人間は貧弱で同じサイズの動物と比較すると力も弱いと言われがち
走る速さも大した事はないと言われます
しかし、人間はとてつもない持久力を有しています
現代人でも平均で5.3kmは歩きます。
では普段、運動をしていないであろう人がどれくらい歩けるのかと言えば
100kmウォーキングを完歩できる
特に鍛えていない人でも気合と根性で100kmは歩く事ができるそうです。
そんなバカなと思うかもしれませんが100kmウォーキングで検索して挑戦者の写真を見ても
特別、運動しているようには思えません。
もちろん、ノーダメージではなく歩いた後は足がゾウのように腫れている写真もありました
鍛えた人だと100kmを歩いた後に更に最寄り駅まで歩くという事をしているらしい
ウルトラマラソン(100km)
24時間テレビでおなじみの100kmマラソン
毎日、ランニングで鍛えていればウルトラマラソンでも9時間くらいで走り切るという人もいる
特別足が速いわけじゃないけれど、人間は長く走る事に長けている
ちなみにウルトラマラソンの世界記録はサロマ湖100kmウルトラマラソン、山口純平(エルドレッソ)が6時間06分08秒で優勝したのが世界記録
江戸時代の歩く距離
江戸時代、旅人の移動距離を計算すると
江戸から京都に向かう場合
最初に泊まる宿は戸塚宿かその手前の保土ケ谷宿
日本橋から保土ヶ谷宿までが八里九町(約33km)、戸塚宿までは十里半(約42km)
これが無理なく歩いた江戸時代庶民の距離
健脚な人はもっと歩いているそうです。
記録によれば男性75km、女性59.7kmという記録が残っていました(東洋大法学部の谷釜尋徳(たにがま・ひろのり)教授(スポーツ史)によると調査)
飛脚の移動距離
飛脚とは江戸時代の郵便配達員みたいなものです。
手紙や荷物を街から街へ配達しています。
飛脚はリレー方式で荷物を運ぶ人たちもいれば一人で長距離を走る人もいました。
江戸から京都までは約492km、普通に歩いたら2周間はかかる
そんな距離をリレーしながら3~4日で移動したそうです。
中には一人で江戸~京都を走り切る猛者もいたとか
一昼夜で35里(約140キロ)~36里(約144キロ)も歩く飛脚もいたとか
五輪書によると
宮本武蔵が書いた五輪書によれば50里(200km)を歩いたものがいるそうです。
つまり鍛え上げれば一日で200kmは歩けるようです。
ネットで軽く調べた限りでは200km以上の数字が出てこないので
マックスは200kmと仮定しておきます
韋駄天と呼ばれる忍者が50里(200km)を走ったと記録されていたりする。
なぜ人間は長距離を移動できる
人間が長距離を移動できる理由として2つあって
汗をかく事で排熱され体を上手に冷やす事ができる。
二足歩行というのは速さよりも持久力に特化している
長距離移動に適した体になっている上に
食料を運ぶ能力があった事が長距離移動に拍車をかけている。
まとめ
一日の移動距離は歩いた場合
- 普通の現代人(男性)・・・・5.3km
- 江戸時代の旅人・・・33~42km
- ウルトラマラソン・・100km
- 江戸時代の飛脚・・・一昼夜で35里(約140km)~36里(約144キロ)
- 宮本武蔵・・・・・・一日、50里(200km)
現在の日本で記録されている距離が100kmマラソンや100kmウォーク
人間は一日100km以上歩ける
宮本武蔵みたいに特別な訓練をした人は200kmを走れたと言われている(記録のみ)
ではでは(^ω^)ノシ
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