先日、Twitterで金箔でコーティングされたソフトクリームがある事を知りました。
金箔って華やかでいいと思うのですが。
いくら薄くしても金属、黄金です。
食用とは言え体に害はないのか不安ですね。
金は人体に吸収されないので安全だと言われていますが実際はどうなのでしょうか?
果たして健康に害はないのでしょうか?
兼六園下で売ってた金箔ソフトクリームが斬新てレベルじゃないwwwwwwなんじゃこりゃwwww pic.twitter.com/mIDVWjiXMJ
— おしるこ@砲雷長崎B-01 (@oseruko2006) 2015, 10月 24
これはソフトクリームを金箔でメッキしたみたいになってるwww
見ためが豪華になるけど金箔は金属だから健康面で少し気になる。
お店で出せるくらいだからお腹を壊したりはしないだろうけど。
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金箔の味は?
金箔は無味無臭です。
純金は化学反応が起きにくい安定した金属だと言われています。
だからこそ飾りで使われるわけです。
味が変わりやすいキャビアみたいな魚卵をすくうスプーンは金のスプーンなのはこのせい
見ためを華やかにするために使われます。
確か金沢が金箔をよく使う地域だったはず。
金箔で飾られる食べ物
金箔って和食とかお酒に入っているけど、実際の所、体に害はないのでしょうか?
とても心配です。
金は消化吸収されないそうですが本当に影響はないのでしょうか?
金箔が飾られるのは和食がメインで
- 日本酒
- アイスクリーム
- 金箔入りの葛切り
- ぜんざい
- コーヒー
- 寿司
どれもこれも豪華で面白い
味は変化しないから飾りなんですけどね。
胃酸VS金箔
金は胃酸では溶けません。
金が溶けるのは王水と呼ばれる化合物でしか溶けない
王水は濃塩酸(猛毒)と濃硝酸(猛毒)とを3:1の体積比で混合してできる橙赤色の液体
胃酸は化学的にはpH1 - 2の塩酸なのだ。
なので金箔は溶けずに小腸に運ばれ大腸からうんことして出てくる。
金箔には銀も含まれていますが銀も胃酸に反応するものではありません。
なので食べても消化吸収されず体を素通りしてうんこに混ざるというわけです。
消化吸収されず役割としては食物繊維と同じ扱い。
金箔の全てが人体に害のないものなのか?
なんでこういう疑問がわくかというとこういうのを見つけたからです。
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金箔を作るときに銀や銅が使われていて食用の金箔は銅を抜いて作られているそうです。
食用の金箔は純金95%に銀5%のものが販売されているみたいです。
つまり不純物を取り除いて作られるため食用に限れば人体への害はないという事になります。
食用じゃない金粉や金箔は銅が含まれていて危険かもしれないので食べないようにしましょう。
金属アレルギー【純金】がある人は要注意
金属アレルギー、特に純金でアレルギー反応が出る人も希にいます。
純金は、アレルゲンになりにく金属ですので、アレルギー反応を起こす人はそんなに多くはありません。
しかし、絶対に起こさないということは言いきれないので、
金属アレルギーを持つ方は、注意は必要だと思います。
うっかり金箔入り日本酒とか飲んだら地獄だろうな~アレルギー反応とアルコールで滅茶苦茶になりそうです。
金や銀にアレルギーを持つ人には金箔は厳しそう。
長年、ピアスをしている人はアレルゲンを作りやすいそうですよ。
まとめ
金箔は消化吸収できないだけで人体への影響、害はないみたいですね。
金属アレルギーがある人は気をつけないとダメですが
純金の金属アレルギーは滅多にないから安心して金箔入りの食べ物が食べれます。
めったに食べないと思うけどwww
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