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マジックに鳩を使うのはなぜ?オウムじゃだめなの?

マジックで鳩が飛び出す演出があったりするがなぜ鳩なのか?

別にオウムでも文鳥でもいいはずなのに何故か鳩

 

 

白い鳩を使う事がマジックの定番になっている

 

 

 

 

 

マジックで使う鳩は銀鳩

街で見かけるドバトやキジバトではなく白い銀鳩をマジックに使います

ジュズカケバトの白変種でペットショップで販売している鳩です。

 

鳩というと結構、大きめなサイズだと認識されていますが銀鳩は少し小さめ

服や帽子などに隠しやすい大きさになっています。

 

 

マジシャンが銀鳩を使う理由

マジシャンが銀鳩を使う理由にはいくつかある

 

  • 賢くて懐きやすい
  • 小さい体
  • 習性
  • 舞台映え

 

賢くて懐きやすい

他の鳩よりも懐きやすい、おとなしくて人懐っこい性格をしています

鳴き声も小さく近所迷惑にもなりにくい

従順で訓練すれば芸も覚えます。

 

 

 

 

小さい体

ドバトやキジバトと比較すると小さい

数匹程度ならポケットに隠せる大きさであるのもポイント

 

飛ぶ時に羽を広げるため大きさはごまかせるそうです。

マジシャンが鳩を出すとあんな大きな鳥が隠れていたのかと思ってしまうがそこまで大きくない鳩を使っているというわけです

錯覚を利用した一種のマジックという事ですね

 

 

習性

銀鳩には2つの習性があり

 

  • 仰向けにされると動かなくなる
  • 暗闇の中では動かない

 

鳩というか鳥全般ですが仰向けにすると驚いて動かなくなる

暗闇の中では動かないというという性質があり

また光を見ると羽ばたく習性もある。

 

そういった習性がマジックでは都合がいい

 

 

 

舞台映え

白い鳩というのはスポットライトを浴びて飛び立つというのがすごく舞台映えする

派手な演出にピッタリな鳥であることもマジックに使われる理由と言えます。

 

ドバトとかキジバトではこうはいかないというレベルで舞台映えする。

 

 

マジックで使った鳩は死ぬ?

これは全くのデマで鳩のお世話したり芸を仕込んだり

手間ひまかけて愛情込めて育てているので一回~2回のマジックで死なせていたら効率が悪い

愛とか情を抜きにしても使い捨てにできるようなものじゃない

 

 

 

このようなデマが広がったのは2006年に公開された映画「プレステージ」という映画が原因かもしれません

二人の天才マジシャンは鳩をカゴから装置に入れて装置の中で鳩が死んで別の鳩がステージ登場するというシーンがあったためです。

 

 

鳩の習性を考えればひっくり返して暗くすれば動けなくなるのでわざわざ殺す必要は皆無

映画ならではの残酷なシーンというわけです。

 

 

鳩を出すマジックが有名になったのはなぜ?

鳩を出すマジックが有名になったきっかけは

1960年に公開された「ヨーロッパの夜」という映画

 

出演したアメリカのマジシャンのチャニング・ポロックが鳩を出すマジックを披露したことが始まり

彼の影響で鳩を使ったマジックが広まったと言われています

 


古い映像ですがYouTubeにありました。

 

まとめ

マジックで白い銀鳩が使われるのは飼いやすく、意外と小さくて暗闇では大人しくている習性

それに舞台映えが良いことなどが言える

 

 

オウムとかインコではこうはいかないのかもしれませんね

 

ではでは(^ω^)ノシ

 

 

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