当サイトはアフィリエイト広告を使用しています スポーツ知識

【考察】日本刀が両手持ち前提で稽古する理由とは?

日本刀は両手持ちが前提で片手持ちだと扱えないんだあああああ

という主張する人もおりますが日本刀はそこまで重くはないです。

片手でも扱えます

 

 

しかし、江戸時代に発展した剣術は大体が両手持ちでした。

これは何故でしょうか?

二刀流がメインの剣術とかもあってもいいような気がします

 

 

ですが、筆者は聞いた事がありません。

二天一流は二刀流ですがそれ以外は聞きません。

 

 

それに特別、強い武士を排出したという記録もありません

宮本武蔵以外という意味で養子の宮本伊織も有名ですがそれ以外と言われると首を傾げるところです。

 

 

 

 

両手持ちは応用が効く

日本刀を両手持ちで扱うという事はそのまま

 

などにも応用できる。

全く同じ扱いはできないけれど

 

 

日本刀から槍に持ち替えたからといって技が使えないとは限らない

というか技は使える

 

 

片手で日本刀を扱う事もできる

剣術を習ったけれど他の武器に応用が効かないわけじゃない

 

 

 

 

 

 

肉体の強化に両手持ちが最適だった。

日本刀を両手で持つ稽古法は肉体を鍛えるという事に置いては理にかなっているという事なのではと考察

素振りや突きなどの動作も片手で行えるが日本の剣術では両手持ちが一般的

 

 

片手の素振りによる肉体の偏りを嫌ったのではないかと推測します。

日本刀はそこまで重くない、一般的な刀剣と大体同じくらいの重さと考えていい

10kgある日本刀なんてめったにない

 

 

それでも片手で振り続ければ偏りが出る。

右手で振れば右半身ばかり使うようになる。

左手で振れば左半身ばかり使うようになる。

 

 

右半身ばかり使う運動神経が構築されてしまうのでないだろうか?

素振りの動作は肩関節ばかりを酷使しがちですが

 

 

重い重量を扱う場合、肩甲骨や胸椎、鎖骨などの骨が動かせないと無理

腰を入れてふらつかないように固定する必要もあるだろう。

 

それを軽い重量の日本刀でも出来るように稽古していたのではなかろうか?

昔の日本人はとても力が強かった、1俵が60kgなのは大人ならこれくらい普通に担げるから

とか米俵を運ぶ仕事を女性がやっていたという歴史もある。

 

 

両手で武器を扱う稽古をするのはそういう能力を高めるためでもあったのではなかろうか?

 

 

 

昔の日本人は体幹が別次元

令和の人間が考える体幹と昔の武士が考える体幹では別次元だったのではなかろうか?

よく、幕末の武士は肩が下がっていて撫肩に見えると話題になりますが

筆者が思うに背骨がしっかり伸びているから肩の力が抜けていたという事。

 

 

素振りなどで肩の筋肉をあまり使っておらず体幹の筋肉で素振りをしていたのでは?

胸椎、胸郭を操作出来る事を前提にすると体幹の意識は別次元と考えていい

 

 

現代人が鎧兜をつけて武器を振り回すのと昔の武士が鎧兜をつけて武器を振り回すのでは

使っている関節が既に違う可能性すらある。

 

 

現代人が昔の合戦を再現と言って日本刀を扱うけれど

それは昔の人がそういう風に使っていたかは疑問である。

 

 

使える関節が多いという事は使える筋肉も多くなるという事です。

古武道では腕と体幹を連動させる技術なんかもある。

 

 

 

まとめ

日本刀が両手持ちで扱われる理由

 

  • 両手持ちの方が応用が効く(槍などに持ち替えても使える)
  • 肉体の強化に最適
  • 両手持ちの方が片手よりも圧倒的に強かった

 

 

単純に両手持ちが強いというだけじゃなくて槍に持ち替えたり棒に持ち替えても使える技術を目指した結果ではなかろうか?

逆に海外の剣術に片手持ちが多かったりするのは体幹を扱う技術が未熟だったのではなかろうか?

 

 

ではでは(^ω^)ノシ

 

この記事もおすすめ

日本武術と中国武術の違いとは?簡単に言えば使ってる武器?「考察」

 

 

懐が深いとは?武術においてアドバンテージになる

 

 

大太刀と長巻って?日本刀は戦場ではサブウェポンだったというのは間違い

 

 

 

 

 

 

管理人の著書

 

-スポーツ知識
-, ,