板チョコについてる溝ですが
あれは何のためについているかというと
どうやら製造しやすくするためのようです。
板チョコを割りやすくしてみんなで分けるためではないようです。
もちろん割りやすく、分けやすい形なのは間違いない
両手で均等に力をかけると狙った溝で割れるようになります。
溝がある理由
2つ理由があって
- チョコを早く冷やす
- チョコを型から取り外しやすくするため
板チョコのでこぼこを作る事で早く固まる。
板チョコはチョコを型に入れて冷やすわけですが型とチョコが触れる表面積を増やす事で早く冷えて効率が良くなります。
均一にチョコが冷えないと口溶けが悪くなり美味しさが損なわれる。
チョコを型から取り外しやすくなります。
チョコが固まると体積がちょっと減るのでその分、型との間にすきまが生まれるから取り外しやすくなる。
溝がないと?
溝がないとチョコの表面にシミというか指紋のような模様ができてしまう事がある。
これはチョコを型に流し込んだ時に平面の中で圧力が一点集中するから
冷却をする時にその部分だけ最後まで熱が残るため他と違うようになります。
溝をつける事で平面の圧力を分散させているというわけです。
冷えにくいし変な模様がつくし良い事はない。
キットカットの溝は?
板チョコの溝はみんなで分けるためではないがキットカットの溝は割りやすく分けやすくするため。
キットカットは元々イギリスのロウントリー社が1935年9月に「チョコレート・クリスプ」の名称で売り出したものだ。
その頃から溝はついており理由は
男性労働者が仕事場で手軽に食べられるチョコレート菓子をつくり出そうというアイデアから生まれたとされる
当時のイギリスでは栄養バランスの取れた食事が全員にゆきわたる事は難しく労働者に高カロリーで吸収率の良い食事を与えるためチョコが注目された。
板チョコと違ってあらかじめ食べやすい大きさに割れるように工夫してある。
板チョコが銀紙に包まれている理由
板チョコといえば銀紙(アルミ箔)で包まれているのが一般的です。
チョコを包む事でチョコの油脂が酸素に触れたり光に当たって味や香りが落ちてしまうため
アルミ箔で包む事で防いでいます。
更にアルミ箔で甘い香りを封じ込める事で虫がよってこないようにするという工夫もされています。
まとめ
板チョコの溝は
- チョコを早く冷やす
- チョコを型から取り外しやすくするため
製造しやすくするためのもので割りやすくするための工夫じゃない
板チョコではないけど似たような形のキットカットは割るために溝がつけられている。
かつてイギリスの労働者に素早く栄養補給させるための工夫らしいです。
こうやって比較すると結構、面白いですね。
確かにキットカットと板チョコだと割れやすさが段違いですからね
ではでは(^ω^)ノシ
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