勉強のやり方 大人にもおすすめ

社会人になっても使えるコーネル式ノート術、Q. 効率よく覚えられる勉強ノートの作り方は?

社会人になるとノートを使うよりもメモ帳の方が使うかもしれませんが

勉強をしたり、職場で重要な事をまとめなきゃいけない時にノートは便利です。

正直な話、自分でも読めないノートを作る人もいますがそれじゃいかんという事で美しいノート術を紹介します。

 

 

ノートと言えばSTAP論文をめぐり、
小保方晴子さんの実験ノートが話題になっていましたね。

理研で売られているコクヨ リサーチラボノート エントリーモデル 研究記録用ノート A4 ノ-LBB205S
がすごいとTwitterで話題になっていました。

20140420-015817.jpg

 

勉強でも仕事でも、“あとで見返すノート”は命綱。ただ、自分しか読めないメモでは意味がありませんよね。

この記事では、コーネル式をベースに、効率的に記憶できるノートの書き方をご紹介します。

 

Q. 成績が上がるノートを作るにはどうすればいい?

A. ポイントは以下の3つです。

1. 見出しを色分けして構造をはっきりさせる
2. 重要な語句は赤シートで隠せるように書く
3. 復習タイミングを書き込んでおく

これらを意識することで、記憶に残りやすい「使えるノート」になります。

 

 

 

 

リサーチラボノートの特徴

リサーチラボノートは
糸綴じになっており、
全ページに連続する番号が

あらかじめ印刷されているなど、
不正を防ぐための様々な工夫がされる。

20140420-020038.jpg
すごいノートですね。

閑話休題!

そんなノートも使いこなせないなら
100円ショップのノートと一緒

読み返せないノートや他人が読んで理解できないノートではダメですよね?

 

 

社会人になっても意外とメモをとる機会はありますが。

ちゃんとメモした内容をノートに
書き写さないと他人には
読めないってことがありますね。

ノートの取り方にはポイントがあります。

 

学生向けのノート術

用意するもの
色つきのペン(2色オレンジ)、蛍光ペン(3色くらいピンク黄色とか)

そのままテスト対策に使えるようにということでかきますね。

 

 

まず、先生が黒板で色を変えた場合はそのまま写ししましょう。

その他、教科書で太字になっているところも同様です。

 

 

その中でも、重要そうな単語(赤チョークとかよく使われます)についてはオレンジで書くようにすると、

後でテストの時に赤シートで消しながら勉強できます。

 

 

まちゃこ
まちゃこ
基本的に黒板のとおりに書くのね
けいすけ
けいすけ
黒板の板書=テスト問題だから黒板はその通りに書かないといけない
まちゃこ
まちゃこ
ぶっちゃけスマホで写真撮影すれば楽よね。
けいすけ
けいすけ
身も蓋もないな

 

 

科目別

【英語】

ノート見開きで使います。
左ページに一行づつ開けて本文をうつします。反対側には日本語訳。

わからない単語は蛍光ペンでチェック。意味をオレンジでかきます。

 

 

習った文型も青ペンか何かでメモします。下の空いたスペースに文型を書いたり、新出単語を端に書いたりしてもいいですね。

【国語】

先生の黒板=テストだと思ってOK。
先生の感覚で問題は出るのでノート重要です。

現代文なら先生がうまくまとめていればそのまま写してOK。

 

 

残念なことに、あまりいいまとめではない場合は教科書ガイドなんかを読んでください。

漢文、古文は英語同様に横に線をひいて、上下で本文訳文を書きます。

 

【数学】

基本問題数こなすことになりがちなので、間違った場合は必ず消しゴムで消さずに赤ペンで修正入れましょう。

後でどこで自分が間違ったかわかるようにします。

 

 

ノートの端2cmくらいの
ところに線をひいて、

問題集・教科書の何ページの問題かを書くと見返しやすいです。

 

【社会】

オレンジペン大活躍。
暗記ものなので、暗記用教材にしてしまいましょう。

 

教科書の太字は基本オレンジでノート取ります。
後で赤シートとにらめっこです。

 

 

年表化したり、原因→結果でまとめたりしても見やすくなります。

 

【理科】

社会と同じく。図、絵などあるとわかりやすいです。

普段のノートでテスト前の苦労は激減しますよ。

 

これを全部テスト前にやろうとすると・・・。

社会人になっても使える技術なのでマスターした方がいいです。

 

 

良いノートは読んだ内容を実践すれば
授業、会議、などを再体験できるノートです。

漠然と黒板の板書をノートに移したりするのはある意味無意味。

 

 

 

社会人の コーネル式ノート術

 

社会人ががっつり使うなら

コーネル式ノート術をマスターするべきです。

 

 

コーネル式ノートとは、
アメリカニューヨーク州のコーネル大学(Cornell University)

在学生のために、Walter Paukが1989年に考案したノート術です。

 

 

コーネル式ノートは、特徴的なノートのレイアウトと、学習を強化させる6つの手順からなっています。

まずノートを3つの領域に分けよう!

 

「ノート(Notes)」
「キュー(Cues)」
「サマリー(Summary)」の3つの領域に
図のように分けてみよう!

