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海外では生卵を食べない理由とは?日本だけなの?

海外では生卵を食べない国が大多数だ

日本の食文化が海外でも認知されているがまだまだ受け入れられていない面がある。

生卵を食べる文化がその一つ

 

 

 

海外で生卵を食べない理由というのはサルモネラ菌に感染している可能性があるし

鶏は総排泄腔そうはいしゅつこうから卵を産む、簡単に言えば肛門から卵を産んでいるため生で食べるのに忌避感を抱く人がいる

 

 

 

 

 

サルモネラ菌に感染しているから?

サルモネラ菌とは食中毒を起こす細菌であり

うっかり感染してしまうと

 

嘔吐や下痢、悪心などの症状でもだえ苦しむ事になる。

また、35℃~43℃の環境で活発に活動する特徴もあり

 

 

人間の体温がちょうどいい環境である。

 

サルモネラ菌は75℃以上1分間の加熱でほとんど死滅するので加熱してしまえば問題がない

 

 

日本の鶏卵は特別?

日本の鶏卵は出荷前に卵殻をきれいに洗って殺菌処理してから出荷します。

だから圧倒的にきれいな状態であり、サルモネラ菌がついていない状態だから

生卵を食べても平気

 

 

水で洗って次亜塩素酸ナトリウム溶液で消毒してあるから安全

海外だとそういった事をしないからサルモネラ菌に感染する危険性がある。

 

 

  1. 卵の洗浄と殺菌
  2. 出荷に使う車はこまめに洗浄
  3. 作業衣・作業靴の交換
  4. 手指の消毒
  5. 防鳥ネットを張り、野生動物の侵入を防ぐ

 

こういった努力で卵の安全性は担保されています。

 

 

 

 

海外でも生卵は食べられている?

タルタルステーキは生の肉に卵黄を落とした料理

黒こしょうが効いています。

 

 

 

ドイツのハンブルク地方で流行った料理でハンバーグの原型にもなった料理です。

 

ユッケ

韓国の料理で生肉とごま油、卵黄を使った料理

タルタルステーキと原典は同じでモンゴル帝国の影響を受けている

 

 

マヨネーズ

生卵の卵黄と酢や塩、油を使って作る万能調味料

生の卵を使い酢や油で殺菌している。

 

日本でも海外でも定番の調味料ですね。

 

生卵を使ったカクテル

卵黄を使ったお酒「ゴールデンフィズ」や「レッドアイ」

 

ゴールデンフィズ

 

ゴールデンフィズはドライ・ジンにレモン果汁、卵黄などを混ぜたカクテル

日本でいうと卵酒のような立ち位置のカクテル。

オランダで生まれたカクテルですがイギリス、ドイツなどでも飲まれている

 

 

レッドアイ

ビールとトマトジュースで作るカクテルです。

生卵を落とすレシピだったのですが現在は生卵を使わないレシピが主流

 

 

1988年に制作されたトム・クルーズ主演の映画『カクテル』の原作では

レッドアイの瞳として生卵が使用されています。

 

 

 

他にも卵白を使った「グリーンフィズ」や「ピンクレディ」

アメリカ伝統のクリスマスのお酒「エッグノッグ」も生卵(全卵)を使っています

カクテルの語源がフランス語でたまご屋を意味する(コクティエ)から来ています。

 

 

まとめ

生卵が日本で食べられているのは厳格な基準で洗浄、殺菌されているからです。

海外では生卵を食べるのは難しい

きちんと殺菌している卵が少ないから

 

ただ、タルタルステーキなどに使われているし一部のカクテルに使われているため

全く生卵を食べないという事はない

 

 

ではでは(^ω^)ノシ

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