当サイトはアフィリエイト広告を使用しています 食事の雑学

醤油と味噌はどっちが先に発明された?

味噌と醤油はどちらが先に発明されたのでしょうか?

どちらも大豆を麹で発酵させたものです。

手前味噌なんて言葉があるくらい味噌は作ろうと思えば家庭でも作れる

 

 

醤油は作るのが難しい印象

味噌と醤油はいつ頃、料理に使われるようになったのか?

いつ頃から庶民が気軽に食べるようになったのか?

 

漫画【信長のシェフ】でまだ、醤油はないのか!

って気がついて味噌の上澄み液で照り焼きチキンを作った話もあったから

漠然と味噌のほうが先だと思っていました。

 

 

 

 

どっちが先?

味噌の方が先に発明されました。

飛鳥時代(593年〜710年)頃には味噌があったと言われています。

 

醤油は室町時代中頃に生まれた調味料とされています。

 

 

味噌のほうが醤油よりも先に作られた!

 

味噌の歴史

味噌の起源は古代中国の醤(ひしおorしょう)だと言われています。

大豆の塩蔵食品で半流動状の粘稠性をもつ調味食品

 

醤にはいろいろな種類がありますね。

  • 草醤(くさびしお)
  • 肉醤(ししびしお)
  • 穀醤(こくびしお)
  • 魚醤(うおびしお)

 

草醤は漬物、肉醤は塩辛、穀醤は醤油の原型ですね

魚醤はしょっつるとかナンプラーと呼ばれたりするやつです。

 

大宝律令によると宮内省の大膳職に属する「醤院(ひしおつかさ)」で大豆を使って造られていました。

 

 

日本では熟成途中のものが美味しくて人気になり味噌として独立したというわけです。

味噌の語源は未醤(みしょう)であったと言われています。

 

みしょう→みしょ→みそ

 

という感じで言葉が変化した。

 

 

味噌は元々、高級品で寺院や貴族しか食べられなかった

 

平安時代の頃は坊主や貴族しか食べられなかった

高級官僚のお給料として味噌が支給されていました。

 

味噌という言葉が文献に掲載されたのが901年ごろ

ちなみに味噌の噌はミソのために作られた漢字です。

 

 

鎌倉時代の頃は中国から渡ってきた僧が「粒みそ」をすり鉢ですり潰したすり味噌が使われるようになり

信州の禅僧覚心が中国から径山寺(きんざんじ)味噌の製法を持ち帰り

製造過程で桶に溜まった液体がたまり醤油に近いものだと言われています。

 

鎌倉時代にすり味噌が広まったおかげでみそ汁が誕生しました。

粒味噌よりも水に溶けやすいため汁物に出来たというわけです。

 

 

 

室町時代には大豆の生産量が増え、庶民が味噌汁を飲むように

 

 

戦国時代には兵糧としても重宝された。

味噌を干したり焼いたりして作るみそ玉

江戸時代には工業的に生産されるようになった

 

 

 

 


 

鎌倉時代にたまり醤油が発見される

 

鎌倉時代に味噌を作る過程で桶に溜まる液体が煮物に使えると分かり料理に使うようになった。

 

これがたまり醤油の始まり

 

 

醤油という名前は室町時代から

醤油という名前が文献に登場するのが室町時代

醤油と呼ばれる前は垂(たれ)みそ、薄垂(うすたれ)呼ばれており

現在の醤油になる原型は戦国時代以降に作られる

 

 

戦国時代以降、日本各地で作られるようになった。

江戸時代になると京都や大阪から江戸に入ってくる下り醤油が品質が高くて人気

 

 

京都や大阪から入ってくるものを「下りもの」逆にそれ以外を「下らない」

品質が劣るものとして扱われたそうです。

 

くだらないの語源にもなっています。

 

 

 

 

 

まとめ

味噌の方が先に発明された

飛鳥時代に味噌の原型になる醤(ひしお)が古代中国から伝わる

 

平安時代には貴族の間で味噌が食べられるようになる

 

鎌倉時代になると味噌を作った桶の底に溜まった液体を料理に使うようになる。

 

室町時代になると醤油という言葉が使われるようになる

醤油の原型は戦国時代以降に作られ全国で生産されるようになる。

 

  1. 味噌→飛鳥時代以降
  2. たまり醤油→鎌倉時代
  3. 醤油→戦国時代以降

 

これは面白いですね

 

ではでは(^ω^)ノシ

 

この記事もおすすめ

唐揚げの下味は一晩漬け込むのはOK !醤油とにんにくがあれば失敗しない!

 

 

目玉焼きには塩胡椒? 醤油?どんな調味料をかける?

 

 

醤油を一気飲みすると発熱する?仮病に使うには

 

 

 


 

 


管理人の著書

 

-食事の雑学
-,