人気ですよね。
カレーとか麻婆豆腐とか
辛い料理と言えば
思いつく限りで言えば
- 中華料理の四川省
- インド料理
- メキシコ料理
- タイのトムヤンクン
- アメリカのチリコンカン
韓国料理はそこまで辛くない印象、中華料理のマーボー豆腐は本格四川麻婆になると
くちびるが腫れ上がるレベル
まとめ
暑い国で辛い料理が愛される理由は理解できただろうか?
辛い料理で汗をかき体を冷やす、カプサイシンの効果で食欲を増進させ夏バテを防止する効果もある。
暑い夏こそ辛い料理がオススメ。
本場の辛い料理を食べる時は覚悟した方がいいですよ。
昔、中華街で本格四川マーボ豆腐を食べた時は汗がダラダラ、唇が腫れて胃はなんだか暑いという滅多にない体験をしました。
辛いにも程があるだろう!
この夏は辛い料理で汗をかいて乗り切ろう!
ではでは(^○^)ノシ
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