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鮭とサーモンの違いとは?高級寿司店でサーモンが出ない理由にもなる。

スーパーマーケットなどで買い物をすると

鮭の切り身とサーモンのお刺し身などという表記になる

 

 

鮭もサーモンも同じものじゃないのか?

英語だとサーモンは「salmon」だし

 

 

結論から言えばサーモンは養殖で生食ができる

鮭は生食できない

 

 

という区別です。

 

 

 

 

 

サーモンは鮭ではないのですか?

養殖され販売されているサーモンは鮭ではなくトラウトサーモンです。

トラウトサーモンと聞くとピンとこないがようは【ニジマス】

 

 

ニジマスを海水で育てたのがサーモンの正体になります。

養殖なので餌の管理を徹底しているためアニサキスなどの寄生虫がない

 

 

だから刺し身やお寿司で食べられる。

とは言ってもニジマスを鮭と偽るのは詐欺じゃなかろうか?

 

 

鮭をサーモンと呼ぶのはなぜ?

昭和60年(1985年)頃、日本では鮭は焼くものというイメージが強く

サーモンという名称にする事で生食ができるというイメージを定着させた。

 

いくら、お刺身用の鮭と宣伝しても定着はしなかっただろう。

 

サーモンのお寿司はいつから?

1980年代からサーモンのお寿司が食べられるようになった

その頃からノルウェー産やカナダ産の養殖技術が向上し寄生虫問題を解決した

 

アトランティックサーモンが輸入され初めた頃から食べられるようになった。

 

 

 

 

マスと鮭の違いは何ですか?

実はマスと鮭には大きな違いはない

はっきりとした違いはないらしい。

かつては海に降るものを鮭

 

 

川に住み続けるのをマスと呼んだ。

 

 

日本で取れる天然の鮭は白鮭、銀鮭、紅鮭などがある。

鮭とマスは近縁種みたいなもので

 

 

例えるならクロマニヨン人とネアンデルタール人くらいの差しかない

 

淡水魚を海で養殖するなんて無茶だと思いきや鮭の近縁種だから海でも生きられる。

普通は塩分濃度の違いで淡水魚は干からびてしまうので無理なんだけど鮭は特殊な魚ですね。

 

 

同じサケ科サケ属だからサーモン呼びも間違ってないのか

 

 


 

天然の鮭は生食されなかった?

北海道のアイヌ民族が鮭の切り身を凍らせて作るルイベ

寄生虫を凍らせて殺してしまうのは北海道っぽい

 

 

基本的に新巻き鮭とかにして焼いて食べたり煮て食べたりが基本だけど

ルイベは薄くお刺し身のように切って凍らせて食べるからアニサキスなどの寄生虫がいなくなって安全というわけです。

 

 

極寒の北海道でしか食べられないグルメになる

というのもアニサキスは

 

  1. 60度以上での1分以上の加熱
  2. -20度以下での24時間以上の冷凍

という処置をしないと死滅しない

 

東北でも最低気温は氷点下1.7℃くらいだと言われているから

メジャーな料理ではなかった。

 

 

老舗の高級寿司店ではサーモンが出ない理由とは?

老舗の寿司店は昔ながらの寿司を提供するお店が多い

江戸前寿司と名乗る老舗ではサーモンの寿司がない可能性は高い

 

 

というのも江戸前、東京湾で捕れる魚を使った寿司ではないからですね

また、鮭はアニサキスなどのせいで生食が始まったのはつい最近

 

 

という事で老舗の寿司店ではサーモンが出ない事もある。

 

 

昔ながらの伝統的なお寿司を提供するという場合、生の鮭は出てこない。

 

 

 

まとめ

鮭とサーモンの違い

鮭は白鮭や銀鮭などで焼いて食べる用

 

サーモンはトラウトサーモンの事でニジマスを海水で養殖したもの

寄生虫がいないため鮭のルイベにしなくても刺し身やお寿司で食べられるのが特徴

 

食べられるようになったのが1980年代と最近なので老舗のお寿司屋では提供していないお店もある。

トラウトサーモンはニジマスだが鮭とニジマスは近縁種ではっきりとした違いはない

海で育ったものを鮭、川で育ったものをマスと呼ぶくらい違いはない

 

 

 

ではでは(^ω^)ノシ

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