おしっこをする時にブルっと体が震えた経験は誰しもあると思います
あれはなぜ起こるのでしょうか?
頻繁に起こるのはおかしい?
なんて悩む人もいるかもしれませんが結論から言えば普通の事です。
寒い時とか震えやすい気がしますね。
詳しい研究論文もないので仮説になります。
仮説1:おしっこをすると体温が低くなるから?
おしっこは37℃ほどありそれが体から抜ける事で
体を震わせて体温をあげようというしているという説ですね
排尿した後に体が冷えないように体を震わせているというのは面白いですね。
この説には反論の余地があって
体の体液が出る事で体温が下がり体を震わせるならゲロを吐いた時だって体をブルっとしないとおかしくなる。
だけど嘔吐に関してはそんな事例はない
仮説2:血圧をコントロールしている?
排尿時に血圧を下げる
そのため血圧を上げるために筋肉を震わせるという説ですね
排尿時は「副交感神経」が働きリラックス状態になりますが同時に交感神経も働くため
体が震えてしまう。
女性よりも男性の方がこの症状が起きやすい理由にも説明がつく
男性は立ち小便をする、立っている状態の方が若干、血圧は低くなるから震えやすいという説。
仮説3:闘争・迷走反応が原因?
イギリスのザ・ジェームス・クック・ユニバーシティ病院で泌尿器科医を務めるサイモン・フルフォード氏は
闘争・迷走反応が原因ではないかと主張しています。
排尿時の血圧は上がったり下がったりしますそういう血圧の変化に対して
無意識に体が恐怖を覚えてしまうから体が震えてしまうのではないかという説です。
他にも病気の可能性があったりするかもしれません。
Q. 尿が震える・飛び散る・二股に分かれるのはなぜ?
A. 尿流の不安定さ(震え、飛び散り、分岐など)は、尿道や骨盤底の状態・構造的な要因・ライフスタイルなどが複合的に影響しています。
1. 尿道の狭窄や粘着による分岐
尿道粘着(adhesion):乾いた精液や分泌物が尿道口に残って張り付くことで、尿流が割れる・細かくなることがあります 。
尿道狭窄(stricture)や尿道口狭窄(meatal stenosis):慢性炎症や手術後の瘢痕によって尿道が狭くなると、尿流が分かれる・弱くなることがあります americanprostatecenters.com。
2. 前立腺肥大や炎症(男性)
前立腺肥大(BPH):尿道が圧迫され、尿流が遮られたり分岐しやすくなります。夜間頻尿や排尿時のいきみ・残尿感などを伴うことがあります 。
前立腺炎:炎症によって尿道周辺に腫れや痙攣が生じ、尿流の不安定さが増します restonyc.com。
3. 骨盤底・膀胱の筋肉トラブル
骨盤底筋が緊張しすぎたり弛緩しすぎたりすると、尿流が飛び散ったり、断続的になったりします 。
特に**座って排尿しない(中腰など)**スタイルでは尿道括約筋が正常に働かず、不安定な尿流を招きやすくなります 。
4. その他の影響要因
膀胱結石や尿道ポリープ:流路を物理的に妨げる異物として作用し、尿流の乱れを引き起こします 。
尿路感染症:炎症が尿道表面を腫れさせ、飛び散りや分斉に繋がることがあります 。
尿路神経障害(例:糖尿病・不整脈など):神経信号の乱れにより筋肉制御が狂い、尿流の制御に支障が出る場合があります 。
表:原因と症状・チェックポイント
| 原因 | 典型的な症状/特徴 | チェックポイント |
|---|---|---|
| 尿道粘着 | 一時的な二股・飛び散り | 水をよく飲む・時間経過で改善 |
| 尿道狭窄/尿道口狭窄 | 断続的噴射・弱い尿流 | 排尿後の感触・尿流が細いかどうか |
| 前立腺肥大・炎症 | 夜間頻尿・いきみ・残尿感 | PSA検査・排尿量測定など必要 |
| 骨盤底筋障害 | 飛び散り・音が変・方向が不安定 | 骨盤底筋機能や姿勢の再確認 |
| 膀胱結石・ポリープ・感染症等 | 痛み・血尿・頻尿(排尿時の違和感) | 医師による診断・超音波・尿検査 |
まとめ
おしっこをする時に体が震えるのは
- 体が冷えたから温めるため
- 血圧を調整するため
- 血圧が下がった事で闘争・迷走反応が起こり震えた
どれも面白い説ですが査読論文などはないため詳しい事は不明です。
人体の反応としてはかなり面白いと思いました。
体温が下がるにしろ血圧の変化にしろ気温が低いと影響が多いから冬に起こりやすい気がするのも気の所為ではなさそうですね
ではでは(^ω^)ノシ
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