空に浮かぶ月ですが意外と知らない事も多いと思います。
月の満ち欠けの仕組みや月にまつわる現象について調べていこうと思います。
月って綺麗だから昔から信仰の対象になったり日本じゃ月見って言う風習があったりします。
でも月にまつわる現象についてはよく知らない事が多いのではないだろう?
神秘的な事は神秘のままでいいと言うなら別にいいけど
僕(@kesuikemayaku)はそういうのが気になって仕方ないタチなので調べました!
月の満ち欠けについて
月の満ち欠けについては小学生の時に習ったと思います。
例えば日没直後に東の空から登ってくるのが満月。
日没直後の南の空から天高く登っているのが半月、上弦の月ですね。
日没直後、西の空に見えるのが三日月だとかそういう基礎知識は小学生の時に習ったと思います。
今回はもう少し突っ込んだ内容を書いていきます。
この図を使っていきます。
まず中心に地球があって衛星である月が周りを回っています。
地球を真上から見た図です。
地球は太陽の周りを公転する惑星で月は地球の周りを公転する衛星です。
太陽、地球、月の位置関係で太陽光の当たり方が変わると月は見える所と見えない所が出てくるというわけです。
地球は太陽の周りを365日かけて回りますが月は27.3日かけて地球の周りを回っています。
新月から次の新月まで、満月から次の満月までは29.5日
- 月の公転→27.3日
- 月の満ち欠け→29.5日
このズレは地球も太陽の周りを公転しているからです。
月が地球の周りを一周しても地球はその間にちょっぴり動いているからズレが出てしまい余計に月は地球の周りを回らないと次の満月になれない。
月の満ち欠けは29.5日
29.5日って微妙な数字ですがおよそ30日ですよね?
昔のカレンダーは月の満ち欠けを基準にして作られています。
30日で一ヶ月を決めた太陰暦の元になった考え方です。
月の満ち欠けを作図
月は太陽の光を浴びて光っているわけです。
北極点を中心にして地球を上から見た図では赤い斜線を引いた部分が太陽の光が当たってない部分。
そして月に引かれている黒い線が地球から見た月です。
この図を見ると日没後に西から現れるのが三日月
日没後に南の空から出てくるのが半月は上弦の月、ちょうどアルファベッドのDの形。
右側が光っているのを上弦の月と言います。
明け方に南の空に見えているのが下弦の月と言います。
Dの反対で左側が光るのが下弦の月です。
日没後に東の空に見えるのが満月。
こんな風に図にしていくとわかりやすいですね。
月の満ち欠けの呼び方
月にはいろいろな呼び方がありますのでその呼び方を一覧にしました。
- 新月(しんげつ)
- 繊月(せんげつ)
- 三日月(みかづき)
- 上弦の月(じょうげんのつき)
- 十日夜の月(とおかんやのつき)
- 十三夜月(じゅうさんやづき)
- 小望月(こもちづき)
- 満月(まんげつ)
- 十六夜(いざよい)
- 立待月(たちまちづき)
- 居待月(いまちづき)
- 寝待月(ねまちづき)
- 更待月(ふけまちづき)
- 下弦の月(かげんのつき)
- 有明月(ありあけづき)
- 三十日月(みそかづき)
月食とは?
月食と言えば月が突然、食べられたかのように陰っていく現象ですが
あれは一体どういう事なのでしょうか?
月食とは太陽に照らされた地球から出る影に月が被さってしまう現象を言う。
スケールがデカ過ぎてピンと来ないけど地球の影に月が入っちゃう現象を月食と言います!
月が全部、地球の影に隠れてしまう事を皆既月食と言います。
潮の満引き
地球と月、それに太陽は引力で引っ張り合っている状態なんですが。
そのせいで海の満引きが起こっています。
一日で干潮と満潮が2度あります。
これは地球と月の引力で発生する潮汐力のせいだ。
月から離れた位置では干潮になり月に近づくと満潮になる。
これに太陽の引力が加わるとどうなるか
太陽と地球、月が一直線になる満月と新月の時に潮汐力は最大になる。
その時に起こるのが大潮、上弦の月や下弦の月など太陽と地球、月の関係が90度になる状態では
潮汐力が最も小さくなる小潮になる。
干満の変化を見ると
- 大潮の時は14m
- 小潮の時は10m
月は海に強い影響を与えているというわけです、例えば
毎年6月の満月に南米のアマゾン川は月の巨大な力で畝ねる。
ポロロッカという現象で河口から上流へ水が逆流する現象ですね。
満月の時に産卵する海の生き物
海の生物は大潮の時に産卵する事がすごく多い
これは卵を遠くまで運ぶ知恵なんだろうけどなかなか面白い
カブトガニや珊瑚なんかも大潮の時に卵を産みます。
月がバイオリズムに影響する?
月の満ち欠けが少なからず人体に影響を与えるのではないかという話はよく聞きます。
昔からオオカミ男、最近じゃDRAGONBALLでサイヤ人の大猿化など物語の設定にも使われるわけですが。
月の満ち欠けによって体に変化があるのではという話はよく聞きますが実際はどうなのでしょうか?
今の所、科学的な解明はされていないようです。
ですが、少なからず月の満ち欠けに影響を受けているのかもしれませんね。
スーパームーン
スーパームーンとは満月か新月の時に地球と月の衛星軌道上で最も近くなった状態の事
普段、見える満月よりも更に大きく見えるようになるので話題になる事が多いです。
月の色
月の色は普段は黄色だけど皆既日食の時など大気の影響で赤く見える事もある。
原理は夕日を同じで太陽の光が大気で分散されるからです。
逆に大気中に漂う塵の影響で青く光る場合もあるらしいです。
赤く光る月をブラッドムーン
青く光る月をブルームーンというらしいですよ。
まとめ
月の満ち欠けは太陽と地球と月が位置を変えていく事で起こる。
その時に海の潮に影響を与えるし海の生き物の産卵にも影響を及ぼす。
人間にももしかしたらホンのちょっぴり影響があるのかもしれませんね
天体の話は壮大になりがちだけど月は書けば書くほどネタが出てくるからやばいな~
ではでは(^ω^)ノシ
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