暖房の26℃と冷房の26℃は違う!エアコンの暖房と冷房 結局、設定した温度になるなら設定ボタンのスタートボタンでいい気がしますが どうやらそういう事ではないらしい。
暖房は暖かい空気で部屋を暖め 冷房は冷たい空気で部屋を冷やす 同じに見えて実は全く違う。
アプローチを間違えるとロクな事にならない良い例
簡単に違いを言えば
- 暖房は暖かい空気を部屋に流して部屋を暖める。
- 冷房は冷たい空気を部屋に流して部屋を冷やす
暖房は暖かい空気を出して部屋を暖める機能 仮に部屋が30℃なのに暖房で26℃を目指そうとしても既に30℃、
26℃を超えているのでエアコンのセンサーが反応してエラーになるかそのまま無意味に風を出しているかのどちらか 暖房は暑い空気には無力
冷房は冷たい空気を出して部屋を冷やす もし設定温度が室温よりも高い場合
室温が15℃なのに設定温度は26℃となるとやはりエアコンはエラーと判断してエアコンを止める。
もしくはそのまま換気モードに入る
エアコンの仕組み
エアコンは室外機と室内機の二つが2本のパイプでつながって動いています。
冷房の時は部屋の空気を暑い空気を外に追い出す室外機から暑い空気が流れて室内機から冷たい空気が流れてきます。
暖房の時は冷たい空気を外に出すので室外機から冷たい空気が流れます 専門用語を使うと気化熱と凝固を利用した仕組み
エアコンの設定温度は、室内機の吸込温度のことで、室内機の吹出温度は、
- 冷房時10~15度、
- 暖房時40~50度程度。
設定温度より吸込温度が、冷房では高い場合、暖房では低い場合に運転します。
設定温度を高くしたから熱い風(暖房時)が、出る訳ではありません。
そもそも設定温度と実際に出てくる風の温度が違う
さっきも書いたけどエアコンから出る風は設定温度とは違う
26℃の風がエアコンから出てるわけじゃない。
エアコンが風を吸い込んだ時に温度を測って室温を確かめている。
吸い込んでいる温度が26℃になっていたらその温度を維持しようとする。
何回も書くけどエアコンから出てくる風は
- 冷房時10~15度、
- 暖房時40~50度程度。
エアコンについてる温度センサーで設定温度まで室温が下がったら一定の温度になるように調節するというわけです。
なので寒い時に冷房を入れても寒いだけ
暑い時に暖房を入れたらサウナになるだけ
まとめ
暖房の26度と冷房の26度の違いは
- 暖房は暖かい風を出して部屋を暖める事で室温を設定温度にする
- 冷房は冷たい風を出して部屋を冷やす事で室温を設定温度にする
アプローチが真逆なんですね
当たり前に使えていますが詳しく仕組みを説明するといろいろ面白いです。
個人的にはボタンを押したら自動で冷房か暖房を判断してくれるエアコンが発売されたらいいなと思います。
大した事じゃないんだけど面倒だからね
ではでは(^ω^)ノシ
この記事もおすすめ
パリの街並みが汚い臭いと言われる理由とは?歴史を勉強するとよくわかる
漫画が無料で読めるアプリまとめ 違法じゃない安全なサイトはこれだ
生卵を飲むシーンが映画【ロッキー】にあったけど当時のアメリカ人の反応が日本人と違う件