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動物は生肉を食べてもお腹壊さないのに人間はダメなのは何故?

動物が生肉を食べてもお腹を壊さないのに人間は生肉を食べれないのは何故か?

厳密に言えば新鮮なお肉なら食べれる。
魚のお刺身とか馬刺しなんかは日本人は食べているし

ドイツだと豚肉を生で食べたりする。

 

 

 

新鮮なものなら人間でも生肉が食べれるが少しでも鮮度が悪いとお腹を壊すし寄生虫に寄生される危険もある。

動物と違って人間は火で焼いたり茹でたりなどタンパク質を変質させてからじゃないと食べれない。

 

 

 

 

動物は食中毒にならないの?

肉食動物は生肉を食べる事に特化した進化をしてきました。

胃酸がとても強く細菌や寄生虫などを溶かしてしまいます。

 

 

ハイエナなんかは腐りかけの肉であっても食べてしまいます。

コンドルみたいな死肉食いはとてつもない消化力と炭疽(たんそ)菌やクロストリジウム菌などの病原菌に対しての耐性を持っていたりします。

 

 

また、ヤバい菌が入ってる場合は速やかに下痢をして体外に排出してしまいます。

肉食動物は生肉が食べられるように内臓を進化させてきたわけです。

 

 

 

 

 

人間が生肉を食べられない理由

人間は太古の昔から火を使って肉を焼いて食べるようになりました。

約100万年前とか150万年前の遺跡から焼けた骨が発見されたりする事から

100万年前からずっと肉を焼いてきたわけです。

 

 

 

肉を焼くメリットはタンパク質が変質する事

寄生虫や病原菌、ウイルスなどが死滅する事

つまり、他の動物と違って胃酸を強力にしたり病原菌に対する免疫を獲得する必要が無くなったわけです。

 

 

 

タンパク質が変質する事で消化吸収もしやすくなった。

その代わりビタミンは損なわれるので野菜や果物などで補ったというわけです。

 

 

つまり、ものすごく気を使って病原菌やウイルス、寄生虫を除去すれば人間も生肉を食べれる

刺し身が生で食べられるのは新鮮な状態で捌いて適切な処理をしているからです。

 

 

ちなみにサーモンは養殖したものしかお刺し身にできない

北海道で食べられているサーモンはルイベと言って凍らせて食べるものがあります。

つまり、冷凍して寄生虫を殺してから食べています。

 

 

 

 

人間が生肉を食べてはいけない理由は何ですか?

生肉には「腸管出血性大腸菌(O157など)」や「カンピロバクター」、「サルモネラ」などの下痢、腹痛、発熱、おう吐などの症状を引き起こす細菌やウイルスが付着していることがある

だからいくら新鮮でも食べれない

生で食べられるお肉は適切な処理をしたものだけです。

 

 

つまり、適切に処理したお肉しか生で食べられない

そんな面倒な事はしたくないから焼いたり茹でたり、煮たりして食べています。

 

 

動物は生肉を食べても悪影響は全くない?

全くないわけじゃないと言えます。

動物病院などでは猫に生肉を与えないでくださいと忠告していたりします。

 

正確に言えばスーパーマーケットで人間が焼いて食べる用のお肉を生で与えてはダメという事

 

もちろん野生の猫は生肉を食べても平気そうにしていますがこれは慣れているだけで悪影響がないわけじゃない

犬なんかも生肉を食べさせない方がいいというのが動物病院などの見解だそうです。

 

 

 

野生の犬や猫は生肉を食べるしかないから生肉を食べているだけで加熱したお肉の方が良いとかドッグフードやキャットフードの方がよいという事ですね。

 

野生動物とペットだと同じ動物でも平均寿命が違うのは環境もそうだけど食べ物が違うからというのもありそう

 

 

 

まとめ

動物は生肉を食べても大丈夫なのに人間がダメな理由

 

  • 動物は生肉についてる病原菌やウイルス、寄生虫などを消化できる強力な胃酸を持っている
  • 人間には毒になる病原菌への耐性がある
  • 人間は火を使って肉を焼くから病原菌や寄生虫を排除できる
  • 焼いた肉の方が生より柔らかく、消化吸収が早い場合がある。
  • 生で肉が食べれる動物だけど全くノーダメージではなく、ペットの餌はスーパーマーケットで購入した生肉を食べさせてはいけない

 

 

こんな感じです。

ではでは(^ω^)ノシ

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