TPPに参入する事でどんなメリットが農家にはあるのか?
デメリットはないのか?などなど
素人ながら分析していきたいと思います。
TPPのデメリットは安い野菜が大量に輸入されて日本で作られた野菜が売れなくなるのではないか?
そんなデメリットがあります、しかしそこまで心配する必要もないと思います。
というのも日本の野菜や果物は世界から見てもかなり美味い。
外国人が果物を食べるために日本に旅行にくるくらいには美味しい
そこにいくら安くてもあんまり美味しくない海外の野菜、果物が入ってきた所で日本の農業を駆逐するような事にはならない
いくら安くても不味い野菜は食べない、
昔、コメ不足で海外の米が輸入されたけど
海外の米は美味しくないと言って結局、日本米に戻っていたのを覚えています。
いつ頃だったかな?小学生の頃だったから20年くらい前かな?
タイ米とかが輸入されたけど米不足が解消されてからは輸入されていない。
品種の違いもあるけど不味いからというのが理由だ。
日本で作った野菜や果物は全て日本で消費されているからイマイチ実感がないのかもしれないけど
世界と競争しても勝てるものだと思っています。
TPPの影響で国内では野菜が売れない?海外で売ればいいじゃない?
国内で野菜が売れない!となったら国外で売ればいいのです。
日本の野菜は品質もいいし、輸送技術も発達しているから新鮮な野菜を海外に輸出できると思います。
ブランド品として海外に売れば日本で売るよりも高く売れると思います。
関税が安くなるわけだから海外で高級な野菜として販売しても売れる
日本で売れなくても海外で売ればいいし、海外で売れなくても日本で売れるなら問題ないわけです。
海外でも日本のチェーン店はある
一般的な市場に輸出できなくても日本食レストランや日本で展開しているチェーン店は海外にもある
そこに野菜や果物を卸せば十分な利益になる。
そのチェーン店が撤退しなければ安定した輸出先になる事は間違いない。
実は一番打撃を受けるのは農協
TPPが結ばれて安い野菜が輸入されて困るのは実は農協じゃないでしょうか?
日本での野菜流通ルートはこんな感じです
①農家→②農協→③経済連→④全農→⑤卸売業者→⑥小売業者→⑦消費者
その全てに②農協と③経済連と④全農は同じ農協だと言われています。
つまり2~4で中間マージンを取っています。
海外から入ってくる野菜はどんな仕組みで日本に来るかわかりませんが
少なくとも海外の経済連や海外の全農でチェックを受けた物ではありません。
となると圧倒的に安い野菜が市場に出回る可能性がある。
こうなると農家は農協ではない流通ルートを開拓しないといけないし
企業もそういう農家さんと契約を結びたいと思うはずです。
結局の所、農協に細かい所を全部丸投げしても儲かるから任せているだけで
農協では稼げないとなれば農協を離れるしかありません。
農家が減るかもしれないし競合が産まれる可能性もある故に農協はTPP反対という姿勢なのでしょう。
中国産の野菜を日本から根絶できる
何かと問題の大きい中国産の野菜、日本の野菜と比較すると物凄い安さではあるけど中国、メイドインチャイナである時点で評判はあまりよくない
値段だけ見て買ってしまう人もいるかもしれませんが中国産=品質の良くない食べ物で僕ら一般人の考えは固まりつつありますから
なるべくなら輸入しない方がいいけど他の国の野菜は高いというのがあります。
しかしTPPが締結、施行されれば東南アジアからの野菜が輸入されて行きメイドインチャイナの野菜はなくなるかもしれません。
まとめ
TPPが及ぼす農業へのメリットは輸出しやすくなるだけじゃなくて農業の構造改革が起きる可能性がある。
なので今の既得権益を守りたい人がTPP反対しているわけです。
TPPが始まったら混乱はあると思いますがこれを機会に農業のあり方が変わるかもしれませんね。
少なくとも農家さんたちの選択肢は増えるかもしれません。
ではでは(^ω^)ノシ
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