復讐は何も生まない!というのは半分が嘘で半分が本当。
復讐という行為自体が何かを終わらせる行為。
感情を晴らす行為であり負の感情を取り去る行為。
漫画とかアニメ、ドラマで言われる復讐は何も生まないというのは正確に表現すると
復讐は何も生まないし、中途半端にやると恨みを残すからやるなら徹底的にやれ
綺麗さっぱり37564が基本、だから復讐なんて碌なもんじゃないって言われるわけです。
単純な暴力での復讐は犯罪行為だし、スマートじゃないからおすすめしないってだけでしょう。
復讐はやり方にもよる。
単純な暴力というのは推奨されるべきじゃない。
例えば冤罪にかけられた人が真犯人を追い詰めるのも復讐だし
立派な人物になって同窓会に姿を見せるのもある意味で復讐になるかもしれません。
暴力をふるわれた人物よりも強くなって幼子を相手にするように雑にあしらうのも復讐になる。
ようは相手に劣等感を植え付けて二度と自分にナメた態度を取らせないようにするだけ
かなり難しい、知力・体力・財力がないとスマートに復讐なんて無理ですね。
劣等感を払拭するための努力
復讐をするために努力をする。
貧弱な体を鍛えたり、勉強をして賃金の良い仕事につく
この時点で復讐は何も生まないとはいえない。
復讐というのは相手に勝たなきゃいけないわけだから努力が必要。
相手に劣等感を植え付けるなんて事は並大抵の努力じゃ出来ない。
劣等感を燃料に努力できるならそれはそれで良い事。
劣等感を言い訳に努力を放棄するよりはマシ
目的はなんなのか?
復讐と一言で済んでしまう言葉ではあるけど
何をもって復讐とするのか?
そこが問題だ。
漫画やアニメなどでは相手を亡き者にする事を目的にしがちだけど
- 亡き者にしたいのか
- 謝らせたいのか
- 劣等感を植え付けたいのか
- 落ちぶれさせたいのか
何を目的にするのかでアプローチは変わるはずだ
亡き者にするのは論外、犯罪行為だしね。
罪悪感を植え付けて謝らせたいのか
歪んだコンプレックスで顔がめちゃくちゃになるのをみたいのか
単に落ちぶれる姿を見て酒が飲みたいのか?
真面目に考えれば考えるほど、面倒くさいし終わってみれば心に何も残らないかもしれない。
だけど何も生まないという事はないし、虚しいとも思わない。
強い恨みを持つ存在からどうでもいい存在にする行為が何も生まないわけがない。
まとめ
復讐は何も生まないと人は言うけど産み出す行為ではなく終わらせる行為なのだから当たり前だ。
ただ、犯罪行為以外で復讐を果たすのは難しくて面倒くさい
その割に報酬は少ない
恨んでる相手を有象無象にする事ができるのならそれは素晴らしい事だと思う。
もちろん犯罪行為以外で
相手を殺して復讐なんてのはフィクションの世界でしかやっちゃいけないだろうしな。
復讐するならモンテ・クリスト伯みたいにスマートな方法でやらないと幸せになれないし
真面目に考察すればするほど、面倒クセェってとなる。
安易な方法を選択すれば間違いなく不幸になる。
だから、みんな復讐なんてやめとけって言うわけです。
そう言いたくなるのも分かるけど
犯罪行為に手を出さない限りはいらんおせっかいだと思う。
恨みやコンプレックスを燃料に努力できる。
中途半端に燃え残る方が問題だろう。
世間一般の復讐という概念というのは大雑把だと筆者は思う。
ではでは(^ω^)ノシ
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