山芋と長芋、どちらもとろろにして食べる美味しいですが
長芋と山芋は明確に別品種なのでしょうか?
味も食感も変わらないような気がして混乱しますね。
長芋と山芋は同じ種類ですか?
山芋とは「ヤマノイモ科」の総称であり
長芋は山芋の一種です。
山芋にはいろいろあって
自然薯以外のナガイモ種でナガイモ群、ツクネイモ群、イチョウイモ群の3種類があります。
自然薯はヤマノイモ科ヤマノイモ属ヤマノイモ種、基本的に野生種だが近年、栽培が始まっている。
山芋の品種を一覧にすると
- 長芋(ナガイモ)
- ネバリスター
- イチョウイモ/大和芋
- イチョウイモ/大和芋
- つくね芋(大和芋)
- 自然薯
- 短形自然薯
- ダイジョ/大薯/台湾山芋
細長い形をした長芋
イチョウのような形をしたイチョウイモ
丸っこいつくね芋
などなど品種によっていろいろな形があります。
山芋が生で食べられる理由
山芋はすり下ろして【とろろ】にしたり細かく刻んでシャキシャキ食感を楽しんだり
我が家では乱切りにして浅漬けにして食べたりしています。
なぜ、他の芋(じゃがいも、里芋、サツマイモ)など違って生で食べられるかと言うと
消化酵素であるジアスターゼを含んでいるためである。
じゃがいもなどを生で食べる事ができると言いますがメジャーではありません。
それは生だとデンプンを消化できないからです。
消化不良で体調不良になってしまうからです。
具体的には腹痛や下痢になりやすい
山芋を生で食べる事ができるのは消化酵素を含んでいるからデンプンを分解してくれる働きがあるからですね
長芋は食物アレルギーになりますか?
長芋や山芋を食べてアレルギーが出る事はないが
山芋には「シュウ酸カルシウム」とい物質が皮の下に多く含まれており
シュウ酸カルシウムは針状の結晶を持つ物質のため
肌につくと痒くなってしまう事がある
これはアレルギーではなく誰でも起こりうる症状であり
命に関わるような症状はでない
山芋にはアセチルコリンという仮性アレルゲンがあります。
仮性アレルゲンとは食品自体にアレルギーのような症状を発生させる化学物質の事
仮性アレルゲンは食べても症状が出なかったり食べた量で症状が重くなったりする。
痒くなったり蕁麻疹が出たりすることも稀にある
アレルギーのように食べると必ず症状が起きるものではない。
まとめ
山芋は「ヤマノイモ科」で長芋はその中にある一つです。
山芋には
- ナガイモ群
- ツクネイモ群
- イチョウイモ群
などがあり消化酵素を含んでいるため生で食べられるのが特徴
シュウ酸カルシウムという針状の結晶構造を持つ物質を含んでいるため肌につくと痒くなったりする
また、仮性アレルゲンであるアセチルコリンを含んでいるから体が痒くなったりする症状が出る事も稀にある。
肌が痒くなったりするのは個人差がある。
山芋料理一覧(CHATGPT)
長芋(ながいも)は、さまざまな料理に使用できる多目的な食材で、日本や他のアジアの国で広く利用されています。
以下は長芋を使用した一部の代表的な料理です:
- とろろ:長芋をすりおろしてできる粘り気のあるペースト。とろろご飯やそばのトッピングとして使われ、生姜や醤油で風味付けされます。
- 山芋の天ぷら:長芋を薄切りにし、衣を付けて揚げた料理。サクサクとした食感が楽しめます。
- おろしポン酢:とろろや長芋のすりおろしをポン酢と混ぜ合わせたソース。刺身や焼き魚にかけて食べることがあります。
- なます:長芋、にんじん、大根などの野菜をみじん切りにし、甘酢に漬けたサラダ。夏季に爽やかな一品として楽しまれます。
- 長芋の煮物:長芋を薄切りまたは一口大に切り、だしやしょうゆで煮た料理。他の野菜や魚と一緒に煮ることもあります。
- 焼き長芋:長芋を焼いて、しょうゆやみりんで味付けした料理。シンプルで美味しい一品です。
- 長芋のおかか和え:長芋を薄切りにして、ごまとしょうゆを混ぜて和えたサラダ。
- 長芋のすり流し:長芋をすりおろし、だし汁と合わせた汁物、
これは一部の長芋料理の例であり、実際にはさまざまなバリエーションが存在します。
長芋はそのまま生で食べたり、加熱して調理したりすることができ、その多様性が料理の幅を広げています。
ではでは(^ω^)ノシ
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