 

☆いつ記入するか
「ノート(Notes)」→授業中(作業中)
「キュー(Cues)」→授業後(作業後)
「サマリー(Summary)」→授業後(作業後)

 

 

§.6つの“R” 〜コーネル式ノート術を活用する手順〜

  1.  Record(記録)
  2. Reduce or question(要約と質疑)
  3. Recite(暗誦)
  4. Reflect(内省・自問自答による熟考)
  5. Review(復習)
  6. Recapitulate(要点を繰り返す)

1. Record(記録)

・講義の内容は「ノート(Notes)」欄に記録する。

・教員の発言を全てを記録する必要はなく、不必要な内容は省いて、できるだけ簡潔に記録する。

 

2. Reduce or question(要約と質疑)

・講義後、「ノート(Notes)」欄を読んで、「キュー(Cues)」欄に、

*重要な事柄をキーワードに要約
*質問を作成
*要点の図解

などを記入する。

Cueの欄を読み返したとき、
Notesの内容が出てくるような
ヒント(Cues)にする。

 

3. Recite(暗誦)

・講義内容を学習・暗記するために、暗誦する。

・「ノート(Notes)」欄を隠して
「キュー(Cues)」欄だけを見ながら、自分の言葉で考えをまとめる。

 

4. Reflect(内省・自問自答による熟考)

 

・講義内容について、次のような自問自答により、他の知識との関連を模索して学習を深める。

・今回習ったことは

*既知の知識とどのように関連しているのか?
*どう応用できるだろうか?
*何が重要なのだろうか?

 

5. Review(復習)

・学習したことを忘れないために、
何回もノートを見返して復習(Review)し、自問自答(Reflect)する。

・学習効果を高めるためには、
テスト直前に復習するのではなく、
毎晩あるいは毎週といった定期的に暗誦、復習する。

 

6. Recapitulate(要点を繰り返す)

 

・「サマリー(Summary)」欄に、「ノート(Notes)」欄の要約・要旨を記入する。

・「要点を繰り返す(Recapitulate)」とは、記載した内容を再度書き直すことではない。

重要な部分、あるいは記憶しなければならないポイントを、自分の言葉で記載しなおすことである。

・テスト直前に「サマリー(Summary)」欄を読み返す。

コーネル式ノート術、社会人になっても使える技術。

仕事を覚えるのに使ったり、
趣味の研究など使い方はいろいろありますよ

 

付箋とスマホカメラ

ノートに記録する際に時間がない場合は黒板ホワイトボードを撮影しておけば後でノートに書き込んだり貼っておく事ができます。

 

写真は家のパソコンで読み込んでプリンタで写真にしてもいいし。
コンビニで印刷するのも良しです。

 

 

こうするとノートが分かりやすくなります。
写真を貼っておけば手書きの図よりもはるかに分かりやすいはずです。

 

 

後、付箋をつけておけば見直したいページがすぐにわかるようなります。

付箋を貼っておかないと読みたいページが探せない事があるので貼っておくと便利ですね。

 

 

 

QRコードを貼っておけば動画や音声なども記録できますよ。

 

まとめ

1. ベースは「コーネル式ノート」

コーネル式は、一度書いたら終わりではなく「振り返し」も意識した設計がポイント:

  1. 右側にメインノート:授業や会議の要点を箇条書き。長文NGです。図解や略語もどんどん使いましょう。

  2. 左側にキュー(記憶の引き金)欄:後から振り返る質問やキーワードを入れるエリア。自分へのクイズとして活用できます。

  3. 下段に要約:書いた内容を「自分の言葉」で一文にまとめることで理解が定着します。

この構成は覚える→確認→要約の流れを自然に進め、レビュー効率を高めてくれます


2. さらに◎なノート術:7つの具体的スタイル

他にも学習効率を上げるためのノート方式があります。自分のスタイルに合うものを見つけてカスタマイズすると◎:

  • マッピング式:視覚的にテーマと関連を整理できる。理解の“地図”が見える化されます。

  • アウトライン式:見出しとインデントで構造的に書く、論点思考にピッタリ。

  • チャート式:複数の情報や比較要素を整理。例えば、プロ/コンや分類に◎。

  • センテンス式:一行ずつ要点を書くスタイル。ペースの速い講義向き。

  • フローメソッド:流れるようなシンプル記録。思考の流れや議論構成の整理に最適。

  • スケッチノート(Sketchnoting):図やアイコンを使ってビジュアル化。記憶にも楽しく残ります。

  • デジタル対応:Evernote/OneNote/Notionなどを活用すれば、検索性・修正性が高まります。


3. 記憶に残すための学習理論を取り入れる

ノートを「書くだけ」ではなく、「使えるツール」に変える工夫が大切です:

  • アクティブ・リコール:自分でクイズ形式の質問を作り、答えを思い出す。記憶定着が飛躍的にアップします

  • 間隔反復(Spaced Repetition):復習のタイミングを少しずつずらして行うと、忘れにくい記憶に変わります。Ankiのようなアプリも便利です。

  • インターリーブ(交互学習):関連するテーマを混ぜて学ぶことで理解が深まりやすくなります。

  • 視覚化(Dual-Coding):図・テキストを組み合わせて記憶の定着を狙う効果も期待できます。

  • テスティング効果:復習時に自分を“テストする”ことで効果的に記憶が強化されます。

  • SQ3R法:読む前→読む→再現→確認→復習という流れは、特に読書や資料学習に力を発揮します。

- 成績アップには「構造」と「復習」がカギ
- ノートは書いて終わりではなく、繰り返し見直すことが重要
- 質の高いノートは、勉強そのものを効率化する

 

ではでは(^ω^)ノシ

 

 

 

 

 

 

ブログ検索

-勉強のやり方 大人にもおすすめ
-, , ,